説明

株式会社KM環境技研により出願された特許

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【課題】 特に上位にある濾過体の異物によるフィルタの目詰まりを防止し、処理水の濾過容量をできるだけ多く確保し、濾過効率の向上を図る。
【解決手段】 基台1に設けられ処理水が流下するように先端13を基端14より下方に位置させて傾斜されるとともに底面15に流下する処理水を濾過する網状のフィルタ16を有し先端13側に流下した処理水を排水として排出する排出口17を有した濾過体10を複数備え、複数の濾過体10を、各濾過体10のフィルタ16を通過した処理水を順次受けるように上下に離間させて配置するとともに最上位の濾過体10aから順に傾斜角度が緩やかになるように設置し、各濾過体10のフィルタ16の目の粗さを、最上位の濾過体10aから順に細かくなるようにし、処理水供給部20により最上位の濾過体10aに処理水を供給し、最下位の濾過体10bを通過した水を濾過水として取り出す。 (もっと読む)


【課題】装置数を増やすことなく、汚水中の固形物を確実に除去することのできる固液分離装置を提供する。
【解決手段】貯留槽11の上部に、下側がテーパー部を有する固形物沈殿領域12Aで、上側が円筒状の曝気領域12Bである固液分離槽12を設置し、曝気放水ポンプ装置13にて、上記貯留槽11内の汚水に多数の気泡を混合させて固液分離槽12内に噴出させ、比重の重い固形物は固液分離槽12の下部に集めて固形物分離器19に送って上記固形物を取り除いた後上記貯留槽11に戻す。また、固液分離槽12の液面に浮遊する比重の軽い微細な固形物が付着された水泡を水泡回収管15で、液面近傍の汚水を汚水回収管16で回収した後、固形物分離器19及びスクリーン装置18にて、上記微細な固形物を除去して上記汚水を上記貯留槽11に戻す。一方、曝気領域12B下部に設けられた処理水取出管10bから上記固液分離槽12内の汚水を取出す。 (もっと読む)


【課題】微生物が付着された担体が設置された浄化槽に送る汚水中の溶存酸素濃度を十分に高めることのできる汚水処理装置を提供する。
【解決手段】貯留槽1の上部に、その表面に汚水中の有機物を分解する微生物が付着された担体6を備えた浄化槽2を設置し、貯留槽1内に設置された水中ポンプ31から吐出された汚水中の気泡を微細化させながら上記浄化槽2へ吐出させる構成の汚水処理装置において、上記水中ポンプ31の開口部側に遮蔽部材33を配置して汚水の吸込み流路を制限するとともに、一端が空気中に開口し、他端側が上記水中ポンプ31の吸込み口近傍に開口する遮蔽部材33の吸気導入路33cと連通する吸気管34を配置して、貯留槽1から水中ポンプ31により浄化槽2へ送られる汚水中へ多量の空気を巻き込むことができるようにした。 (もっと読む)


【課題】飼育水中の有機物についても分解処理できるとともに、溶存酸素濃度の高い飼育水を養殖水槽内へ戻すことのできる循環型養魚システムを提供する。
【解決手段】飼育水中の有機物を分解して浄化する微生物処理装置を、固液分離された飼育水を貯留する貯留槽51と、エアレーション送水ポンプ54と、上記貯留槽51の上部に配置される、その表面に微生物が付着された担体が設置された浄化槽53と、上記エアレーション送水ポンプ54から吐出された飼育水を上記浄化槽53内へ吐出させる第1の吐出手段56と、上記浄化槽53の上部から上記養殖水槽1内へ戻すための吐出管と、上記吐出管の内部に配設された、一端が上記吐出管の突出口側に開口する空気導入管とを備えた第2の吐出手段57とから構成し、上記養殖水槽1内へ、微生物により浄化された溶存酸素濃度の高い飼育水を戻すようにした。 (もっと読む)


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