説明

ザ クリーヴランド クリニック ファウンデーションにより出願された特許

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【課題】向きを変えられる分岐部を備えている管腔内人工器官の提供。
【解決手段】 管腔内人工器官は、側壁並びに近位端及び遠位端を備えている管状の主移植片本体を備えている。該主移植片本体の近位端の近くに第一のステントが配置されている。該第一のステントの遠位側に隣接して第二のステントが配置されている。前記側壁に設けられている穴は、前記第一のステントの山部と前記第二のステントの谷部との長手方向での間に配置されている。管状の分岐部が前記の穴内に配置されている。該分岐部は、第一及び第二の端部開口を備えている。該分岐部は、前記第一の端部開口が前記遠位端に向かって配向され且つ前記第二の端部開口が前記近位端に向かって配向される逆行形態と、前記第一の端部開口が前記近位端に向かって配向され且つ前記第二の端部開口が前記遠位端に向かって配向される順行形態との間で柔軟に配向させることができる。 (もっと読む)


【課題】血管内給送装置のための電力及び/又は信号トリガーワイヤの提供。
【解決手段】 血管内グラフト給送装置は、血管内人工器官器具と該血管内人工器官器具の部分に配備可能に係合している1以上のトリガーワイヤとを備えている。トリガーワイヤの近位端には電気素子が位置決めされている。該電気素子は、前記トリガーワイヤと信号通信状態にあって、トリガーワイヤを通して作動信号を伝える。該作動信号は、前記血管内人工器官器具を所望の配備位置に位置決めするのを補助する電力信号又は制御信号である。 (もっと読む)


【課題】外科医に医療器具の位置及び向きについての情報を提供するための改良された方法及び器具の提供。
【解決手段】 該血管内給送装置は、血管内人工器官器具と、該血管内人工器官器具と結合されている信号に対して能動的なガイドワイヤとを備えている。ロータリーエンコーダが、前記のガイドワイヤと血管内人工器官器具とに接続されていてガイドワイヤにエンコーダ信号を提供する。該エンコーダ信号は、血管内人工器官器具を患者の体内に埋め込む間の該血管内人工器官器具の軸線方向の角度位置を示す。 (もっと読む)


ステントグラフト給送器具(30)は、ノーズコーン拡張器(45)の遠位端に取り付けられ且つ該ステントグラフト給送装置のハンドル(52)と組み合わせられたワイヤ引っ張り機構(60)まで伸長している引っ張りワイヤ(46)を備えた引っ張りワイヤ構造を備えている。引っ張りワイヤは、ワイヤ引っ張り機構(60)によって引っ張ってノーズコーン拡張器の遠位側のガイドワイヤカテーテル(44)内に湾曲部を生じさせることができ、その結果、該給送器具の近位端は該器具が配備される患者の血管系の一部分の形状に比較的密に適合する。
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患者の胸部大動脈弓への配置用ステント移植片(2)は、その中に、患者の上行大動脈に配置するための第1のルーメンを有する第1のチューブ状本体部分と、胸部大動脈弓に沿い、下行大動脈を下がって延在する第2のチューブ状本体部分(8)とを有している。第2のチューブ状本体部分は第1のチューブ状本体部分より小さい直径のものである。第1の本体部分と第2の本体部分の間には、段差部分(10)がある。段差部分は第1の部分と第2の部分で接合され、連続している。第1の本体部分、段差部分、および第2の本体部分のそれぞれの第1の側面は実質的に整列しており、その結果、本体部分の第1の側面と反対側の第2の側面に画定された段差(18)がある。段差部分の開口部(30)と該開口部から第1の本体部分に向かって延在する内部チューブ(32)がある。内部チューブが、その長さの一部に沿って、少なくとも2つのより小さい内部チューブ(34、36)に分割され、該より小さい内部チューブが第1のルーメンに開口している。

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移植片(30;62)の近位端にまたは該近位端に近接して位置付けられた双曲面形状を有する固定連結具(10;50)を備える小型脈管ステント移植片(30;62)。固定連結具(10;50)は、密封領域の整合性を損なうことなく多方向への動作を可能にするように有窓の移植片(40;60)の窓(42;65)内に展開することができる。

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管腔内人工器官(520)は、幹部管腔と幹部壁を有している人工器官幹部と、第一の側枝管腔及び側枝壁を有している第一の人工器官側枝(533)と、第二の側枝管腔を有している第二の人工器官側枝(534)とを備えている。前記第一の側枝管腔と第二の側枝管腔とは、両方とも前記幹部壁を介して前記幹部管腔と流体連通しており、前記第二の側枝管腔は前記側枝壁を介して第一の側枝管腔と流体連している。付加的な器具、装置及び方法も開示されている。

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【解決手段】 管腔内人工器官(40)は、人工器官胴部を備えており、前記胴部は、それを通って伸張する胴部管腔と、壁部と、この壁部内の吻合部(46)とを備えている。管腔内人工器官は、人工器官分岐部(44)を更に備えており、前記分岐部は、それを通って伸張する分岐管腔を備えている。人工器官分岐部は、人工器官胴部に沿って長手方向に且つ円周方向にこれを取り囲んで配置されている。
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人工組織および組織工学用途,例えば,人工または合成の軟骨において有用なジヒドロキシフェニル架橋高分子ネットワークが提供される。このネットワークは,まずポリアミンまたはポリカルボキシレート高分子(分子の長さ方向に沿って結合しているそれぞれ複数のアミンまたはカルボン酸基を有する)を用意し,この高分子を,ポリアミンの場合には遊離カルボン酸基を,またはポリカルボキシレートの場合には遊離第1アミン基を有するヒドロキシフェニル化合物と反応させ,そしてカルボジイミド媒介性反応経路により高分子上にヒドロキシフェニル化合物を置換して,ヒドロキシフェニルで置換された高分子を得ることにより製造される。次にこの高分子を,代謝条件の温度およびpHの下で,酵素により触媒される,それぞれ異なる高分子に結合している2つのヒドロキシフェニル基の間の二量体化反応により,他のそのような高分子と連結させる。好ましい態様においては,ジチラミン結合により連結されているチラミン置換ヒアルロナン分子から高分子ネットワークを作成して,所望の物理学的特性を有する安定な凝集したハイドロゲルを得る。そのようなネットワークを製造する方法も提供される。 (もっと読む)


人工組織及び組織工学用途において有用であり、特に、多種多様なタイプの組織のための移植可能な合成組織マトリックス材料を提供するジヒドロキシフェニル架橋高分子ネットワークが提供される。特に、人工又は合成軟骨、声帯材料、硝子体材料、軟部組織材料及び僧帽弁材料が開示されている。実施態様においては、ネットワークは、チラミン置換及び架橋ヒアルロナン分子からなり、ここで、架橋は、インビボで実施することができる、ペルオキシダーゼが媒介するジチラミン結合によって達成される。ジチラミン結合は、所望の物理的性質を有する、安定な、コヒーレントなヒアルロナンをベースとするハイドロゲルを提供する。
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