説明

有限会社ケー・アンド・ダブルにより出願された特許

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【課題】出力特性及び高エネルギー密度を達成した電極や電気化学素子を得ることのできる金属化合物と繊維状炭素のシート状複合体、及びその製造方法に関する。
【解決手段】旋回する反応容器内で出発原料の金属化合物と繊維状炭素とを含む溶液にずり応力と遠心力を加えて反応させて、金属化合物と繊維状炭素とのコンポジット材料を生成する。コンポジット材料とバインダーである繊維状炭素とを攪拌することにより混合溶媒を生成する。混合溶媒を吸引ろ過し、真空乾燥する。この混合溶液を抄紙成型してシート状複合体を作製する。繊維状炭素の比表面積が600〜2600m2/gのカーボンナノチューブであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属酸化物とカーボンナノチューブとを複合化すると共に、金属酸化物の表面に炭素化膜を形成した金属酸化物とカーボンの複合体、及びその製造方法に関する。
【解決手段】カーボンナノチューブを含有する溶液の噴射流同士を衝突させてカーボンナノチューブのバンドルを少なくとも部分的に解離させて分散させる前処理工程を施す。この前処理工程を経たカーボンナノチューブと、金属酸化物ナノ粒子の出発原料である金属アルコキシドとに、旋回する反応器内でずり応力と遠心力を加えて分散混合し、第1の複合体を作製する工程を施す。次に、この第1の複合体と、反応物とに、旋回する反応器内でずり応力と遠心力を加えて、前記分散カーボンナノチューブに高分散担持した金属酸化物ナノ粒子を生成する工程を施すことにより複合体を作製する。 (もっと読む)


【課題】チタン酸リチウムとカーボンナノファイバーとを複合化すると共に、チタン酸リチウムの表面に炭素化膜を形成したチタン酸リチウムとカーボンファイバーの複合体、及びその製造方法に関する。
【解決手段】旋回する反応容器内で、チタン酸リチウムを含むチタン酸源と、スクロースを含むリチウムを含むリチウム源と、カーボンナノファイバーとを含む溶液にずり応力と遠心力を加えて反応させてチタン酸リチウムとカーボンナノファイバーとの複合体を生成する複合化処理を行う。この複合化処理を経た複合体を真空中において加熱する加熱処理を行う。この複合体のチタン酸リチウムの表面にスクロースからなる炭素皮膜が形成する。 (もっと読む)


【課題】体積あたりの容量密度が大きく、不可逆容量が小さい、リチウムの吸蔵及び放出が可能な負極活物質を提供する。
【解決手段】本発明の負極活物質は、一酸化スズの板状粒子と、ナノサイズを有する導電性炭素粒子と、該炭素粒子の表面に担持されている二酸化スズの球状粒子とを含むことを特徴とする。この負極活物質は、スズ(II)塩を溶解させた溶液に上記炭素粒子を添加した反応液であって、上記炭素粒子の質量に対する上記スズ(II)塩の質量を二酸化スズ換算で3〜9倍に調整した反応液を、旋回可能な反応器内に導入する工程、及び、上記反応器を旋回させて、上記反応液にずり応力と遠心力とを加えながらスズ(II)塩の加水分解反応と重縮合反応とを行う工程を含む方法により得ることができる。 (もっと読む)


【課題】100nm以下の酸化マンガンナノ粒子がカーボンに高分散担持された複合体を提供する。
【解決手段】酸化マンガンナノ粒子の前駆体がカーボンに高分散担持された複合体粉末を、窒素雰囲気中で急速加熱処理することによって、金属酸化物の結晶化を進行させ、酸化マンガンナノ粒子をカーボンに高分散担持させる。酸化マンガンナノ粒子の前駆体とこれを担持したカーボンナノ粒子は、旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を与えるメカノケミカル反応によって作製する。前記窒素雰囲気内の急速加熱処理は、250℃〜600℃に加熱することが望ましい。加熱した複合体を更に粉砕することで、その凝集を解消し、酸化マンガンナノ粒子の分散度をより均一化する。カーボンとしては、カーボンナノファイバーやケッチェンブラックが使用できる。 (もっと読む)


【課題】100nm以下の金属酸化物ナノ粒子がカーボンに高分散担持された複合体を提供する。
【解決手段】金属酸化物ナノ粒子の前駆体がカーボンに高分散担持された複合体粉末を、窒素雰囲気中で急速加熱処理することによって、金属酸化物の結晶化を進行させ、金属酸化物ナノ粒子をカーボンに高分散担持させる。金属酸化物ナノ粒子の前駆体とこれを担持したカーボンナノ粒子は、旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を与えるメカノケミカル反応によって作製する。前記窒素雰囲気内の急速加熱処理は、400℃〜1000℃に加熱することが望ましい。加熱した複合体を更に粉砕することで、その凝集を解消し、金属酸化物ナノ粒子の分散度をより均一化する。金属酸化物としては、酸化マンガン、リン酸鉄リチウム、チタン酸リチウムなどが使用できる。カーボンとしては、カーボンナノファイバーやケッチェンブラックが使用できる。 (もっと読む)


【課題】電気的特性に優れた電極や電気化学素子を製造するのに適したチタン酸リチウム結晶構造体と、そのチタン酸リチウム結晶構造体とカーボンナノファイバーの複合体を提供する。
【解決手段】数原子層レベルの厚みを有し、二次元面が平面状をしたチタン酸リチウム結晶構造体をカーボンナノファイバー(CNF)に高分散担持させる。チタン酸リチウム結晶構造体の前駆体とこれを担持したCNFは、旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を与えるメカノケミカル反応によって作製する。チタン酸リチウム結晶構造体とカーボンナノファイバーの質量比が75:25〜85:15が好ましい。カーボンナノファイバーは、その外径が10〜30nmで、外比表面積は150〜350cm2/gが好ましい。この複合体をバインダーと混合した後、成形して電極を得て、この電極を電気化学素子に用いる。 (もっと読む)


【課題】カーボンの還元作用でチタン酸リチウムに酸素欠損を発生させ、その酸素欠損部に窒素をドープしたチタン酸リチウムナノ粒子、このチタン酸リチウムナノ粒子とカーボンの複合体、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】酢酸と酢酸リチウムをイソプロパノールと水の混合物に溶解して混合溶媒を作製する。この混合溶媒とチタンアルコキシド、カーボンナノファイバー(CNF)を旋回反応器内に投入し、66,000N(kgms-2)の遠心力で5分間、内筒を旋回して外筒の内壁に反応物の薄膜を形成すると共に、反応物にずり応力と遠心力を加えて化学反応を促進させ、チタン酸リチウムナノ粒子の前駆体を高分散担持したCNFを得た。得られた複合体粉末を、窒素雰囲気中で900℃で3分間加熱し、チタン酸リチウムの結晶化を進行させたチタン酸リチウムのナノ粒子がCNFーに高分散担持された複合体粉末を得た。 (もっと読む)


【課題】5nm〜20nmのチタン酸リチウムのナノ粒子がカーボンに高分散担持された複合体を提供する。
【解決手段】チタン酸リチウムの前駆体がケッチェンブラックに高分散担持された複合体粉末を、真空中で急熱することによって、リチウムを含有するチタン酸化物の結晶化を進行させ、チタン酸リチウムのナノ粒子をケッチェンブラックに高分散担持させる。チタン酸リチウムの前駆体は、旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を与えるメカノケミカル反応によって作製する。この場合、反応抑制剤を加える。前記急熱処理は、1分間以内に、チタン酸リチウムの前駆体とカーボンとの複合体を真空中で、室温→800℃と変化させる。 (もっと読む)


【課題】カーボン材料の含有率を下げて容量特性を向上させることができる電極材料及びこの電極材料を含有する電極を提供する。
【解決手段】化学反応の過程で、旋回する反応器内で反応抑制剤を含む反応物にずり応力と遠心力を加えて生成した金属酸化物ナノ粒子と、旋回する反応器内でずり応力と遠心力を加えて分散した比表面積が600〜2600m2/gであるカーボンナノチューブとからなり、前記金属酸化物ナノ粒子を前記カーボンナノチューブに高分散担持させる。前記金属酸化物としては、チタン酸リチウムが好ましい。 (もっと読む)


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