説明

バイロロジック,インコーポレーテッドにより出願された特許

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本発明は、表現型臨床的カットオフにより実施される表現型と遺伝子型のデータ対の包括的解析に基づき抗ウイルス剤の有効性を決定するアルゴリズムを開発する方法を提供する。一態様において、アルゴリズムは、有効な治療を患者に施すことを可能にする。それは、感染個体が抗ウイルス化合物による治療に反応するかを予測するのに役立ち、それにより、患者が無用な副作用を受けることがないように有効な治療法をデザインすることが可能になる。また、効果のない薬剤の投与を回避することにより、時間と資金がかなり節約される。
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本発明は、ある化合物が細胞へのウイルス侵入を阻害するかどうかを同定する方法を提供する。前記方法は、(a)ウイルスに感染した患者からウイルスエンベロープタンパク質をコードする核酸を取得するステップ;(b)第1細胞中に、(i)ステップ(a)の核酸と、(ii)エンベロープタンパク質をコードする核酸を含まず、かつ検出可能なシグナルを発する指標核酸を含むウイルス発現ベクターと、を共トランスフェクトし、それにより、第1細胞が患者から取得した核酸によりコードされるエンベロープタンパク質を含むウイルス粒子を産生するステップ;(c)ステップ(b)で産生されたウイルス粒子と第2細胞とを該化合物の存在下で接触させるステップであって、第2細胞はこのウイルスが結合する細胞表面受容体を発現するものである、上記ステップ;(d)ウイルス粒子の感染性を判定するために、第2細胞によって発せられたシグナルの量を測定するステップ;並びに、(e)ステップ(d)で測定したシグナルの量を該化合物の不在下で生成されたシグナルの量と比較するステップ、を含み、化合物の存在下で測定したシグナルの量が低下していれば、該化合物が第2細胞へのウイルス侵入を阻害することを示すものである。 (もっと読む)


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