説明

ペクセル・テクノロジーズ株式会社により出願された特許

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【課題】 多孔質半導体微粒子層への増感色素の吸着を、増感色素を含む電解液により行うことで、製造工程を簡略化した色素増感型太陽電池モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】 導電性基板上に、増感色素を担持した多孔質半導体粒子層からなる光電極層、電解液層および対向電極層をこの順で有する色素増感型太陽電池または光電変換素子の製造方法であって、導電性基板上に多孔質半導体微粒子層を形成する半導体層形成工程、前記多孔質半導体微粒子層を形成した導電性基板と対向電極層を形成した対向電極基板とを封止層を介して貼り合せて電解液注入層を形成する封止工程、5員環環状エーテルを電解液溶媒とし、増感色素と電解質成分からなる色素含有電解液を前記電解液注入層に注入する電解液注入工程、をこの順に行う。 (もっと読む)


【課題】高粘度であっても高い光電変換効率が得られ、かつ電池の劣化を起こしにくい電解質溶液およびそれを用いた光電変換素子並びにそれを用いた色素増感型太陽電池を提供する。
【解決手段】導電性支持体上に、色素14増感された半導体粒子13からなる半導体電極層1、電解液層2および対向電極3をこの順で有する色素増感型太陽電池または光電変換素子において、前記電解液層が、少なくともハロゲン化物である無機塩、及び/または、特定のイミダゾリウム塩を溶質とし、特定のグリコールエーテルまたは特定の5員環環状エステルのいずれかを溶媒とし、エチレンオキサイド構造単位を主鎖とするポリエーテル共重合体組成物を含む電解液により構成されていることを特徴とする色素増感型太陽電池または光電変換素子。 (もっと読む)


【課題】発電面積が小さい(300mm2〜600mm2)光電変換素子であっても、低照度(500lux)から高照度(10万lux)に亘る広範囲で光電変換効率が高い色素増感型太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】透明基材、透明電極層、光増感色素を含む多孔質酸化物半導体層、電解液層、対向電極、透明基材の順に積層された色素増感型光電変換素子において、光増感色素を含む多孔質酸化物半導体層の平面形状が矩形であって、前記矩形の面積(S)が300mm2〜600mm2で、かつ前記矩形の短辺に対する長辺の長さの比(L)が、下記式(1)および(2)を満足する領域に含まれることを特徴とする色素増感型光電変換素子。
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【課題】比表面積が大きく増感色素の担持量が多く、電解液層を構成する電解液が多孔質半導体微粒子層の細部にまで拡散できる、多孔質構造を有する色素増感型光電変換素子用光電極及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属酸化物半導体ナノ粒子と溶媒を必須成分とする金属酸化物半導体ナノ粒子分散液を導電性基板上に噴霧して塗布し、加熱処理して多孔質半導体微粒子層11を形成する方法で、金属酸化物半導体ナノ粒子が、一次粒子の平均粒子径が10〜30nmのナノ粒子と一次粒子の平均粒子径が40〜70nmのナノ粒子の混合物であり、溶媒が水と炭素数5以下のアルコールの混合物であることを特徴とする。分散液中の金属酸化物半導体ナノ粒子固形分濃度は、平均粒子径が10〜30nmのナノ粒子が1〜15wt%、平均粒子径が40〜70nmのナノ粒子が0.1〜25wt%、ナノ粒子全体が5〜30wt%である。 (もっと読む)


【課題】電荷輸送層の液状電解質によるウエットな環境下においても、発電を担う光電極での多孔質半導体微粒子層と導電性基板との密着性(ウエット剥離耐久性)を長期間維持することができる色素増感型光電変換素子の経済性に優れた製造方法及び当該光電変換素子、並びに当該光電変換素子を用いた色素増感型太陽電池を提供する。
【解決手段】透明導電性基板11上に、色素増感された半導体微粒子層12からなる光電極1、電解液層2及び対極3をこの順で有する光電変換素子と、一対の分極性電極と電解液との界面で形成される電気二重層を利用する電気二重層キャパシタとを、該光電変換素子の対極を一対の分極性電極の一方として機能させて積層した光充電可能な電気二重層キャパシタである。前記電気二重層キャパシタの電解液が、ジアルキルグリコールエーテルを溶媒とし、イミダゾリウム塩を溶質とする。 (もっと読む)


【課題】電解液中に発生したヨウ素を除去し、電池の劣化や導電性基板の着色を起こしにくい電解質溶液およびそれを用いた光電変換素子並びにそれを用いた色素増感型太陽電池を提供する。
【解決手段】導電性支持体上に、色素増感された半導体粒子からなる半導体電極層1、電解液層2および対向電極3をこの順で有する色素増感型太陽電池または光電変換素子において、電解液層2が電解液溶質としてイミダゾリウム塩及び/または無機塩または4級アンモニウム化合物と、還元剤としてチオール化合物、またはチオ硫酸塩を含む。チオール化合物の添加量は、0.0001mol/L以上0.2mol/L未満である色素増感型太陽電池または光電変換素子。 (もっと読む)


【課題】プラスチック導電性基板からなる色素増感型光電変換素子の半導体層への色素吸着工程において、常温でかつ短時間で十分な吸着を可能とする色素溶液を提供する。
【解決手段】プラスチック導電性基板11上に、色素増感された半導体粒子13からなる光電極層1、電解液層2および対向電極3をこの順で有する色素増感型太陽電池であり、前記色素14を半導体粒子13に吸着する方法において、色素溶液が少なくとも一種類の増感色素14と少なくとも一種の一般式(1)[R,R,R,R+-]で表わされるカチオン系化合物を含有することを特徴とする色素増感型太陽電池。式(1)において、R,R,R,R4は同じで異なってもよく、水素原子、炭素数1〜40の置換または未置換のアルキル基、アラルキル基、アルキニル基、アリール基、複素環基または芳香族複素環基を表し、その総炭素数は20〜120であり、Xはアニオン基である。 (もっと読む)


【課題】電荷輸送層の液状電解質によるウエットな環境下においても、発電を担う光電極での多孔質半導体微粒子層と導電性基板との密着性(ウエット剥離耐久性)を長期間維持することができる色素増感型光電変換素子の経済性に優れた製造方法及び当該光電変換素子、並びに当該光電変換素子を用いた色素増感型太陽電池を提供する。
【解決手段】導電性基板、下塗り層13及び色素15を担持させた金属酸化物半導体微粒子層14がこの順で積層された色素増感型光電変換素子用光電極1の製造方法であって、前記下塗り層が形成された導電性基板上に、金属酸化物半導体微粒子層14を積層する前または積層と同時に、前記下塗り層に波長400nm以下の電磁波を照射する色素増感型光電変換素子用光電極の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 電解液へのヨウ素の添加量を大幅に削減しても、高いエネルギー変換効率が得られ、かつ電池の劣化を起こしにくい電解質溶液およびそれを用いた光電変換素子並びにそれを用いた色素増感型太陽電池を提供する。
【解決手段】 導電性支持体上に、色素増感された半導体粒子からなる半導体電極層、電解液層および対向電極をこの順で有する色素増感型太陽電池または光電変換素子において、前記電解液層がヨウ化物ナトリウム若しくはヨウ化カリウムから選ばれた無機塩と4級窒素原子をスピロ原子に持つ化合物を溶質とし、またはヨウ化物ナトリウム若しくはヨウ化カリウムから選ばれた無機塩と4級窒素原子をスピロ原子に持つ化合物とベンゾイミダゾール化合物との混合物を溶質とし、グリコールエーテル、5員環環状エーテルのいずれか一方または双方を溶媒とする電解液からなることを特徴とする色素増感型太陽電池または光電変換素子。 (もっと読む)


【課題】基板上との密着性に優れた金属ナノ粒子低温焼結体薄膜層を形成する方法を提供する。
【解決手段】基板上に金属ナノ粒子を含有する分散液を塗布し、導電性基板を当該導電性基板のガラス転移温度以下で、加熱処理する手段(第1加熱工程)と、前記導電性基板を当該導電性基板のガラス転移温度以下で、塗膜裏面側又は塗膜裏面側と塗膜面側の両面のいずれかから加熱処理すると同時に、加熱水蒸気を塗膜面に接触させて塗膜面側を加熱処理する手段(第2加熱工程)を逐次行うことにより金属ナノ粒子焼結体薄膜層を形成する。 (もっと読む)


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