説明

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構により出願された特許

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【課題】FT合成反応用触媒に由来する触媒微粉末がFT合成油のアップグレーディング工程の反応系へ流入することを抑制できる炭化水素油の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の炭化水素油の製造方法は、触媒で懸濁した液体炭化水素のスラリーを内部に保持するスラリー床反応器C2を用いたフィッシャー・トロプシュ合成反応により、触媒に由来する触媒微粉末を含む炭化水素油を得て、精留塔C4により炭化水素油を留出油と触媒微粉末を含む塔底油とに分留し、塔底油の少なくとも一部を貯槽T2に移送し、触媒微粉末を貯槽T2の底部に沈降させて捕集し、塔底油の残余の精留塔C4から水素化分解装置C6への移送、及び/又は貯槽T2により触媒微粉末が捕集された塔底油の上澄みの貯槽T2から水素化分解装置C6への移送を行い、水素化分解装置C6を用いて塔底油の残余及び/又は塔底油の上澄みを水素化分解する。 (もっと読む)


【課題】磁性粉とともに凝集剤の使用量を低減し、処理水質の向上を図った凝集磁気分離装置を提供する。
【解決手段】処理対象の排水に凝集剤及び磁性粉を添加することにより磁性フロックを生成する凝集部と、生成された磁性フロックを磁気力により分離する磁気分離部とを有して、磁性フロックを分離することにより被除去物を排水から除く凝集磁気分離装置において、前記分離された磁性フロックをせん断力により分解して磁性体を回収する磁性体回収部と、回収された磁性体を前記凝集部に返送する回収磁性体返送ラインと、返送された回収磁性体に基づく物理量によって、凝集剤の添加量を制御する制御部を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 安全かつ環境汚染等の恐れがない流体輸送用可撓管内部の流体の抜き取り方法等を提供する。
【解決手段】 液化ガスタンク5は、海底から採取した天然ガス等のガスを液化し、液化ガスを貯留するためのものである。液化ガスタンク5は、配管9を介して巻き取り装置3と接続される。巻き取り装置3は、軸18を中心に回転可能なドラム15と、ドラム15に巻きつけられる可撓管17等から構成される。軸18は、スイベルジョイント13を介して、配管9と接続される。したがって、配管9は、軸18内部、配管21を通じて、可撓管17と連通する。液化ガスタンク5と巻き取り装置3とを接続する配管9は、途中で分岐し、流体処理施設7と接続される。流体処理施設7としては、例えば、ガスタービンエンジンなどが適用できる。 (もっと読む)


【課題】専用の熱付け油を使用することなく精留塔を予熱することができ、また、使用した熱付け油を廃油とすることなく製品として利用可能な精留塔のスタートアップ方法の提供。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成油に含まれるワックス留分を水素化分解して得られる水素化分解生成物と、前記合成油に含まれる中間留分を水素化精製して得られる水素化精製生成物とが供給され、分留される精留塔のスタートアップ方法であって、中間留分水素化精製工程から供給される水素化精製生成物を用いて前記精留塔の予熱を行う予熱工程を有することを特徴とする精留塔のスタートアップ方法。 (もっと読む)


【課題】FT合成反応における一時的な反応温度の設定値からの乖離又はスラリー液面高さの変動が生じた際の、精留塔に供給する軽質炭化水素油と重質炭化水素油との比率及び流量の変動を抑制できる炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の炭化水素の製造方法では、フィッシャー・トロプシュ合成反応により炭化水素を合成するときの設定反応温度に基づいて軽質炭化水素油及び重質炭化水素油のそれぞれの推定生成速度を求め、一時貯留した各バッファタンク91,92からの軽質炭化水素油及び重質炭化水素油の抜き出し流量を、前記それぞれの推定生成速度と等しくなるように制御し、精留塔40に供給する。 (もっと読む)


【課題】FT合成反応による燃料油製造設備において、特別な設備を必要とせず、被覆処理による安定化処理を施すことなく、簡略化された工程によるFT合成反応用活性化触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のフィッシャー・トロプシュ合成反応用活性化触媒の製造方法は、無機担体に活性金属を担持してなるフィッシャー・トロプシュ合成反応用触媒を、水素ガスを含むガスにより還元処理するフィッシャー・トロプシュ合成反応用活性化触媒の製造方法であって、前記還元処理を、フィッシャー・トロプシュ合成反応原料である合成ガスを製造するための炭化水素原料の水素化脱硫を行う反応器(脱硫装置10)、フィッシャー・トロプシュ合成反応を行う反応器30、フィッシャー・トロプシュ合成反応により合成された合成油の水素化処理を行う反応器50、52、54のいずれかにおいて施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】専用の熱付け油を使用することなく精留塔を予熱することができ、また、予熱に使用した流体を廃油とすることなく製品として利用可能な精留塔のスタートアップ方法の提供。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成油に含まれるワックス留分を水素化分解して得られる水素化分解生成物と、前記合成油に含まれる中間留分を水素化精製して得られる水素化精製生成物とが供給され、分留される精留塔のスタートアップ方法であって、前記水素化分解生成物の少なくとも一部であって、常温常圧で液状である炭化水素油を含む流体を用いて、前記精留塔の予熱を行うことを特徴とする精留塔のスタートアップ方法。 (もっと読む)


【課題】希土類元素の抽出率を80%以上に設定した場合であっても、鉄の抽出率が10%以下となる希土類元素を浸出する方法を提供する。
【解決手段】希土類元素−Fe系合金を焙焼後、酸浸出処理を施すことにより希土類元素を浸出するに際し、500〜1000℃の焙焼温度まで10℃/min以下の速度で昇温し、該焙焼温度で0.5時間以上焙焼することにより、該希土類元素−Fe系合金中のFeをFe2O3主体のFe酸化物とし、ついで酸浸出処理により希土類元素を浸出させる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、流量および気液割合が経時的に大きく変化する気液多相流体を、高圧においても安全に、高い分離効率で気体と液体に分離することができる気液分離器及びこれを用いた流量計測装置を提供すること。
【解決手段】気液分離器1は、平面視において、胴部13の内側面と、内筒50の外側面とは同心円状となっており、入口配管20は、平面視において、胴部13の中心軸に向かって設けられ、ガイド板60は、入口配管20の方向から見た側面視において、少なくとも入口配管20の一方の側方を覆い、非水平方向を長手方向とするガイド板側部61と、入口配管20の方向から見た側面視において、ガイド板側部61から入口配管20の真下を覆ってガイド板側部61と連続して設けられ、非鉛直方向を長手方向とし、平面視において部分円環形状であるガイド板下部62と、を有し、ガイド板下部62と、胴部13との間の少なくとも一部に空隙を有する。 (もっと読む)


【課題】水素化分解工程に供給されるワックス留分の流量が減少した場合における、水素化分解生成物中の有機酸類の残存による水素化分解装置の下流の機器の腐食と、中間留分の収率の低下を抑制する。
【解決手段】FT合成反応により得られるワックス留分を水素化分解する水素化分解工程と、得られた水素化分解生成物16を気液分離するとともに、液相を炭化水素油相と水相とに分離する気液/油水分離工程と、分離された炭化水素油相を精留塔20において分留し、少なくとも中間留分と塔底油とを得る分留工程と、塔底油を水素化分解工程に再供給するリサイクル工程とを備える水素化分解方法であり、水素化分解工程のLHSVは0.6〜2.0h−1、反応温度は290〜310℃、前記水相の常温におけるpHは6以上である。 (もっと読む)


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