説明

財団法人日本海事協会により出願された特許

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【課題】リスク評価の対象である評価対象物に実際に損傷が発生する前であっても、実際の評価対象物により即した損傷確率に基づいてリスク評価を可能とする。
【解決手段】特定の評価対象物の損傷確率を算出する損傷確率算出装置であって、損傷率と時間との関係を示す損傷率関数を記憶する記憶部1と、上記評価対象物の通常検査時に取得された検査データに基づいて上記損傷率関数を補正する損傷率関数補正部3と、該損傷率関数補正部3にて補正された上記損傷率関数に基づいて上記損傷確率を算出する損傷確率算出部4とを備える。 (もっと読む)


【課題】 高強度厚鋼板の大入熱突合せ溶接において、耐脆性破壊発生特性(破壊靭性値Kc)の優れた溶接継手を形成するとともに、該特性を検証する。
【解決手段】 (a1)溶接金属の硬さHv(WM)と母材の硬さHv(BM)の比Hv(WM)/Hv(BM)が1.1未満、又は、(a2)溶接金属の硬さHv(WM)が210以下で、かつ、溶接部の破壊靭性値Kcが、(b1)2000N/mm1.5超、又は、(b2)Kc≧Kq(=σD√(πa)、σD:設計応力、a:想定欠陥寸法)を満たす溶接継手であって、その耐脆性破壊発生特性(破壊靭性値Kc)を、実測硬さ値が上記(a1)又は(a2)を満たすこと、及び、実測吸収エネルギーvEが要求vEを満たすことを確認し、遷移温度vTrsに基づ予測Kc値を用いて検証する。 (もっと読む)


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