説明

マイクロマス ユーケー リミテッドにより出願された特許

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【課題】ETDプロダクトイオンまたはETDフラグメントイオンが有する比較的高い電荷状態を低減する質量分析計を提供する。
【解決手段】親イオンの電子移動解離フラグメンテーションによって生成された高電荷のフラグメントイオンの電荷状態が、当該フラグメントイオンをオクタヒドロピリミドールアゼピンなどの中性超強塩基試薬ガスと反応させることによってプロトン移動反応セル内で低減される質量分析計が開示される。 (もっと読む)


【課題】質量分析計の大気圧イオン源から真空ステージへのイオンの効率的な移送を実現する、改良された質量分析計を提供する。
【解決手段】サンプリングコーン3とコーン−ガスコーン4とを含み、サンプリングコーン3を通過し、質量分析計の後続ステージに入り、当該ステージを通過する分子質量が高いイオンの移送を向上させるために、使用時に、六フッ化硫黄(「SF6」)をコーンガス5としてコーン−ガスコーン4とサンプリングコーン3との間の環状部へ供給する質量分析計が開示される。 (もっと読む)


翻訳後修飾ペプチドの検出および配列決定を行う方法が開示され、同方法においては、負イオンプリカーサースキャン(1)を実行する。次に、負イオン高分解能MSスキャン(4)を実行し、次に、正イオンモードにおけるMRMチャンネルを決定し、モニタリングする(5)。次に、正イオンMS/MSスキャンを実行する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】質量分析計の最初の真空室の内部にグロー放電デバイスを備える質量分析計が開示される。グロー放電デバイスは、真空室内に設けられた隔離弁15の内部に位置する管状の電極14を備え得る。試薬蒸気が、管状の電極14を通って提供され得、続いて、グロー放電によってイオン化される。結果として生じる試薬イオンは、大気圧イオン源によって発生させる分析種イオンの電子移動解離に用いられ得る。他に、グロー放電デバイスによって発生させるイオンが、分析種イオンの電荷状態をプロトン移動反応により低減するために用いられ得るか、またはロックマスイオンもしくは参照イオンとして作用し得る実施形態が考えられる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】分析用の第2のイオントラップ5の上流に配置された第1のイオントラップ2を含む質量分析計が提供される。第1のイオントラップ2の電荷容量は、第1のイオントラップ2の電荷容量限度まで第1のイオントラップ2内に蓄積されたすべてのイオンが次いで第2のイオントラップ5に移動する場合、第2のイオントラップ5の分析性能が空間電荷作用によって実質的に損なわれないような値に設定される。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】親イオンの電子移動解離フラグメンテーションによって生成された高電荷のフラグメントイオンの電荷状態が、当該フラグメントイオンをオクタヒドロピリミドールアゼピンなどの中性超強塩基試薬ガスと反応させることによってプロトン移動反応セル35内で低減される質量分析計が開示される。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオンガイドを含む電子移動解離デバイスを含む質量分析計を開示する。制御システムは、イオンガイド内の前駆体イオンのフラグメンテーションおよび電荷減少の度合いを決定し、かつイオンガイドを通って移送されるイオンの速さを変更して、フラグメンテーションおよび電荷減少プロセスを最適化する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオントラップ(1)からイオン移動度分光計(2)中へのイオンの移送を最適化してイオンのフラグメンテーションを防ぐために、イオン移動度分光計(2)の上流に構成されたイオントラップ(1)の出口領域とイオン移動度分光計(2)の入口領域との間の電位差を時間と共に時間的に変化させるイオン移動度分光計(2)が開示される。 (もっと読む)


イオンガイド(2)を形成する複数の電極1を含むイオン−イオン反応セルが提供される。1つまたは複数の過渡DC電圧波(8、9)を電極2に印加する。試薬アニオンと検体カチオンとを、反応セル内でイオン−イオン反応を行わせるように配置し、次いで、結果として反応セル内で形成されたフラグメントイオンを、1つまたは複数の過渡DC電圧波(8、9)によって反応セル外へ並進させる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】電子移動解離セル1を備える質量分析計が開示される。セル1により、正の検体イオンが1価の負の試薬イオンとの衝突によりフラグメントイオンへとフラグメンテーションされる。セルは、球状のトラップ空間を形成する複数のリング電極1を備える。イオンは、トラップ空間の大部分上で無視できる程度のRF加熱を受け、これにより、検体イオンおよび試薬イオンの運動エネルギーを、熱温度をわずかに超える温度に低下させることが可能となる。その結果、感度が向上した電子移動解離セル1が提供される。セル1内で生成されたフラグメントイオンを冷却し、直交加速式飛行時間質量分析部へと前方移送することができ、これにより、得られる質量分析部の分解能を大きく向上させることが可能となる。 (もっと読む)


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