説明

フェノメノーム ディスカバリーズ インクにより出願された特許

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本発明は、異なる型の多発性硬化症を診断及び鑑別診断するための方法を説明する。本方法は、臨床的に診断された再発寛解型又は一次性進行型の形態の多発性硬化症を罹病している患者に由来する試料内の、代謝産物と呼ばれる特定の低分子の強度を測定し、それらの強度を健常者の集団内で認められる強度と比較し、したがって多発性硬化症のマーカーを同定する。方法は、再発寛解型多発性硬化症に苦しむ被検者を、二次性進行型多発性硬化症から鑑別診断することも提供する。
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本発明は、前立腺癌を示す健康状態を予測するための方法について記載する。本方法は、未決定健康状態を有する患者からの血液試料中の代謝産物と呼ばれる特定の小さい生化学物質の強度を測定し、これらの強度を健常個体の集団に観察される強度及び/又は確定された前立腺癌陽性個体の集団に前に観察された強度と比較する。本方法は、医師が、スクリーニングされた患者が前立腺癌に陽性である確率を決定することを可能にさせる。 (もっと読む)


本発明は、患者の認知症又は認知症のリスクを鑑別診断するための方法を目的とする。本方法は、患者から試料を得る工程と、1又は複数の代謝産物マーカーの定量化データを得るために前記試料を分析する工程と、1又は複数の代謝産物マーカーの定量化データを1又は複数の標準試料から得られる対応するデータと比較する工程と、認知症又は認知症のリスクを鑑別診断するために前記比較を用いる工程とを含む。本方法は、患者の認知症又は認知症のリスクを評価する際に役立つこともできる。本発明は、本方法で役立つ代謝産物マーカー及び化合物も、目的とする。
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本発明は結腸直腸癌及び卵巣癌(それぞれCRC及びOC)の診断に関する。本発明は、内生小分子とCRC又はOCとの関係を記載する。詳細には、本発明は、ビタミンEアイソフォーム及び関連代謝産物の測定によるCRC及びOCの診断に関する。本発明はまた、前記方法により同定された診断マーカーにも関する。本発明は、CRCの潜在的な症例及び症状が現れる前の段階、様々なステージ及び重篤度のCRCの診断、CRCの早期発見、CRC及びOCの健康状態についての治療の効果のモニター及び診断に関する。
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フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析法(FTICR−MS)についての今までにない方法及び装置である。FTICR−MS装置は、複数の質量対電荷(M/Z)の部分的な範囲を有するイオン化分子を受け取ることができるICR前の質量分離及びフィルタリング装置を有する。ICR前の質量分離及びフィルタリング装置は、イオン化分子を複数のより小さなパケットに分割し、より小さなパケットそれぞれが、M/Zの部分的な範囲のうちの1つの範囲内にある。FTICR−MS装置中の磁石は、制御された磁場を与える。複数のイオンサイクロトロン共鳴(ICR)セルは、制御された磁場中で直列に配置され、独立して動作する。イオントラッピング装置は、複数のICRセルのうちの1つのICRセルへ送る前に、ICR前の質量分離及びフィルタリング装置を接続し、複数のより小さなパケットのうちの1つのパケットを格納する。
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本発明は、以下のように要約できる。
本発明は、
i)データエレメント値X及びデータエレメント値Yを有するデータの順序対(X、Y)によって特徴付けられる成分を1若しくは2以上含む試料の複数から質量分光データを得(このときXは、成分の質量と同等又は正比例するデータエレメント値であり、Yは、成分の容量と同等又は正比例するデータエレメント値である)、
ii)前記試料においてデータエレメント値Xが共通である全ての固有成分を同定し、かかる全X値の平均値をそこから計算し、平均値を求め、さらに、Xが共通である順序データ対における全Y値の平均値及び任意で標準偏差値を求め、
iii)コード可能なセルアレイを有するデータ構造を作製し、前記各試料に存在する各固有成分の容量との関係に基づき、所定の値又は前記分光データのその他の特徴について色又は他の識別可能な特徴付けを各セルに施す、
ステップからなる分光データを表示する方法を提供する。
分光データを有するデータ構造も開示する。
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