説明

独立行政法人海洋研究開発機構により出願された特許

51 - 60 / 110


【課題】アルカリ領域に最適反応pHを有する新規なアルギン酸分解酵素ならびにこれをコードする遺伝子を提供する。
【解決手段】次の酵素学的性質を有する新規なアルカリアルギン酸リアーゼ。(1)作用:アルギン酸を構成するマンニュロン酸グルロン酸ブロック及びポリグルロン酸に作用し、β脱離によりアルギン酸を分解。(2)最適反応pH:50mMグリシン水酸化ナトリウム緩衝液中でpH10であり、また、0.2M塩化ナトリウムの存在下ではpH9。(3)最適反応温度は30℃付近。(4)分子量:SDS−PAGEによる分子量が約30,000。(5)pH安定性:30℃で60分間恒温した場合に、pH6〜9で安定。これは、アガリボランスエスピーJAM−A1mから生産される。 (もっと読む)


【課題】pH指示薬の劣化に基づく測定精度の低下を補正することができる水中の二酸化炭素濃度測定装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素濃度測定装置1は、等吸収点吸光度A0の変化率ΔA0を測定し、変化率ΔA0が予め定めた低下率以上低下すると、pH指示薬溶液が劣化したものと判定する劣化判定部31を備える。pH値演算部27は、劣化判定部31がpH指示薬溶液の劣化を判定した後は、等吸収点吸光度A0の変化率ΔA0を用いて劣化分を補正する補正pH演算式を用いてpH指示薬溶液のpH値を演算する。 (もっと読む)


本パイプ用ハンドリング装置は、ドリルパイプの位置決めおよび保持に使用される。ドリルパイプに対する少なくともひとつの保持装置は水平方向および垂直方向のいずれにも位置決め可能に配置され、かつ該パイプに対する制御式クランプ装置を具備している。取り扱うべきパイプに対するセンタリング装置は、前記保持装置の隣に配置される。
(もっと読む)


【課題】アルカリ条件下でコラーゲン分解活性の高いコラーゲン分解酵素を提供すること。
【解決手段】次の理化学的性質を有するコラーゲン分解酵素である。(1)作用:カゼイン、ゼラチン、コラーゲン、ケラチンおよびエラスチンの蛋白質を分解し、特にコラーゲンおよびゼラチンに対して強い分解作用を有する。また、合成基質であるAIPM、AAPF、AAPM、AAPL、AAVAに対して活性を有するが、AAPV、GPLGPには活性を示さない。(2)最適反応pH:pH8.5〜9.0(3)最適反応温度:40〜50℃、45℃まで安定な酵素活性を有する。(4)分子量:50,000〜70,000また、特定のアミノ酸配列、又はこの配列中の1個もしくは複数のアミノ酸が欠失、置換、もしくは付加されたアミノ酸配列を有する新規なコラーゲン分解酵素である。これらは、特にコラーゲン、ゼラチンに対してアルカリ条件下で高い分解活性を有する。 (もっと読む)


【課題】比強度、減衰性能に優れるMg合金材を焼結によることなく得る。
【解決手段】Mg合金インゴット1から切削した粒1aを室温において固めて成形体2とし、該成形体2を450℃以下で押出加工し、好適にはさらに250〜450℃で後方押出などの二次歪み加工を行う。減衰性能を損なうことなく、切削粒の歪みを残存させて高い強度を得ることが可能になる。高比強度Mg合金材は、所望によりNi−Pめっき、Ni−BめっきおよびCrめっきの内の2、3種などのめっき層を層状に形成することができ、深海での環境下において、高強度、防音性、耐食性が要求される海中構造用部材に好適に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】 TDDFT法による物質の電子状態の計算を効率的に行う。
【解決手段】 電子状態計算方法は、TDDFT法によって物質の電子状態を計算する方法であって、物質の電子状態の初期状態を示す情報等を入力する入力ステップ(S01)と、時間ステップnにおいて、時間ステップn−1から時間ステップn−I−1までのハートレー項V(n−1)〜V(n−I−1)を用いて、ハートレー項V(n)の初期値Vinit(n)を算出する初期値算出ステップ(S03)と、初期値Vinit(n)からハートレー項V(n)を算出するハートレー項算出ステップ(S05)と、算出対象の1つ前の時間ステップでの物質の電子状態を示す情報とハートレー項V(n−1)とから、物質の電子状態を算出する電子状態算出ステップ(S02)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】バチルス属細菌を宿主とする系において、組換えタンパク質の種類に関係なく、タンパク質を大量かつ効率よく生産することができる新たな手段を提供することにある。
【解決手段】特定の遺伝子調節領域を単独で、または該遺伝子調節領域およびシグナルペプチドをコードする遺伝子を組み合わせて利用することにより、上記課題は解決する。 (もっと読む)


【課題】
γ−シクロデキストリン合成酵素、マルトースホスホリラーゼおよびトレハロースホスホリラーゼからなる群から選択される少なくとも1種の酵素を大量かつ安定に生産しうる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
γ−シクロデキストリン合成酵素、マルトースホスホリラーゼ、およびトレハロースホスホリラーゼからなる群から選択される少なくとも1種の酵素を菌体外に大量かつ安定に生産しうる宿主−ベクター系により上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】抗生物質を用いず、培地組成に制約されずに組換えDNAクローニングベクターを宿主細胞中に維持し得る新たな手段とこの手段を利用した外来遺伝子がコードするタンパク質またはペプチドを調製する方法を提供する。
【解決手段】外来遺伝子を発現させて前記外来遺伝子がコードするタンパク質またはペプチドを調製する方法。任意の外来遺伝子を発現可能な状態で挿入し得る部位を有し、アミノアシルtRNA合成酵素をコードする遺伝子を発現可能な状態で有する組換えベクターであって、組換えベクターの任意の外来遺伝子を発現可能な状態で挿入し得る部位に、所望の外来遺伝子を挿入した組換えベクターを用意する工程、アミノアシルtRNA合成酵素をコードする染色体遺伝子を欠損させた変異宿主細胞等を用意する工程、変異宿主細胞を組換えベクターで形質転換して形質転換体を得る工程、形質転換体を培養して、前記外来遺伝子がコードするタンパク質またはペプチドを調製する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】組み合わせるべきトレハロースホスホリラーゼと最適温度が重複しており、最適温度の範囲が殺菌効果を期待できる温度域にあって、なおかつトレハロースの製造に適した温度安定性を有し、適度な温度で失活可能である、新規なマルトースホスホリラーゼおよびその利用方法を提供する。
【解決手段】最適温度および温度安定性の範囲が50.0〜58℃の間にあり、65℃、15分間の熱処理で90%以上失活する、新規なマルトースホスホリラーゼ、および該酵素を用いたトレハロースの製造方法。 (もっと読む)


51 - 60 / 110