説明

ナノバイオデザイン リミテッドにより出願された特許

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【課題】水溶性キメラタンパク質を提供する。
【解決手段】キメラタンパク質は、哺乳類又は植物のチトクロムP450由来のヘム領域、及び、一般的に電子伝達領域を含有する、巨大菌のP450BM3由来のスカフォールド領域を含む。上記タンパク質は、野生型の哺乳類又は植物P450の膜結合部を含まず、このため水溶性である。上記タンパク質は、酵素として、上記野生型の哺乳類又は植物P450の基質に対して活性であり、電子は電子伝達部、例えばFAD又はFMN等の上記スカフォールド領域の一部に移動される。上記タンパク質は、上記ヘム領域の基質特異性を分析するのに、又は、分析対象物である基質を検出するのに有用である。 (もっと読む)


【課題】キメラタンパク質が固定化された電極を提供する。
【解決手段】キメラタンパク質は、ある供給源由来の酸化還元触媒領域及びこれと異なる供給源由来の電子伝達領域を含む。上記タンパク質は、上記酸化還元触媒領域のための基質が作用し、電子を上記酸化還元触媒領域と上記電子伝達領域との間で、及び、上記電子伝達領域と電極との間で移動させる方法において用いられる。上記電極における電流又は電圧を、分析対照物である基質の存在又は量を決定するために監視することができる。また、電流は、上記電極を通って、上記基質の反応を引き起こすために、例えば試料を解毒するために放出されてよい。上記酸化還元触媒領域はチトクロムP450由来のものが好ましく、上記電子伝達領域はフラボドキシンであってよい。 (もっと読む)


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