説明

国立大学法人浜松医科大学により出願された特許

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【課題】 自殺遺伝子を腫瘍部に運搬する汎用的なベクターを提供する。
【解決手段】 ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSVtk)遺伝子などの自殺遺伝子を挿入した間葉系幹細胞由来の発現ベクターである。この自殺遺伝子の発現によって生成する酵素(HSVtkなど)が、目的とする腫瘍細胞を死滅させる又はその増殖を阻害する薬物のプロドラッグ(ガンシクロビル(GCV)など)を薬理活性(細胞毒性)をもつ薬物に変換する。この発現ベクターは採取が格段に容易な間葉系幹細胞を用いているにもかかわらず、神経幹細胞を用いた場合(特許文献1、非特許文献3)よりもバイスタンダー効果が優れている。 (もっと読む)


【課題】 DMDの制御の下にスリット光を照射して、スリット光照明を実現し、標本上の照明光の位置及び範囲並びに標本を照射するスリットの厚さ(太さ)を容易に調整することができるDLP式スリット光走査顕微鏡を提供する。
【解決手段】 レーザ光は凹レンズ2で発散され凸レンズ3によって超高開口数対物レンズ7の後焦点面に集束される。DMD装置4ではスリット状にマイクロミラーがオン制御される。スリット光はダイクロイックミラー5で反射され、後焦点面を通過して超高開口数対物レンズ7に入射し、屈折されてカバーガラス8上の細胞などの標本に達する。標本には斜めに入射しスリット状に切断面が照射される。 (もっと読む)


【課題】生体挿入部における器具全体の直径を従来に比較し縮小でき、生体への侵襲性を注射針の刺入と同程度とし、カテーテルを膨脹式にして内側の光学ファイバの保護だけでなく、カテーテルの留置を可能にし、外筒を残留させる場合、必要に応じて反復してファイバを挿入し同じ場所を繰り返し観察することを容易にし、生体への負担も軽減できるカテーテル留置システムを提供する。
【解決手段】 膨脹式のカテーテル4は先端部に生体の空間部を広げたり,障害物を取り除いたりできる可動口ばし5が取り付けられ、先端部に水噴射装置16が設けられている。膨脹させたカテーテル4に光ファイバ8を挿通する。光ファイバ8は先端部にレンズを備え、装置本体14に接続されている。ジョイント11はカテーテル4を固定しカテーテルの挿入角度を変更できる。これらシステムにより生体内の観察対象を、生体への負担を少なくして繰り返し観察を可能とする。 (もっと読む)


【課題】 共焦点スキャナからの照明光を第1の対物レンズ系で光ファイバの端部に導き、光ファイバの先端部に設置された第2のレンズ系によって生細胞などの被写体を観察する共焦点顕微鏡において、生細胞などの被写体対象をより高品質の画像で捉える共焦点顕微鏡の生体用対物レンズを提供する。
【解決手段】 ファイバおよび第2対物保持筒11は、その先端部に透明の窓27を有し、その内部に光ファイバ13が収容され、光ファイバ13の先端部に生体用対物レンズ22が配置されている。生体用対物レンズ22の前側焦点距離30の位置が細胞などの観察対象21位置となる。生体用対物レンズ22の前側焦点距離をf,後側焦点距離をfbとすると、倍率M=fb/fが成り立ち、かつ生体用対物レンズ22の開口数NAfと光ファイバ13の開口数NAの比をMとしてある。作動距離29は、前側焦点距離fとレンズの開口数NAfに依存させている。 (もっと読む)


【課題】 照射光の効率的な利用,発生位置の精度,簡易な制御,他の照明方式にも容易に切替え可能にするため、DMDの制御によってエバネッセント光を発生させることができるDLP式エバネッセンス顕微鏡を提供する。
【解決手段】 レーザ光は凹レンズ2で発散され凸レンズ3によって平行光となり、DMD装置4に入射する。DMD装置4ではカバーガラス8で臨界角以上になるような入射光となるリング形状のマイクロミラーがオン制御される。凸レンズ22はリング形状にオン制御されるマイクロミラーからの反射光のみを通過させ、この通過光を超高開口数対物レンズ7の後焦点面に集束させるレンズである。リング形状の光はダイクロイックミラー5で反射され、後焦点面を通過して超高開口数対物レンズ7に入射し屈折する。カバーガラス8の下面で全反射し、エバネッセント光が発生する。 (もっと読む)


【課題】現在知られている全てのクラリスロマイシン耐性ピロリ菌を、迅速かつ簡便にしかも高感度で検出する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ヘリコバクターピロリ菌の点突然変異の検査に用いられるオリゴヌクレオチドプライマー及びそれを用いたヘリコバクターピロリ菌の点突然変異検査方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】3次元画像処理装置において、骨などの表面上に設定される解剖学的な特徴点に対応する点を3次元画像データから一義的に定点として抽出し、同定点を複数用いて基準面および基準座標系を再現性良く定義することを可能にする。
【解決手段】3次元画像処理装置は、眼窩および外耳道のそれぞれの表面形状に合った各基準球BOL,BOR,BPL,BPRを一義的に定義し、同各基準球BOL,BOR,BPL,BPRを用いて、解剖学的な特徴点にそれぞれ対応する定点Psl,Psr,Psl’,Psr’を抽出する。そして、同定点Psl,Psr,Psl’,Psr’を用いて基準平面Pfを定義する。また、大後頭孔の穴中心CDを一義的に定義し、同穴中心CDおよび定点Psl,Psr,Psl’,Psr’を用いて基準平面Pfに原点Oおよび第1〜3基準軸Z,X,Yからなる基準座標系を定義する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、消化器系疾患の予防医学的診断にあり、特に、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープ、胃癌等の胃・十二指腸の炎症を伴う疾患などの予防医学的診断に優れたTNFαプロモータの多型検出方法を提供することにある。
【解決手段】被験体が消化器系疾患を有するか又は発生素因があるかを判定する方法であって、該被験体から核酸試料を抽出し、該核酸試料中に含まれるTNF-α遺伝子のプロモータ領域に存在する多型を検出することを特徴とする消化器系疾患罹患可能性の判定方法およびキット。 (もっと読む)


【課題】 把持前の各指の各指関節に負荷がかかっていない状態から物体を把持する場合に、各指の各関節の屈曲動作を互いに連動させる。
【解決手段】 ワイヤ34の一端側および他端側のいずれか一方のみが変位することを抑制するブッシュ54を設ける。これにより、把持前の各指部材10に負荷がかかっていない状態から物体を把持する場合に、各指部材の動滑車40が引っ張られたときに、各指部材のワイヤ34の一端側および他端側が一様に変位し、各指部材のリンク材24および各指部材のリンク材30の屈曲動作の連動が保証される。 (もっと読む)


【課題】 ニプコウ方式の共焦点顕微鏡においてDMDを用いて標本の領域を選択的に照明して観察することができる共焦点顕微鏡を提供する。
【解決手段】 光源20からの照射光は集光レンズ1,回転式フィルタ14を介してDMD2に入射し、DMD2でオン制御された微小ミラー領域に照射した光のみがニプコウ板組立のマイクロレンズ5に入射する。マイクロレンズ5を通過した光はピンホール6で収束させられ対物レンズ8によって標本10の選択された領域に結像する。標本10の選択された領域から発せられる蛍光などの反射光は入射光路を逆向し、ダイクロイックミラー7によって反射され結像レンズ11によって2次元光検出器に結像される。 (もっと読む)


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