説明

財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンターにより出願された特許

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【解決手段】 アルキル基及び/又はヒドロキシアルキル基によるモル置換度が0.05〜1.3である低置換度セルロースエーテルを水中又はアルカリ濃度が1質量%以下の希アルカリ水溶液中に懸濁分散し、剪断力をかけて得られた剪断分散液及び架橋剤又は水系樹脂エマルジョンを繊維に付着させた後、加熱処理することを特徴とする繊維の改質方法。
【効果】 本発明によれば、二硫化炭素等の有毒な溶媒を使用することなく繊維を改質できるため安全性も高く、製造工程が煩雑ではなく、毛羽立ちを防止し、引っ張り強度の向上、耐摩耗性、制電性、吸水性、耐洗濯性に優れた改質繊維を得ることができる。また、従来のギマ加工と比較して簡便な方法で改質が可能で、アルカリ耐性の低い繊維の改質も可能となる。 (もっと読む)


【解決手段】 アルキル基及び/又はヒドロキシアルキル基によるモル置換度が0.05〜1.3である低置換度セルロースエーテルを溶解したアルカリ水溶液に架橋剤及び/又は水系樹脂エマルジョンを添加し、この溶液を繊維に付着させた後、付着した溶液を酸で中和して凝固させ、次いで加熱処理することを特徴とする繊維の改質方法。
【効果】 本発明によれば、二硫化炭素等の有毒な溶媒を使用することなく繊維を改質できるため安全性も高く、溶解工程が煩雑ではなく、毛羽立ちを防止し、引っ張り強度が高く、耐摩耗性、制電性、吸水性に優れた繊維を得ることができる。また、本発明により得られた改質繊維は、通気性の向上、さらさら感、腰のあるしっかりとした感触を持つ。 (もっと読む)


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