説明

国立大学法人室蘭工業大学により出願された特許

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【課題】ノイズなどを含む不完全な回折パターンに対しても、オリジナルに近い実像を再構成することができる、フーリエ反復位相回復法を提供する。
【解決手段】フーリエ反復位相回復法の基本アルゴリズムによって得られる複数の計算結果をもとに、フーリエ空間の振幅に対して平均操作を行い、得られた振幅平均を新たな振幅とし、この新たな振幅をもとにして前記基本アルゴリズムを適用し、位相を求める。 (もっと読む)


【課題】水熱反応処理において発生する酸性成分及び/又は重金属成分を吸着し、酸性成分及び重金属成分を含まない処理物を生成することができる水熱分解用吸着体、及びこれを用いた処理方法を提供する。
【解決手段】感染性有機廃棄物及び/又は含塩素有機廃棄物に、磁性体1に酸化性アルカリ化合物2及び重金属吸着剤3のいずれか一方又は双方を固定化した水熱分解用吸着体を混合し、温度300℃以下、圧力3MPa以下の条件で水熱反応処理する。 (もっと読む)


【課題】3相結線変圧器の3相電流に基づいて閾値を用いることなく大小関係で変圧器の結線法を推定することである。
【解決手段】励磁突入電流を発生する3相結線変圧器の3相電流を検出し、3相電流のうちの2つの相電流の絶対値が等しいか否かを判定し、2つの相電流の絶対値が等しいときは2つの相電流の極性を判定する。そして、2つの相電流の極性が同一極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法がY結線法であると判定し、2つの相電流の極性が逆極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法が△結線法であると判定する。 (もっと読む)


【課題】電力系統の共振回路内に高次高調波の電流源を連系する場合に、共振の影響が抑制可能となる連系点を高精度に推定できる高次高調波共振抑制方法を提供することである。
【解決手段】高次高調波の電流源の連系点から左右に分岐して形成される線路インピーダンス及び力率改善用コンデンサからなる2つの閉回路に着目し、2つの閉回路の電流源を連系点から一方の力率改善用コンデンサ側のインピーダンスの関数で示される電圧源に置き換えて1つの閉回路の等価回路を作成し、等価回路の電圧源の電圧が最小となるときの連系点から一方の力率改善用コンデンサ側のインピーダンスのインダクタンスを求め、求めたインダクタンスに基づいて高次高調波共振により力率改善用コンデンサに流れる電流が小さくなる電流源の連系点の位置を求める。 (もっと読む)


【課題】 複数の試料を同時に分析することができ、しかも、測定前の調整を簡易化することのできる表面プラズモン共鳴現象測定装置を提供する。
【解決手段】 表面プラズモン共鳴現象測定装置1は、P偏光方向と平行なラインレーザーであって互いに平行なライン方向に広がる複数本のラインレーザーを放射するラインレーザー光源2と、ラインレーザーのライン方向と交差する層方向を有する複数の層10に多層化されたプリズム3を備える。ライン方向に広がるラインレーザーの各部分がプリズム3の各層10にそれぞれ入射されることによって、複数本のラインレーザーの各々が複数の測定用レーザーに分割される。プリズムの各層10の反射面に形成された金属膜13上に、複数の測定セル14を設け、その金属膜13上で測定用レーザーを反射させて、測定セル14で発生した表面プラズモン共鳴現象によって減光した反射光を検出する。 (もっと読む)


【課題】磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻を精度よく推定し、励磁突入電流がノイズの影響を受ける場合にも励磁突入電流現象を精度よく特定することである。
【解決手段】瞬時電圧低下発生後の変圧器一次電流を所定のサンプリング周期で時系列データとして取り込み、取り込んだ時系列データのうち変圧器鉄心の飽和領域から非飽和領域への変化方向に次第に緩やかに減少し等比収束する時系列データを抽出し、抽出した等比収束する時系列データのAitkenのΔ2乗法の収束推定値と収束時刻の測定値との差である変分電流を指標とし、変分電流の零点を磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻とし、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】熱電性能指数の向上に効果的なホッピング伝導的な振る舞いを引き起こして、高温で高い熱電性能指数を実現した多元系希土類硫化物の熱電変換材料を提供する。
【解決手段】組成式(AxBy)S3(Aは、Sm、Ybから選ばれる少なくとも1種であり、Bは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Luから選ばれる少なくとも1種であり、xの範囲は0.80以上で1.20以下であり、yの範囲は0.80以上で1.30以下であり、xとyを足した値の範囲は1.80以上で2.50以下)で表せる多元系の希土類硫化物で、Aに価数揺動状態のイオンで存在する希土類金属を少なくとも1種含み、Bに価数揺動状態ではないイオンで存在する希土類金属を少なくとも1種含む熱電変換材料。 (もっと読む)


【課題】メタクリロキシ基もしくはアクリロキシ基を有するポリオルガノシルセスキオキサンを含む半導体絶縁膜用組成物と、それを用いた薄膜の製造方法、及びそれによって有機溶媒に耐性を示す絶縁膜を提供する。
【解決手段】メタクリロキシ基もしくはアクリロキシ基を有するポリオルガノシルセスキオキサンに、ビニルモノマーおよび重合開始剤を加えて半導体絶縁膜用組成物とし、スピンコート法などで塗布した後、加熱または紫外線照射によってビニル基のラジカル重合を行ない、続いてアルコキシ基の縮合重合により複合的に硬化させてシリコーン系絶縁膜(PSQ膜)を製造する。 (もっと読む)


【課題】スクラップなどにおけるクラッド鋼の母材と合せ材とを低コストで効率よく分離することを可能にする。
【解決手段】鋼からなる母材に該母材よりも融点が低い合せ材が接合されたクラッド鋼を誘導加熱し、相対的に高温となった前記母材側からの伝熱によって前記合せ材の接合界面近傍を溶融させ、必要に応じて荷重を付与して前記母材と前記合せ材とを剥離することで、一般的に使用されているクラッド鋼全般で実施することが可能になり、接合界面近傍を溶融させるだけで済むので使用するエネルギーや加熱に必要な時間を必要最小限に抑えられ、分離した母材および合せ材は純度の高いスクラップとしてリサイクルが可能となる。 (もっと読む)


【課題】芳香族ポリエステルの耐熱性を著しく低下させることなく、芳香族ポリエステルの溶融流動性を高めることができる芳香族ポリエステル用改質剤及び該芳香族ポリエステル用改質剤を含む芳香族ポリエステル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】多価フェノール残基と、芳香族多価カルボン酸、その酸ハロゲン化物又は酸無水物の残基とを含む芳香族ポリエステルに使用する改質剤であって、該改質剤が、式(I):−Ar−W−Ar−及び式(II):−Ar−で示される2価の基より成る群から選ばれる基に、式(III):−O−C(O)−Ar(R)(R)(R)で示される1価の基及び式(IV):−O−C(O)−Rで示される1価の基より成る群から選ばれる、同一の又は異なる2個の基が結合した物質から選ばれることを特徴とする芳香族ポリエステル用改質剤。 (もっと読む)


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