説明

国立大学法人 東京医科歯科大学により出願された特許

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【課題】表面を2層以上の薄膜で被覆された微小体の種類を、電子線検査における反射電子の量を計測することにより識別する。
【解決手段】微小体表面を様々な素材の薄膜で2層以上被覆する。その際、共通の素材を用いた生体分子の固定に利用する基準層と、異なる素材を用いた識別に利用する可変層により薄膜を構成する。薄膜を構成する際には抵抗加熱式蒸着装置などを用いて膜厚を厳密に制御しながら作製する。作製した微小体に電子線を照射する。入射電子が可変層に到達するよう適切な入射電子加速電圧を選択する。電子線照射により微小体から得られる反射電子像の輝度の差から、微小体可変層の素材の種類を識別する。 (もっと読む)


【課題】肺小細胞癌及び乳癌の診断のための手段を提供する。
【解決手段】下記の群より選ばれる染色体領域、遺伝子又はタンパク質からなる、肺小細胞癌又は乳癌の診断用マーカー;(1)GenBankアクセッションナンバーNT_019273.18に記載された塩基配列の第10597582番目から第11121868番目までからなる塩基配列で表されるポリヌクレオチドにより実質的に示される染色体領域、(2)TRIM33(tripartite motif 33)遺伝子、(3)BCAS2(breast carcinoma amplified sequence-2)遺伝子、(4)DENND2C(DENN/MADD domain containing 2C)遺伝子、(5)TRIM33タンパク質、(6)BCAS2タンパク質、及び(7)DENND2Cタンパク質。 (もっと読む)


【課題】 洗面台周りのスペースが小さくても問題なく設置して使用することができるコンパクトな口腔洗浄装置を提供する。
【解決手段】 電解水を噴出させる洗浄ノズル4を有する洗浄部1と、水タンク7および電解部5を有するとともに水タンク7内に供給した水を基に電解部5で電解水を生成して洗浄部1に供給する電解水生成部2とで主体を成す口腔洗浄装置である。電解水生成部2は、電解部5で生成した電解水を水タンク7内に還流させる還流ポンプ19を備え、水タンク7を水供給用と電解水貯留用とで共用する。 (もっと読む)


【課題】精神遅滞を伴う多発性奇形症候群の疾患について、ヒト染色体の増幅あるいは欠失の有無を解析しその原因を明らかにし、本疾患の判別法を提供する。
【解決手段】ヒト染色体の10q24.31-10q25.1の領域のヘミ接合体欠失を検出することにより、精神遅滞を伴う多発性奇形症候群を判別する方法。好適には、当該10q24.31-10q25.1の領域の一部を含む核酸と検体核酸とのハイブリダイゼーションにより、当該染色体領域のヘミ接合体欠失に基づいて発生するシグナルを検出することにより行われる。 (もっと読む)


【課題】口腔扁平上皮癌におけるゲノム構造の変化を指標として、口腔扁平上皮癌の悪性度を含めて検出する手段を提供すること。
【解決手段】口腔扁平上皮癌におけるゲノム構造の変化を指標として口腔扁平上皮癌の悪性度を含めた検出を可能にすることを見出した。また、本発明は、口腔扁平上皮癌において、遺伝子の不活性化を回復することにより、口腔扁平上皮癌の増殖を抑制することも見出した。 (もっと読む)


【課題】甲状腺癌におけるゲノム構造の変化を指標として、甲状腺癌の悪性度を含めて検出する手段を提供すること。
【解決手段】甲状腺癌におけるゲノム構造の変化を指標として甲状腺癌の悪性度を含めた検出を可能にすることを見出した。また、本発明は、甲状腺癌において、遺伝子の発現を抑制することにより、甲状腺癌の増殖を抑制することも見出した。 (もっと読む)


【課題】スポット間でのプローブ量等の不均一などに由来するデータの変動を検知しうる核酸マイクロアレイを用いた解析方法の提供。
【解決手段】核酸マイクロアレイを用いた解析方法であって、該核酸マイクロアレイが第1のプローブ核酸が固定化されているスポット(X1)を有し、検体の標識試料核酸(A1)を、スポット(X1)に固定化された該プローブ核酸とハイブリダイゼーションさせる工程、全てのスポットにおいて、少なくともプローブ核酸の一部にハイブリダイズしうる配列を有し、前記標識試料核酸とは異なる標識で標識されている標識検証核酸(B)を、スポット(X1)に付与し、ハイブリダイズさせる工程、スポット(X1)にハイブリダイズした該標識試料核酸の標識量値(F1)を測定する工程、及び、スポット(X1)上にハイブリダイズした該標識検証核酸(B)の標識量値(Fc1)を測定する工程を含む解析方法。 (もっと読む)


【課題】 蛍光物質を用いなくても、スペクトル情報に基づいて生体組織の正常・異常(腫瘍)を識別できる生体組織識別装置および方法を提供すること。
【解決手段】 生体組織から赤外スペクトル情報を取得する赤外スペクトル取得手段(1、2、3、4、5、6、8、9、10、12、13、14)と、前記赤外スペクトル取得手段により得られた赤外スペクトル情報に基づいて、前記生体組織の正常・異常を識別する演算手段(11)と、を有する生体組織識別装置であって、前記演算手段(11)は、前記赤外スペクトル情報の微小周期の変動成分を算出し、前記赤外スペクトル情報の微小周期の変動成分に基づいて前記生体組織の正常・異常を識別する、ことを特徴とする生体組織識別装置である。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ短時間でDNAマイクロアレイ用の試料の調製等が可能な核酸抽出法を提供する。
【解決手段】(a)少なくとも1種の核酸を含む試料と少なくとも1種の反復配列をブロッキングする核酸と緩衝液を混合した吸着液を、セルロース誘導体を主成分とする固体材料に接触させ、該固体材料に核酸を吸着させる工程と(b)固体材料を回収液と接触させ、核酸を含む溶出液を得る工程とを含み、前記試料に含まれる核酸が核酸増幅反応で得られたもの、前記試料に含まれる核酸が蛍光物質を結合させたもの、反復配列をブロッキングする核酸がCot−1 DNAであること等が好ましく、前記吸着液にさらにナトリウム塩または水溶性有機溶媒を含有させること、前記(a)工程と(b)工程の間に、(c)固体材料を洗浄液で洗浄する工程を含むこと等が好ましい。 (もっと読む)


【課題】核酸マイクロアレイ等を用いたハイブリダイゼーション等において、従来、必要であった精製工程を必要とせず、煩雑な操作やコスト増加を防ぎ、より短時間で結果を得ることが出来る方法等を提供する。
【解決手段】標識標的核酸を含む未精製標識標的核酸溶液と、ブロック核酸およびバッファーを含有するハイブリダイゼーションバッファーとを混合するハイブリダイゼーション用溶液の調製方法であり、該ハイブリダイゼーションバッファー中のブロック核酸濃度が0.1〜1000μg/mLであること、該未精製標識標的核酸溶液中の標識標的核酸濃度が1〜1000μg/mLであること等が好ましい。 (もっと読む)


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