説明

日本コンクリート技術株式会社により出願された特許

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【課題】 底版上に壁部を立設して壁状構造物を形成する際に、壁部にひび割れを生じることがなく、施工が容易であり、さらにコストを低減することが可能な壁状構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】 底版10上に壁基部21となるプレキャスト埋設型枠30を設置すると共に、当該プレキャスト埋設型枠30に凝結遅延剤を添加したコンクリートを打ち込むことにより壁基部21を施工し、壁基部21の上部に凝結遅延剤が添加されていないコンクリートを打ち込むことにより壁本体部22を施工して壁部20を構築する。 (もっと読む)


【課題】製造が容易であり、軽量化を実現しつつ構造部材の強度を向上させることが可能で、構造部材同士の接合も容易で、且つ、接合部の強度を向上させることが可能なH型、I型、T型及びU型のいずれかの断面形状を有するコンクリート構造部材を提供することを目的とする。
【解決手段】ステンレス鉄筋使用コンクリート構造部材において、H型、I型、T型及びU型のいずれかの断面形状を有し、内部にステンレス鉄筋からなる軸方向鉄筋、帯鉄筋を配筋し、十分な耐久性を満足するかぶりが確保される部分では、普通鉄筋からなる軸方向鉄筋、帯鉄筋を配筋することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】道路橋の壁高欄や地覆などの壁状の鉄筋コンクリート構造物に断面を貫通するひび割れが発生した場合においても、補修を必要とせず、設置が容易で所要の耐久性と壁の構造上の一体性の確保を可能とする目地を提供すること。
【解決手段】道路橋の壁高欄や地覆などの壁状構造物に、ステンレス鉄筋を利用したひび割れ誘発用の目地を3〜10m間隔で壁の延長方向に対して等間隔となるように設置する。この目地は壁の横断方向にロの字型などの形状に加工したステンレス鉄筋を配置することにより、また、壁の表面側に目地棒などの切り欠きを設置することにより、壁の断面積を欠損させて目地部分にひび割れの発生を誘導する構造とする。さらに、目地部分には、ひび割れ面に直交する方向に防食性の高いステンレス鉄筋を配置することにより、壁状構造物のひび割れ位置における構造上の連続性が確保できる構造とする。 (もっと読む)


【課題】薄肉化を実現しつつ構造物の耐久性及び耐震力を向上させることが可能で、型枠同士の接合部が引張力を伝達させる構造になっている埋設型枠を提供することを目的とする。
【解決手段】コンクリート系成形体からなる型枠本体内にステンレス鉄筋を縦横に配置し、隣接する前記型枠本体同士の接合部に引張力伝達構造を備え、縦横のステンレス鉄筋が、鉄筋コンクリート構造物や鉄骨鉄筋コンクリート構造物の設計において主鉄筋および帯鉄筋の一部として用いることを特徴とする (もっと読む)


【課題】外気と遮断された気密性の高い養生空間を実現して、コンクリートの硬化に必要な温度と湿潤な環境もとでコンクリートの養生を可能にしたコンクリート養生システムを提供する。
【解決手段】建設中のRC構造の橋脚Aとその外周に仮設された仮設足場Bとの間に設置する。仮設足場Bの内側に突設される複数のブラケット2と、当該ブラケット2,2間に架け渡される複数の横部材3と、当該横部材3,3間に垂直に架け渡される複数の縦部材4と、前記橋脚Aと仮設足場Bとの間に設置される複数の養生シート5と、当該養生シート5を前記横部材3および縦部材4に止め付ける複数の止め具7とから構成する。 (もっと読む)


【課題】底版部に立設する壁体部にひび割れを生じ難い構造でありながら、低コストで施工できる壁状構造物を提供すること。
【解決手段】底版部の上に壁体部を立設してなるコンクリート製の壁状構造物であって、壁体部に相当する厚さで上部に突き出た突条部分2を有する底版部1を形成し、その突条部分2の上にコンクリート打ちして上部壁体部分3を形成することにより、突条部分2と上部壁体部分3とで壁体部を構成する。底版部の上に直接コンクリート打ちして壁体部を立設するのに比べると、底版部からの拘束が弱まり、発生する温度応力が小さくなるため、ひび割れが抑制される。そして、突条部分を有する底版部を形成するだけでよいので、低コストで施工することができる。 (もっと読む)


【課題】河川の自然環境に合った外観を保ちつつ、しかも河川に生息する魚類の十分な生息場所を確保することができ、製造コストも低くてすむ護岸ブロックを得る。
【解決手段】コンクリートからなる基部11aと該基部11aの上に積層されたモルタルからなる固着部11bとによりブロック本体11が構成され、複数個の玉石12が並んだ状態で且つそれぞれ一部を露出した状態で固着部11bの表面に固定されることで自然環境と調和しているとともに、表面に通ずる魚道部13を備えた魚巣空洞部14がブロック本体11内に少なくとも1つ以上設けられることで魚類を始めとする水中生物の生息空間を提供している。ブロック本体11を高流動コンクリートのみで形成してもよい。 (もっと読む)


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