説明

森食品工業株式会社により出願された特許

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【課題】杏や桃といったバラ科の果実未成熟果肉や仁には、猛毒のシアン化水素を発生する青酸配糖体アミグダリンやプルナシンが高濃度で含まれているため、食品として利用することができず、廃棄処分されていた。青酸配糖体を効率的に低減化することができれば、青酸配糖体を含有する未成熟果肉や仁を、食品として有効利用することが可能になる。
【解決手段】1〜50%のエタノール水溶液に青酸配糖体を含有した食品素材を、その形態に係らず所定の温度に保ったまま浸漬することにより、青酸配糖体を除去するものである。さらに1〜50%のエタノール水溶液から水への漬け替えを行うことで、青酸配糖体をより低減化することができ、食品素材中に残留したエタノールも除去することができる。 (もっと読む)


【課題】割った後の殻が内部に詰まって種割り動作が中断してしまうことのない種割機を提案すること。
【解決手段】杏子種割機1は、垂直回転円盤26の円形外周面26aに沿って90度角度間隔に取り付けた種搬送部材27を備え、各種搬送部材27には外方に開口した種割用凹部27aが形成されている。種割用凹部27aは上向き姿勢の状態において種供給位置28Aで種8を受け入れ、下向き姿勢の種排出位置28Bに移動する間に、カム機構32によって側方から押し込まれる種割棒31によって種8の殻が割られる。殻が割れた後の種8は種排出位置28Bにおいて種割用凹部27aから落下して排出される。種割用凹部27aは下向き姿勢で種供給位置28Aに向けて戻るので、その間に内部に残っている異物が落下し、エアーノズル36から圧縮空気が吹き付けられて異物が吹き飛ばされる。 (もっと読む)


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