説明

大学共同利用機関法人自然科学研究機構により出願された特許

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【課題】 神経細胞の虚血・再灌流性による遅発性神経細胞死を防御または救済するために効果的な薬剤または方法を提供すること。
【解決手段】 Clチャネルブロッカーまたはタンパク質チロシンキナーゼ(PTK)阻害剤を含む薬剤を用いる。 (もっと読む)


【課題】消費電力の無駄を少なくして効率のよいマイクロ波焼成を短時間で行うことのできること。
【解決手段】マイクロ波発生源1で発生された進行波を伝播すると共に、収容する加熱対象物Wを加熱焼成する焼成導波管50は、その焼成導波管50の長さ方向に対し直角方向の電磁界強度の弱い位置から加熱対象物Wを取り込み、加熱対象物Wを電磁界強度の強い位置に進行波の進行方向に移動させながら、加熱対象物Wの加熱焼成温度を上昇させるものである。したがって、焼成導波管50内で焼成を行う場合、突然、高エネルギで加熱対象物Wの加熱を開始することがない。焼成導波管50内の反射波の発生が殆どないから、マイクロ波発生源1を構成するマイクロ波発振器を反射波で傷めることがなく、加熱対象物Wのみにエネルギを供給することができ、効率がよい。 (もっと読む)


【課題】湿潤ガスに含まれる水分を効率的に回収、除去し得る除湿方法及びシステムを提案する。
【解決手段】湿潤ガスを、水蒸気選択透過性の高分子透過膜を備え、パージガスの吹き込みにより高湿潤ガスの排出を可能とする除湿器1、吸湿剤を備えた吸着塔4に導入、通過させることによって該湿潤ガス中に含まれる水分を選択的に取り除く除湿処理を施すに当たり、前記湿潤ガスを、除湿器1に導入、通過させ、その出側において排出されるガスの露点を計測し、その計測値が目標値よりも高い場合にのみ、排出されたガスをさらに吸着塔4に導入、通過させる。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波を用い、無電極且つ大気圧下で浸炭を行えるようにしたマイクロ波浸炭炉と、その浸炭炉による鉄鋼材料の浸炭処理方法を提供する。
【解決手段】マイクロ波が導入されるマイクロ波照射室に、少なくともArとOを含む雰囲気ガスを供給する雰囲気ガス供給機構と、浸炭後の被処理物を冷却媒体により冷却するための急冷機構とを備え、マイクロ波照射室に鉄鋼材料よりなる被処理物と浸炭に必要な炭素源が配備されるようにした。炭素源は固体又はガスにて供給される。被処理物と炭素源及びArとOを含む雰囲気ガスの存在下でマイクロ波を照射し、炭素源と酸素の反応とそれに伴うCOの発生及び励起によりArプラズマを発生させ、炭素イオンを生成させて被処理物を浸炭する。その後、冷却媒体により被処理物を急冷して焼入れを施す。 (もっと読む)


【課題】大型化を招くことなく、良好なビーム品質のレーザ光を出射する。
【解決手段】励起用の半導体レーザからの励起用レーザ光によって励起されるNdが添加され、レーザ発振方向(Z軸方向)に垂直な方向に関するNdの濃度プロファイルにおける濃度0近傍からの立ち上がり形状がゆるやかに増加するスロープ状であるガドリニウムバナデイト(GdVO)の一軸性単結晶を含む固体レーザ結晶10を備える。これにより、固体レーザ結晶10では中央にピークを持つ所望の吸収量分布を容易に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高出力の超短パルスを効率よく発生させることができる非線形光学結晶を備えた超短パルスレーザー装置を提供する。
【解決手段】非線形光学結晶を備えた超短パルスレーザー装置において、薄型(マイクロチップ)レーザー媒質8および非線形光学結晶9をレーザー共振器内に備え、出力ミラー5にはレーザー発振光の10%以上を外部に透過する反射膜とレーザー発振光の第二高調波の波長に対する全反射膜が形成されており、前記非線形光学結晶9より発生した第二高調波は前記レーザー共振器内で全反射で前記出力ミラー5まで到達するように各共振器ミラーに反射膜が形成されたレーザー装置であって、前記非線形光学結晶9の厚みを0.1mm〜2mmと小さくする。 (もっと読む)


【課題】高い空間分解能での二次元質量分析イメージングが可能なサンプルの調製方法を提供する。
【解決手段】サンプルプレート1においては、親水性膜層6の上に疎水性膜層7が形成され、疎水性膜層7に微小径の凹部3が形成されてその底面に親水性膜層6が露出している。このサンプルプレート1の表面にマトリックスが塗布されると、マトリックス8は疎水性膜層7上でははじかれて親水性膜層6上の凹部3に凝集する。これにより、ごく微量のマトリックスをアレイ状に高い密度で配列させることができる。このサンプルプレート1表面に試料を押し付けて剥がすと、試料が密着した範囲で試料表面の分析対象物質がその位置情報を保持したまま凹部3内のマトリックス8に取り込まれるから、これを乾燥させることで分析対象物質を含む微細な結晶粒が形成される。 (もっと読む)


【課題】分析目的に応じて繰り返し質量分析の回数を減らして作業効率を高めるとともに検出感度も高め、必要な場合には高い空間分解能での詳細な2次元物質分布測定も可能とする。
【解決手段】試料15を載せた試料プレート14を載置する試料ステージ13をz軸方向に移動させる駆動機構13bを設け、照射径制御部31の制御の下に試料ステージ13を移動させてレーザ集光光学系22と試料15との間の距離を変化させることにより、試料15上でのレーザ照射径を変化させる。例えば、試料15中に局在するもののその位置が不明である目的物質の分布を調べたい場合に、まず大きなレーザ照射径で以て大きな走査ステップ幅で試料15全域をほぼ漏れなく走査し、目的物質が存在する位置をおおよそ見い出す。その後、レーザ照射径を縮小して、目的物質が存在すると推定される付近のみを小さなステップ幅で漏れなく走査して詳細な物質分布を得る。 (もっと読む)


【課題】試料上の二次元測定対象領域に目的成分が含まれるか否かを調べるような場合に測定スループットを向上させる。
【解決手段】設定された空間分解能に対応して測定対象領域指示枠41の範囲内に設定される微小測定領域(レーザ照射領域)に対し、まず1回目の走査では1乃至複数個おきに質量分析が実行されるように試料ステージを移動させる。これにより、所望の空間分解能よりも低い分解能の粗い二次元質量分布画像を作成して表示する。その後に、2回目以降の走査として、それ以前に質量分析したものを除いて微小測定領域の走査を行い、その質量分析結果が得られる毎に二次元質量分布画像にその結果を追加表示して空白を埋めてゆく。これによれば、測定対象領域全体の粗い二次元質量分布が表示されてから徐々に精細度が上がるので、目的成分が見つかった時点で測定を打ち切ることができ、測定時間の短縮を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】水素貯蔵金属又は合金の初期活性化を十分に効率的に、かつ再現性良く行うことができる水素貯蔵金属又は合金の初期活性化方法及び水素吸収量を増加させることができる水素化方法を提供する。
【解決手段】水素貯蔵金属16の初期活性化方法は、水素貯蔵金属16に希ガスのプラズマを照射し、水素貯蔵金属16の表面を活性化することにより行われる。その際、プラズマの密度が1016/m〜1018/mに設定される。また、プラズマ照射時における電子温度が3eV〜10eVであることが好ましい。水素貯蔵金属16の初期活性化方法を実施した後、水素貯蔵金属16に水素プラズマを照射して水素注入を行う。そのとき、水素プラズマの照射は、水素貯蔵金属の温度が100〜300℃の条件下で行われることが好ましい。 (もっと読む)


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