説明

大学共同利用機関法人自然科学研究機構により出願された特許

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【課題】装置の小型化が容易で使用が簡単であり、しかも高感度で正確な測定が可能とされる平面基板型パッチクランプ素子の技術を提供する。
【解決手段】電気絶縁性の基板の両方の表面側を連通させる貫通孔における片方の開口部は細胞より小さい口径とされ、この開口部の周縁には細胞外マトリックス形成物質を有するパッチクランプ素子用基板。この基板の貫通孔の両方の表面側に、導電性液体を保持する液溜部と、この導電性液体に対して通電可能に配置された電極を設けた平面基板型パッチクランプ素子。 (もっと読む)


【課題】高指向性を有し、高周波数にも対応できるとともに広帯域性に優れた平面マイクロ波アンテナ、一次元マイクロ波アンテナ及び二次元マイクロ波アンテナアレイを提供する。
【解決手段】
平面マイクロ波アンテナAnは、誘電体からなる基板20の両面に、ダイポール21,22と該ダイポール21,22に給電するマイクロストリップライン23,24がプリントされている。基板20の両面のうち、第1の面に該ダイポール21と離間する導波器27及び反射器28がプリントされ、導波器27、反射器28及びダイポール21,22により平面八木宇田アンテナが構成される。基板20の第2の面には第2の面のマイクロストリップライン24に接続されるテーパ形バラン26及びテーパ形バラン26に接続される地導体25がプリントされている。 (もっと読む)


【課題】狭い範囲に集中するビームやプラズマ流の高熱流束を、液体金属を介在することで、受熱するだけでなく、高効率のエネルギー回収を行うことができ、金属蒸気が発生した室内の金属蒸気による真空劣化を防止する高熱流束ビーム受熱・エネルギー回収システムを提供する。
【解決手段】
高熱流束ビーム受熱・エネルギー回収システムは真空雰囲気に管理された差動排気室20と蒸発室10を備える。蒸発室10には高熱流束の熱を受熱して蒸発する液体金属と、蒸発した金属を凝縮させる冷却部50が設けられ、冷却部50には冷却媒体が循環して熱エネルギーを回収する冷却媒体循環システム60を備える。液体金属は高熱流束が当たると蒸発し大きな潜熱を奪い、金属蒸気は冷却部50にて凝縮して蒸発室10の蒸気圧を下げる。蒸発室10から漏れた金属蒸気は差動排気室20において除去し、ビーム発生室30の真空度上昇を妨げる。 (もっと読む)


【課題】高効率にイオンを生成するために、生体組織上でマトリックスと生体分子タンパク質等生体分子の微結晶を形成し、高感度測定を可能とするマトリックス支援レーザ脱離イオン化法による質量分析用の試料調整方法を提供する。
【解決手段】タンパク質試料上に予めマトリックス溶液をスプレーし、マトリックスの微結晶層を形成しておく。この微小マトリックス結晶上に、更にマトリックス溶液を分注すると、予め形成させておいた微小マトリックス結晶を核として結晶が成長するため、非常に細かく均質な共結晶が形成され、MALDIによる質量分析を高感度で行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】単結晶粒子の集合体よりなる多結晶材料、特に各単結晶粒子が立方晶系の結晶構造を有する多結晶材料であって、各単結晶粒子の結晶方位が揃った配向多結晶材料を提供する。
【解決手段】この配向多結晶材料の製造方法は、希土類元素が添加された単結晶粒子を含む原料粉末を、溶液中に懸濁してなる懸濁液(スラリー1)を準備する準備工程と、磁場中でスリップキャスティングを行うことにより、懸濁液から成形体を得る成形工程と、成形体を焼成して、結晶方位が制御された多結晶構造を有する配向多結晶材料を得る焼成工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】タンパク質間相互作用を検出する新しい方法を提供すること。
【解決手段】特定な配列からなるアミノ酸配列のTlucC(mut)ドメインを、第1のタンパク質に融合させる工程と、特定な配列からなるアミノ酸配列のGlucNドメイン、特定な配列からなるアミノ酸配列のFlucNドメイン、または、特定な配列からなるアミノ酸配列のTlucNドメインを第2のタンパク質に融合させる工程と、融合した第1のタンパク質と融合した第2のタンパク質とを相互作用させる工程と、融合した第1のタンパク質と融合した第2のタンパク質との複合体から放出される光を検出する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】細胞中のイオンチャンネル活性測定用基板型バッチクランプ素子とその形成方法を提供する。
【解決手段】実質的平面SOI基板に極細孔を貫通させ、その極細孔の入り口付近に細胞膜を配置し、細胞膜と極細孔および導電性液を介して電極を設け、その電極間の電流を取り出せる平面基板型パッチクランプ素子の提供により、細胞膜中のイオンチャンネルタンパク質の活性度を高い応答性をもって測定できる。 (もっと読む)


【課題】面光源や複数の点光源等、一点とみなせない光源からの波面に対しても計測を行うことができる波面センサを提供する。
【解決手段】入射瞳Pに入った被測定光波面は半透鏡3で第1の光路L1と第2の光路L2とに分岐され、第1の光路L1を進む波面W1は第1の光路差補償部材7を透過し、第2の光路L2を進む波面W2は第2の光路差補償部材8を透過する。これら波面W1及びW2は、シェアリング量Sだけ互いに位置をずらした状態で半透鏡6により再度混合され、干渉計測面Mに干渉縞を形成する。この干渉縞の強度分布が光検出器9によって測定され、波面計測部10で被測定光波面の形状が測定される。被測定光波面の到来方向に起因して傾斜した状態で干渉計測面Mに至る波面W1’と波面W2’との間に発生する光路差は、これら波面W1’及びW2’がそれぞれ第1の光路差補償部材7及び第2の光路差補償部材8を透過する際に事前に補償される。 (もっと読む)


【課題】低温・高密度領域で運転するDT磁気閉じ込め型核融合発電装置の制御方法およびその制御装置を提供する。
【解決手段】DT磁気閉じ込め(ヘリカル、トカマク)型核融合発電装置10において、低温・高密度領域の自己点火運転は、通常は熱的に不安定なために平衡点周りで安定化する制御方法がとられるが、核融合出力の偏差を用いて制御する燃料供給においてその制御係数の符号を正(+1)から負(-1)に反転することで安定に制御できるようにした制御方法であり、また、この制御方法はより小型の先進閉じ込めDTヘリカル型核融合炉や、コイル配位の異なるDTヘリカル型炉、あるいはトカマク炉の低温・高密度領域における自己点火運転においても使用可能である。 (もっと読む)


【課題】バルク型の周期分極反転素子において、周期分極反転領域の一層の大口径化を図る。
【解決手段】本発明の周期分極反転用電極1は、強誘電体単結晶基材の一主面上に間隔をおいて横並びに配列される複数の電極片101よりなる配列電極群10と、この配列電極群10を構成する各電極片101にそれぞれ接続されて各電極片101に給電する給電用電極11とを備えている。給電用電極11は、複数の電極片101の配列方向に対して傾斜して延びている。配列電極群10を構成する複数の電極片101の全部又は大部分において、電極片101の両端部101a、101aから中央部に向かって強誘電単結晶基材に分極反転領域を形成することができる。 (もっと読む)


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