説明

独立行政法人水資源機構により出願された特許

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【課題】ゲート昇降装置のブレーキ装置の異常・劣化診断を、より簡易な構成で行えるようにする。
【解決手段】ワイヤロープ2eの巻き取り、巻き戻しによりゲート1を昇降して水路cを開閉するワイヤロープ式水門設備の、ゲート昇降装置2におけるブレーキ装置2bが異常或いは劣化しているか否かを診断する。減速機2cの出力軸2cbに連結された開度計3でゲート1の昇降を停止した瞬間とゲート1の昇降を再開した瞬間のゲート開度を検出する。検出した信号を開度発信器5から出力し、前記両信号の差を開度差算出器7aで演算する。異常・劣化判断部7bは、前記演算した両信号の差を予め設定された閾値と比較し、前記差が閾値を超えている場合に異常或いは劣化していると判断して信号を出力する。
【効果】より簡易的、直接的に診断することができ、複雑な動作をするゲート設備においても、信頼性の高い診断が可能になる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、排気装置のホースと絡むことなく、ホースが水面に露出するという問題を生じずに、余剰空気を効率よく排気する、深層曝気装置を提供する。
【解決手段】本発明の深層曝気装置は、水中に浸漬して自立可能な装置本体と、この装置本体に設けられた装置本体内のエアーを排出する排気管とを備える、深層曝気装置であって、前記装置本体の上部と前記装置本体外部とを連通する1以上の流路を備え、この流路の一端は、前記装置本体の上部のエアー層に面し、他端は通常使用時における反転水面より低い位置に設けられている。 (もっと読む)


【課題】水中に放出される気泡をより細分化(微細気泡化)することができる気泡排出装置を提供する。
【解決手段】起立姿勢に保持された状態で水底付近に係留される揚水筒7と、この揚水筒7内に気泡gを噴出する散気管部材(気泡排出部)8とを備えている。気泡gによって、揚水筒7の下端開口7aから上端開口7bに向けて揚水した下層水jを表層に循環させる空気揚水装置(気泡排出装置)である。揚水筒7の上端開口7bと所定の隙間S2を隔てて対向するように配置され、この上端開口7bから水中に排出される気泡gを衝突させて微細気泡hに細分させる細分部材15を備えている。 (もっと読む)


【課題】曝気本体内の空気溜め室に溜まった余剰空気が非圧縮空気であっても、水温の均一化や藻類の発生を抑制ができるように、表層の水を効果的に攪拌可能な水没式複合型曝気装置を提供する。
【解決手段】ダム湖等の湖底1に係留されて、湖底1付近の深層の水をエアレーションにより循環させる曝気本体24の上部に、排気調整弁(フロート弁33C)を有する散気管27を設けている。この散気管27で、曝気本体24内の空気溜め室10に溜まった余剰空気dを水中に散気して、表層の水を攪拌させるようにした水没式複合型曝気装置22である。散気管27は、この散気管27から水中に排出される非圧縮の余剰空気dの空気塊を細分させる細分部材38A〜38Dを備えている。 (もっと読む)


【課題】セメンテーション処理やボーリング孔内への連続注水のような煩雑な作業を行ったり、高価な電極を用いることなく、ボーリング孔内に配置された孔内電極と孔壁とを導通させることができる作業性及び経済性に優れた電気探査比抵抗法を提供する。
【解決手段】複数の電極3;4が、地盤に設けられた一対のボーリング孔2内において上下に所定間隔を隔てて設置されたとともに一対のボーリング孔間の地表面Sにおいて所定間隔を隔てて設置された構成と、測定装置7とを用い、測定装置7が任意の一対の電極間に電流を流すとともにその他の一対の電極で測定された電位を測定する電気探査比抵抗法において、ボーリング孔2内の地下水位Wよりも上方の空間に水よりも流動性の低い導電性材料(泡10)を入れて孔内の電極とボーリング孔の孔壁22との導通を確保した後に任意の一対の電極間に電流を流した。 (もっと読む)


【課題】観測作業の自動化が容易であると共に、信頼性の高い観測結果を得ることができる降雪深観測装置、及び降雪深観測方法を提供する。
【解決手段】 降雪深観測装置1は、上下方向に延在する支柱2と、支柱2に設けられ、雪を透過可能な第1の観測波W1を照射すると共に、反射層14により反射された第1の観測波W1を検出する第1の観測波照射手段3と、支柱2に設けられ、雪面12に反射層14を形成する反射層形成手段4と、第1の観測波照射手段3による第1の観測波W1の検出結果を利用して、反射層14上に積もった雪の深さを算出する演算手段3と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】深層の嫌気化の予防と同時に、余剰エアーを有効に利用することによって、表層におけるアオコのような藻類の発生を抑制できるとともに、景観性を損なうことがなく、維持管理費も削減できる一方、構造が極めて簡単で動作不良等が無く、コスト安に製造できるようにした水没式複合型曝気装置を提供する。
【解決手段】曝気装置22の曝気本体24の上部に、排気調整弁を有する散気管27を設けて、排気調整弁は、散気管27の外周に排気穴27cを形成するとともに、この散気管27の外周に所定の隙間を隔てて嵌合して、エアー溜め室10の反転水面の変動に追従して上下動する筒状のフロート弁33Cを設けて、このフロート弁33Cで、反転水面が上がったときに排気穴33cを閉じ、反転水面が下がったときに排気穴33cを開くようにした。 (もっと読む)


【課題】搬送管が閉塞していることを検知できる閉塞検知機能付き搬送装置を提供すること。
【解決手段】斜面2の上方部から下方部へコンクリート3を搬送し、斜面2の下方部の施工現場に供給するコンクリート3の搬送装置であって、コンクリート3の搬送管12内のコンクリート3の重量が与える負荷を計測するセンサと閉塞判断手段を備えている。これにより、センサから読み取った情報と、実験値から予想される閉塞閾値を比較して、閾値を超えているか否かによって、搬送管12の閉塞を推定し、出力部18から閉塞を警告する。また、監視端末17からの指令によって、電動機駆動用制御盤15を介して運転制御を行う。 (もっと読む)


【課題】地震発生の後、短時間でダムの外部変形度合いを高精度に評価できるようにした、ダムの外部変形評価方法を作成することが課題である。
【解決手段】ダムに設置された複数のGPS受信装置を用いてリアルタイムに外部変形度合いを計測し、得られた時系列計測データからCPUによりダムの変位データを算出して記憶手段に記憶すると共に、該変位データにフィルタ処理・平滑処理を行なった処理済み変位データを算出して記憶手段に記憶するようにしたダムの外部変形具合の評価方法において、地震発生信号により地震前に算出したダムの変位データにおける標準偏差σと地震後におけるダムの変位データの平均値xとを算出し、該平均値xと地震前の標準偏差σとを用い、前記CPUでZ推定により変位を算出するようにした。 (もっと読む)


【課題】 従来対策の難しかった鞭毛藻類の増殖を効率よく抑制できる鞭毛藻類の異常増殖抑制方法及び装置を提供すること。
【解決手段】 取水した湖水に物理的な大きなせん断力を与え、あるいは加圧条件下で強い乱流を与えることにより、鞭毛藻類の遊泳能力を失わせ、この遊泳能力が失われた鞭毛藻類を日光が達せず鞭毛藻類が増殖しない水深部に向けて放出する。または、揚水発電施設内の水圧管路を通過する水流に物理的な大きなせん断力を与え、あるいは加圧条件下で強い乱流を与えることにより、鞭毛藻類を枯死あるいは遊泳能力を失わせ、この枯死あるいは遊泳能力が失われた鞭毛藻類を日光が達せず鞭毛藻類が増殖しない水深部に向けて放出する。 (もっと読む)


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