説明

アステックス、セラピューティックス、リミテッドにより出願された特許

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本発明は式(I)の化合物、あるいはその塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシドを提供する。式中、Tは、NまたはCR基であり;J−Jは、N=C(R)、(R)C=N、(R)N−C(O)、(RC−C(O)、N=N、または(R)C=C(R)であり;Aは、C1−7飽和炭化水素リンカー基であり、前記リンカー基はRとNRとの間に延びる5原子の最大鎖長、およびEとNRとの間に延びる4原子の最大鎖長を有し、ここで前記リンカー基における炭素原子の一つは酸素原子または窒素原子によって場合により置き換えられており;Eは、単環または二環炭素環式またはヘテロ環式基または非環式基X−Gであり、ここでXはCH、O、S、およびNHから選ばれ、GはC1−4アルキレン鎖であり、ここで炭素原子の一つはO、S、またはNHによって場合により置き換えられており;Rは、水素、またはアリールもしくはヘテロアリール基であり;RおよびRは、独立して水素、場合により置換されているC1−4ヒドロカルビル、および場合により置換されているC1−4アシルから選ばれ;または、NRは、イミダゾール基または4〜7環員を有する飽和単環ヘテロ環式基を形成し;または、NRおよびAは一緒になって、C1−4アルキル基によって場合により置換された、4〜7環員を有する飽和単環ヘテロ環式基を形成し;または、NRは、リンカー基Aの炭素原子と一緒になって、シアノ基を形成し;または、R、A、およびNRは、一緒になってシアノ基を形成し;R、R、R、R、およびRは、それぞれ独立して水素および請求項で定義したような種々の置換基から選ばれ、前記化合物は、(a)ROCKキナーゼまたはプロテインキナーゼp70S6Kの調節(例えば、阻害)が示される疾患または症状の治療または予防、ならびに/あるいは(b)ROCKキナーゼまたはプロテインキナーゼp70S6Kの調節(例えば、阻害)が示される被験者または患者集団の治療に使用する。

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本発明は、式(I)の化合物:


またはその塩、溶媒和物、互変異性体、もしくはN−オキシドを提供する。式中、J−JはCH=CH、N=CH、CH=N、HN−C(O)、またはCHCOであり;TはNまたはCHであり、GPは請求項に記載の通りである。当該化合物は、PKAおよびPKBキナーゼの阻害剤としての活性を有し、癌治療に有用である。
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式(I)の化合物、ならびにその塩、溶媒和物、互変異性体およびN−オキシドを提供する。式中、TGは、以下の(1)および(2)基から選択される。式中、星印()は、E基のX基への結合地点を示し;R1aは場合により置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり;R1bは水素またはR1a基であり;Xは、5つまでがO、N、およびSから選択されるヘテロ原子である8〜12環員を有する、場合により置換された二環ヘテロ環式基であり;A、E、R、R、R、QおよびQは請求項に記載の通りであり(但し、Eがアリールまたはヘテロアリールである場合にはQが結合ではない);部分(a)が以下の(BG1)または(BG2)基ではない。式中、(BG1)および(BG2)はそれぞれ場合により置換され;TはNまたはCRであり;J−Jは、N=C(R)、(R)C=N、(R)N−C(O)、(RC−C(O)、N=N、および(R)C=C(R)から選択され;J−Jは、N=C(R)基または(R)N−CO基であり、Rは水素または置換基である。当該式(I)の化合物は、PKAおよびPKBキナーゼ阻害活性を有し、癌治療に有用である。

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本発明はプロテインキナーゼB阻害剤としての使用のための組合せを提供し、前記組合せは、補助化合物および(I)式の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド(式中、R、Q、Q、E、G、T、R、JおよびJは請求項中に定義したものと同義である)、または(II)式(I)の化合物またはその塩、溶媒和物、互変異性体もしくはN−オキシド(式中、R、R、R、R、E、A、T、JおよびJは、請求項中に定義したものと同義である)を含む(または本質的にそれらからなる)。

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A.BCR−abl、VEGFR、PDGFR、EGFR、Flt3、JAK(例えば、JAK2もしくはJAK3)、C−abl、PDK1、Chk(例えば、Chk1もしくはChk2)、FGFR(例えば、FGFR3)、Ret、Eph(例えば、EphB2もしくはEphB4)またはSrc(例えば、cSrc)であるキナーゼが媒介する病態または症状;あるいはB.癌細胞が:(a)スレオニンゲートキーパー変異;または(b)薬剤耐性ゲートキーパー変異;または(c)イマチニブ耐性変異;または(d)ニロチニブ耐性変異;または(e)ダサチニブ耐性変異;または(f)KITにおけるT670I変異;または(g)PDGFRにおけるT674I変異;または(h)EGFRにおけるT790M変異;または(i)ablにおけるT315I変異、である薬剤耐性キナーゼ変異を含む癌;あるいはC.BCR−abl、c−kit、PDGF、EGF受容体またはErbB2の変異型である変異分子標的を発現する癌;あるいはD.他の抗癌剤と結合または相互作用するが式(I)または(I´)の化合物と結合または相互作用をしないタンパク質の領域に変異を有するキナーゼ、例えばc−abl、c−kit、PDGFRベータおよびPDGFRアルファを含むPDGFRならびに,EGFR(ErbBl)、HER2(ErbB2)、ErbB3およびErbB4などのErbBフェミリーのメンバー、ならびにEphA1、EphA2、EphA3、EphA4、EphA5、EphA8、EphA10、EphB1、EphB2、EphB3、EphB5、EphB6などのエフリン受容体ファミリーのメンバー、c−Src、ならびにTYK2などのJAKファミリーのキナーゼから選ばれる変異キナーゼ、が媒介する疾病;の予防または治療用薬剤の製造のための化合物の使用であって、前記化合物は式(I)または(I´)の化合物、その塩、溶媒和物、互変異性体またはN−オキシドであり、R0´、R、R1´、R2´、R3´、R4´、A´、X´、E、AおよびMは請求項において定義したとおりである。
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本発明は、Hsp90阻害剤として用いるための、式(I)[式中、AはNまたは基CRであり;Rは、5〜10環員(そのうち2環員まではN、OおよびSから選択されるヘテロ原子であってもよく、残りは炭素原子である)の単環式または二環式の炭素環式環または複素環式環であり、この炭素環式環または複素環式環は、R10から独立に選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;R、RおよびR10は特許請求の範囲に定義される通りである]を有する化合物、またはその塩、互変異性体、溶媒和物もしくはN−オキシドを提供する。

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本発明により、式(I)[式中、Rはヒドロキシまたは水素であり;Rはヒドロキシ、メトキシまたは水素であり;ただし、RおよびRの少なくとも一方はヒドロキシであり;Rは水素、ハロゲン、シアノ、置換されていてもよいC1−5ヒドロカルビルおよび置換されていてもよいC1−5ヒドロカルビルオキシから選択され;Rは、水素;基−(O)n−R(ここで、nは0または1であり、Rは置換されていてもよい非環式C1−5ヒドロカルビル基または3〜7環員を有する単環式炭素環式基もしくは複素環式基である);ハロゲン;シアノ;ヒドロキシ;アミノ;および置換されていてもよいモノ−またはジ−C1−5ヒドロカルビル−アミノから選択されるか;またはRおよびRは一緒になって5〜7環員の単環式炭素環式環または複素環式環を形成しており;およびNRは、8〜12環員を有する、置換されていてもよい二環式複素環式基であり、このうち5環員までは酸素、窒素および硫黄から選択されるヘテロ原子である]で示される化合物:またはその塩、互変異性体、溶媒和物およびN−オキシドが提供される。これらの化合物はHsp90阻害剤としての活性を有する。

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本発明により、Hsp90阻害剤として用いるための、式(I)[式中、Rはヒドロキシまたは水素であり;Rはヒドロキシ、メトキシまたは水素であり;ただし、RおよびRの少なくとも一方はヒドロキシであり;Rは水素、ハロゲン、シアノ、C1−5ヒドロカルビルおよびC1−5ヒドロカルビルオキシから選択され;このC1−5ヒドロカルビルおよびC1−5ヒドロカルビルオキシ部分は各々、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−2アルコキシ、アミノ、モノおよびジ−C1−2アルキルアミノ、ならびに5〜12環員のアリール基およびヘテロアリール基から選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;Rは、水素;基−(O)n−R(ここで、nは0または1であり、Rは非環式C1−5ヒドロカルビル基または3〜7環員を有する単環式炭素環式基もしくは複素環式基である);ハロゲン;シアノ;ヒドロキシ;アミノ;およびモノ−またはジ−C1−5ヒドロカルビル−アミノから選択され、各場合においてこの非環式C1−5ヒドロカルビル基ならびにモノおよびジ−C1ー5ヒドロカルビルアミノ部分は、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ−C1−2アルキルアミノ、ならびに5〜12環員のアリール基およびヘテロアリール基から選択される1以上の置換基により置換されていてもよく;RおよびRは一緒になって5〜7環員の単環式炭素環式環または複素環式環を形成しており;かつ、RおよびRは請求項で定義された通りである]で示される化合物、またはその塩、互変異性体、溶媒和物およびN−オキシドが提供される。

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本発明は、p38MAPキナーゼにより媒介される病状または症状の予防または治療用薬剤の製造用としての化合物の使用を提供する;該化合物は式(I)で定義される:式中:RおよびRは同一であるかまたは異なり、各々が水素、C1‐4ヒドロカルビル、ハロゲンおよびシアノから選択される;XはC=O、C=S、C(=O)NH、C(=S)NH、C(=O)O、C(=O)S、C(=S)OおよびC(=S)Sから選択される;Rは、各々5〜12環員を有するアリールおよびヘテロアリール基から選択され、該アリールおよびヘテロアリール基は各々非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、基R‐R(Rは結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONRまたはNRSOである;Rは水素、3〜7環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基、およびヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ‐またはジ‐C1‐4ヒドロカルビルアミノ、3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選択される1以上の置換基で場合により置換されたC1‐8ヒドロカルビル基から選択される;ここでC1‐8ヒドロカルビル基の1以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xで場合により代替されている)から選択される1以上の置換基Rで置換されている;XはO、SまたはNRであり、Xは=O、=Sまたは=NRである;Rは水素またはC1‐4ヒドロカルビルである;Rは基YRまたは基Rである;YはNH、OまたはSである;Rは(a)3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基;および(b)ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、アミノ、モノ‐またはジ‐C1‐4ヒドロカルビルアミノ、および3〜12環員を有する炭素環式およびヘテロ環式基から選択される1以上の置換基で場合により置換されたC1‐8ヒドロカルビル基から選択される;ここでC1‐8ヒドロカルビル基の1以上の炭素原子はO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)XまたはXC(X)Xで場合により代替されている;但しYがOである場合、基Yに隣接する炭素原子はOで代替されない;およびRは、Rを隣接カルボニル基へ連結させる少くとも1つの環窒素原子を含有した、4〜12環員を有するヘテロ環式基である;置換基RおよびRの炭素環式およびヘテロ環式基は各々非置換であるか、または前記のような1以上の置換基Rで置換されている。新規化合物、上記化合物を含有した医薬組成物、およびそれらの製造方法も提供される。

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本発明は、下記式(I)の化合物、その塩、その溶媒和物、その互変異性体、またはそのN‐オキシドを提供する:


上記式中、Mは下記基D1および基D2から選択され:


および、R、E、A、およびXは請求項において定義されている通りである。
前記化合物を含有した医薬組成物、前記化合物の製造方法と、CDKキナーゼ、GSK‐3キナーゼ、またはオーロラキナーゼにより媒介される病状の予防または治療における前記化合物の使用も提供される。
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