説明

独立行政法人海洋研究開発機構により出願された特許

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【課題】 回収時に確実にロッドを折り畳むことができて、回収が容易な回収型観測機器を提供する。
【解決手段】 フロート101と、ロッド・アッセンブリ107と、重り部材113とを重ねて配置する。ロッド・アッセンブリ107は、設置状態で横方向に延びる複数本のロッド103及びこれらの基部を取付機構117を介して取り付けたベース105を備えている。フロートとベースとは、1本以上のケーブル109aで連結する。フロートは重り部材に切り離し構造111を介して連結する。取付機構117は、回収時にロッド103が横方向に延びた状態から下向きに向くようにロッド103の基部を回動可能に支持する回動機構121を備えている。切り離し構造が切り離し状態になってからケーブルに張力が発生するまでの間に、フロートの上昇加速度が、ロッドを前記逆の方向に向かわせるきっかけとなる力をロッド・アッセンブリに与えることができるように1本以上のケーブルの長さとフロートの浮力を定める。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造で、姿勢がほぼ安定して長時間・長距離航行する移動体に用いる場合のジャイロ及び加速時計のドリフト・バイアス誤差を低減する慣性航法システムを提供する。
【解決手段】 慣性航法システム座標系の直交する三軸周りの角速度を検出する少なくとも3個のジャイロスコープ1と、慣性航法システム座標系の直交する三軸方向の加速度を検出する少なくとも3個の加速度計2とを有する慣性測定部Sを備えた慣性航法システムIにおいて、慣性測定部Sを上面に配置し、上面と直交する慣性航法システム座標系の一軸周りに回転をする回転台3と、回転台3の回転角を検出する回転角検出手段4とを有する回転台部Rと、慣性測定部Sと回転台部Rからの出力により姿勢情報及び位置情報を計算する演算部Cとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 石炭含有岩石試料に含有されるビトリニット粒子について、それが微小粒子である場合にも、石炭含有岩石試料を破壊することなしに確実にその反射率を測定することができるビトリニット反射率測定方法および装置を提供すること。
【解決手段】 ビトリニット反射率測定方法は、石炭含有岩石試料を研磨処理して被観察面を形成し、200〜1000倍の倍率で観察された被観察面において露出する、内側に凸の2つの辺により区画された角状形状を有する角部保有粒子をビトリニット粒子として判別し、その表面領域における反射率を測定する。ビトリニット反射率測定装置は、上記の測定方法に用いられる装置であって、測光手段としてフォトダイオードを備えてなり、落射光の直径を75μm以下とすることができると共に、測光エリアの直径を10μm以下とすることができる。 (もっと読む)


【課題】海洋深層水を飼育水として用いる飼育施設での海産動物のガス病を防ぐことを目的とする。
【解決手段】汲み上げた海洋深層水を海産動物の飼育に適する水温に昇温後に、その飼育水を曝気する水質調整を行なう。 (もっと読む)


【課題】 フラーレンのナノ粒子の安定な分散液をきわめて容易に簡便に製造するフラーレンナノ粒子分散液の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、フラーレンをその平均粒子径が10μm以下となるように粉砕し、得られたフラーレン微粉末を分散媒以外の添加物を加えることなく、水その他の種々の液体媒体中に混合して分散させるフラーレンナノ粒子分散液の製造方法である。特に、摩擦を利用した粉砕方法か、または摩擦とその他の機械力とを組み合わせた粉砕方法で原料フラーレンを粉砕して得たフラーレン微粉末を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【目的】 人が作業をすることが困難な場所でのトリガー装置として、構造が簡単でありながら、トラブルが少なく誤作動を防止することができるトリガー装置を提供する。
【構成】 一端が開口し他端が壁面に穴2aを設けた円筒状の容器2と、容器2の一端の開口を塞ぐ蓋3と、容器2の他端の穴2aを貫通するピストンロッド5と、容器2、蓋3及びピストンロッド5で囲まれた内部空間10に封入された封入媒体11とを有し、ピストンロッド5の一端に容器2から出没可能なトリガー部5aを備え、外部空間17の圧力と内部空間10の圧力との大きさによりピストンロッド5が移動し、トリガー部5aを容器2から出没させる。 (もっと読む)


【目的】 切り離された後の分離した切離装置をどちらも第1部材に備えさせることで、切離装置を再利用することを容易とし、低コスト化する。
【構成】 第1部材1の切離装置3によるブラケット2とアーム5との連結の切り離しによって、ブラケット2とアーム5とをヒンジ4を中心に開くことで、アーム5を第2部材11の保持部12による保持から切り離し、第1部材1と第2部材11との連結を切り離す。 (もっと読む)


【課題】変換器アレイ部から音源部に向けて、位相情報を正確に伝送することを可能とする。
【解決手段】音源部24からプローブ波を変換器アレイ部20に送信する。変換器アレイ部では、プローブ波を受信して、このプローブ波に対する位相共役波を生成する。そして、この位相共役波に位相変調を施して変調位相共役波を生成して、変換器アレイ部から音源部に送り返す。音源部では、変調位相共役波から位相変調成分を抽出する。また、プローブ波の途中に位相跳躍部を挿入すれば、この部分は位相変調を受けないことを見出した。従って、音源部において、位相跳躍部を位相基準として位相検出する。このような手段によって、音源部がプローブ信号を発信した位置からずれた位置で変調位相共役波を受信した場合であっても、正しい位相情報の伝送が可能となる。 (もっと読む)


【課題】パイロットシンボルの検出を簡単な構成で高精度に行い、多値QAM方式を利用した通信システムにおいてフレーム同期が確実に取れるようにする。
【解決手段】
入力端1から入力されたシンボルは内積演算手段2で内積演算が実行される。この内積演算結果は、スイッチ手段3によりN周期で一巡するように移動平均計算記憶手段4の各記憶手段へと振り分けられる。振り分けられた値は、移動平均計算記憶手段4で、N周期前の値との移動平均が計算された上で、N個の記憶手段4−1、4−2〜4−Nに格納される。データシンボル間の内積値の移動平均は、データがランダムであるので0に収束されるが、1信号フレームにあらかじめ挿入されたパイロットシンボル間の内積値の移動平均は所定の値となる。このことを利用して、比較判定手段5はN個の記憶手段4−1、4−2〜4−Nの各値を参照して、パイロットシンボルの検出を行う。 (もっと読む)


【課題】 試料における所期の微小な領域部分を、高い精度で正確に切削することができるマイクロミルを提供すること。
【解決手段】 マイクロミルは、試料載置面を有するステージと、このステージの上方に位置するよう設けられた、ステージの試料載置面に保持された試料を切削するための回転切削ドリルと、ステージおよび回転切削ドリルの両者を離接方向に相対的に移動させる移動機構とを備えてなるマイクロミルであって、
回転切削ドリルは、水平な回動軸の周りに回動可能な支持機構により支持され、その回転切削ドリルの回転軸の試料載置面に対する傾斜角度が調整可能であることを特徴とする。 (もっと読む)


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