説明

国立大学法人浜松医科大学により出願された特許

61 - 70 / 96


【課題】 血液中の細胞から目的とする細胞を好適に選別することが可能な細胞選別装置を提供する。
【解決手段】 被検体から血液を取り出して体外で循環させる体外循環系10と、血液中に含まれる細胞に測定光を供給し、細胞自体または細胞の核の体積に関する物理量についての細胞情報を光学的に測定する細胞測定部20と、測定された細胞情報を参照して細胞を分離する細胞分離部30とによって細胞選別装置を構成する。細胞分離部30は、細胞測定部20で測定された細胞情報、及び癌細胞などの特定種類の細胞を選別するために設定された選別条件に基づいて、細胞が選別条件を満たす場合にその細胞を分離させ、それ以外の細胞を体外循環系10を介して体内に戻すようにする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、生体細胞に関する光毒性(細胞機能)を正確に評価することを目的とする。
【解決手段】本発明の細胞機能の評価方法は、前記生体細胞(40)の特定部位(41)を蛍光色素で染色する染色手順と、前記生体細胞(40)に対し光を照射し、それに応じて前記特定部位(41)の隣接部位(43)で発生する蛍光の輝度変化を測定する測定手順と、前記輝度変化に基づき前記光毒性を評価する評価手順とを含むことを特徴とする。仮に、特定部位(41)が機能低下を起こすと、その膜の内側に蛍光色素を保持しきれなくなり、それを隣接部位(43)の側へ滲出させるが、本発明によると、この滲出の程度を測定することができる。よって、本発明では、光毒性を正確に評価することができる。 (もっと読む)


【課題】単一のビデオカメラの映像からの3以上の像を抽出して静止画立体表示を可能にする単一のビデオカメラの映像からの静止画立体表示方法を提供する。
【解決手段】単一のビデオカメラの映像からの静止画立体表示方法は、ビデオカメラ9等のビデオ映像取得装置を撮像対象物11に対して相対移動可能に設け、表示装置1により前記ビデオ映像出力を表示しながら、入力手段6により、必要に応じて立体視画像形成条件の選択の入力および操作者23により立体像を表示する時点を指定し、演算手段により立体像をなす複数のフレームを選定し、条件を満たしたフレームとその間の1以上のフレームを立体表示手段3に表示するステップを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】繊維シート上にパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片が固着されてなるパラフィン切片保存シートを提供する。
【解決手段】スライドガラスに代えて繊維シートを用いることにより、その保存時の取り扱いを簡便にするとともに、必要な場合に、この繊維シート上にパラフィン組織切片を固定したまま、水に戻し、再度スライドガラスですくい上げることにより、従来と全く同様に組織を貼り付けたスライドガラスとすることができる。パラフィン切片保存シートには、繊維シートの片面に厚さが3〜20μmのパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片を固着して、5〜20秒間ろ過することを特徴とする。このろ過時間は、フィルターホルダー(IWAKI:GFH−47)を使用し、径47mmの円状ろ紙面において、100mlの蒸留水を真空ポンプ(BIO CRAFT BC−651)により50mmHgで吸引しろ過するに要する時間である。 (もっと読む)


【課題】手術中の手術部位の状態を精度良く表す画像を提示することを、簡易な構成で実現する。
【解決手段】手術の実施にあたり、事前に撮影した患者のMRI画像に基づいて3次元モデルを生成しておき、手術中には、患者の表面をレーザ光で走査し反射したレーザ光を検出することで、表面の各個所の3次元座標を測定し、表面の各個所のMRI画像との対応付けを行うと共に(フレームレス/マーカーレス:ステップ100〜116)、手術器具の位置もレーザ光で検出し、手術器具の位置を求めて、MRI画像に手術器具の画像を合成して手術中に表示する(ステップ120〜130)。 (もっと読む)


【課題】非接触計測により耳などの生体の形状のかたどりを、簡易な構成で実現する。
【解決手段】生体印象取得プログラムが起動されると、外耳道の中心軸Lを光軸に設定し(ステップ100〜104)、外耳道へ向けたレーザ光射出方向およびラインセンサによる反射光の受光位置から3次元座標を求めることを繰り返して外耳道の表面形状を測定することで印象取得する(ステップ106〜110)。補聴器の装着部分を定めるために、外耳道のモデルである3次元形状モデルを作成して外耳孔及び外耳道の内部に進む第1番目の屈曲部(第1カーブ)を決定し(ステップ112〜116)、その範囲を型領域に決定し(ステップ118)、型モデルを生成してデータを記憶する(ステップ120〜124)。従って、3次元形状測定装置による外耳道の形状測定により取得した表面形状データに基づいて型モデルのデータを容易に取得することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、透明な被観察物を広視野で観察するのに適した観察装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の観察装置は、被観察物(10)から射出した光を結像する結像光学系(12)と、前記結像光学系(12)が形成した前記被観察物(10)の像を撮像する撮像手段(11)と、明部と暗部とを繰り返し配置してなる面光源で前記被観察物(10)を照明する照明手段(14,15)とを備えたことを特徴とする。面光源の位置と明暗のピッチとが適正に設定されれば、被観察物(10)の各部分領域は、面光源の各明部により小角度で斜光照明される。よって、撮像手段(11)は、各部分領域の暗視野観察像を取得することができる。 (もっと読む)


【課題】硬部組織や軟組織に対応して掘削手段を選択し効率的かつ侵襲性を最小にして孔を患部まで掘削する機構を有し、1つの装置で生体の患部まで掘削した後は、留置した状態で観察および治療ができるようにしたカメラ付き掘削装置を提供する。
【解決手段】装置本体1bの中央にカメラ用孔4を有し、その左右に空気,水を掘削部分に排出する孔2,掘削部分の水,空気を吸引する孔3が形成されている。また孔4の上下に第1および第2掘削用孔7,8が形成されている。さらに掘削部分を照明するための照明用孔16a〜16hが設けられている。カメラで掘削部分の画像を映し出し第1,第2掘削装置9,10を用いて生体の組織を破砕し、破砕した部分を洗浄し洗浄水を吸引して外に排出する。装置本体1bを回動させ掘削位置を変えて同様に破砕することにより、患部に至までの孔を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】複数本のファイバへの光入射や光検出を1台の装置でオンオフ制御することにより、装置規模を大きくすることなく多数の生体患部を簡易な操作で同時に、また時系列的に観察することができる分割形イメージングファイバ装置を提供する。
【解決手段】分岐IFの開口部に入射した光は、先端部の光学系に到達する。光学系から射出した光が観察ターゲットに当たることにより発せられる光は光学系を経由して元の開口部に戻る。末端部3から出射した光は、第1対物レンズ5によって平行光になり、ダイクロイックミラー6で反射され、結像レンズ10を経由して撮像素子11に入射することによりモニタに表示される。液晶シャッタ4で、特定の分岐IFへの光を通過させ、他の分岐IFへの光を遮断する制御を行うことにより特定の分岐IFのみに対し観察を行うことができ、同時に多数の分岐IFに光を通過させて観察することも可能である。 (もっと読む)


【課題】インビボでの血流動態解析を行い血管壁剪断応力及び圧力を求めることができる血流解析装置、血流シミュレーション方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】空間3次元と時間から成る4次元の速度3成分ベクトル情報をもつヒト血流データが入力されるデータ入力部10と、入力されたデータから4次元の速度3成分ベクトル情報を取得し、当該4次元の速度3成分ベクトル情報に基づいて血管壁剪断応力及び圧力を算出するデータ解析部20と、データ解析部での解析により得られた血管壁剪断応力及び圧力などの解析結果を表示する表示部50を有する。 (もっと読む)


61 - 70 / 96