説明

秋山錠剤株式会社により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】従来から存する通常の医薬品製造設備をそのまま使用して、薬物の苦味をマスキングした速溶出性の口腔内速崩錠を製造できる方法を提供すること。
【解決手段】顆粒成分として、苦味を有する薬物と水に不溶な高分子、ワックス状物質を含む混合物を用いて顆粒とし、この顆粒を熱処理した後、この顆粒表面に結合液を用いて、ワックス状物質を含む粉体で粉末コーティングして、このコーティング顆粒を熱処理し、このコーティング顆粒に崩壊剤、賦形剤を配合し、滑沢剤を加えて打錠することにより、薬物の苦味成分をマスキングした速溶出性の口腔内速崩錠を得る。 (もっと読む)


【課題】従来から存する通常の医薬品製造設備をそのまま使用して、優れた崩壊性と通常の取り扱いにおいて十分な硬度と耐摩損性を有し、かつ服用感の良い口腔内速崩錠を製造できる方法を提供すること。
【解決手段】結晶乳糖の粒子核に、ポリビニルピロリドンK−30の50%エタノール水溶液を添加し、次いで、前記ポリビニルピロリドンK−30の50%エタノール水溶液上に、予めエテンザミドに無水ケイ酸を添加・混合し、前記エテンザミドの粉末物性を改質した難溶性薬物エテンザミドをかけて、粉末コーティングし、次いで、この粉末コーティングした粒子を乾燥・整粒して粉末コーティング粒子とし、次いで、この粉末コーティング粒子に、造粒乳糖、結晶セルロース、クロスポビドンおよびマルチトールを加え、混合して混合物とし、次いで、この混合物に、ステアリン酸マグネシュウムを添加・混合した後、打錠して口腔内速崩錠を得る。 (もっと読む)


【課題】 特別新規な製造設備を要することなく、従来から存する公知の通常の製造設備により、優れた崩壊性と通常の取り扱いにおいて十分な硬度と耐摩損性を有し、かつ服用感の良い口腔内速崩錠を製造できる方法を提供すること。
【解決手段】 錠剤中に結晶化した糖類、または造粒した糖類を5〜40重量%含有した粒子を核として、そこに水溶性高分子及び/または水に不溶な高分子を含む溶液を用いて、薬物または、薬物を含む粉体で粉末コーティングした粒子と、1〜30重量%の崩壊剤と、0.1〜5重量%の滑沢剤を混合し、100〜900Kgfの打錠圧で打錠して口腔内速崩錠を得る。 (もっと読む)


1 - 3 / 3