説明

帝人ソルフィル株式会社により出願された特許

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【課題】電池用セパレータとして好適に用いられるポリオレフィン微多孔膜の製造方法を提供する。
【解決手段】粘度平均分子量が5×10以上のポリオレフィンおよび粘度平均分子量が5×10未満のポリオレフィンを含むポリオレフィン組成物5〜70重量部と、沸点200℃以上の溶媒(A)および沸点200℃未満の揮発性溶媒(B)からなる混合溶媒30〜95重量部と、を含む溶液を調製する工程と、前記溶液を加熱・ダイ押出・冷却してゲル状組成物を形成する工程と、溶媒(B)を除去する工程と、延伸する工程と、溶媒(A)を除去する工程と、を実施し、溶媒(B)の除去工程後、かつ、前記延伸工程前における前記ゲル状組成物中に含まれる溶媒の含有量を、10〜80重量%にすることを特徴とするポリオレフィン微多孔膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 コンデンサー、キャパシター、電池に使用でき、高エネルギー、大出力に十分な効果を示し、かつ、シャットダウン機能と高温形状安定性を兼ね備えた2次電池またはキャパシターのセパレーターとして有用な複合体シートを提供すること。
【解決手段】 少なくとも200℃以下の融点を有する熱可塑性ポリマーの多孔質シート層と実質的に安定融点を有しない有機化合物層のファイブリッドまたは短繊維またはフィブリル化したパルプからなる不織布状シートとを積層した少なくとも2層以上の層構造をなしている複合体シート。 (もっと読む)


【課題】電池用セパレータとして好適に用いられるポリオレフィン微多孔膜、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】粘度平均分子量が5×10以上の超高分子量ポリオレフィンを1重量%以上含むポリオレフィン組成物からなり、空孔率25〜60%であり、枝幹状のフィブリルからなる開孔構造を有するポリオレフィン微多孔膜であって、走査電子顕微鏡で表面観察される開孔部の占める面積が80%以上であり、開孔部において、幹状フィブリルの平均直径が0.01〜0.05μmであり、幹に交差する枝状フィブリルの平均直径が0.01〜0.03μmであることを特徴とするポリオレフィン微多孔膜。 (もっと読む)


【課題】 貫通ピンホールの存在を極力排することの可能な、接着性の改善された自立性多孔質セラミックシートを提供すること。
【解決手段】 ポリオレフィンとセラミック粉末とから主としてなる多孔質セラミックシートにおいて、ポリオレフィンが、粘度平均分子量120万以上の超高分子量ポリエチレンから主としてなり、且つ該シート中には、セラミック粉末が少なくとも該シートの容積を基準として45%以上を占めるように含有されているとともに、圧着性付与剤としてのメタロセン触媒系直鎖状低密度ポリエチレンを少なくとも含むことを特徴とする、自立性多孔質セラミックシート。 (もっと読む)


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