説明

株式会社エヌティ・サクセスにより出願された特許

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【課題】 低い接合温度でも充分に接合できるようにしたり、または接合温度が高くなっても問題が生じないようにしたりする。
【解決手段】 電極2上に電線1を置き、接合材4を盛る。接合材4を第一の温度まで加熱し、絶縁被覆12を分解溶出させる。さらに加熱して第一の温度より高い第二の温度とすると、接合材4中の接合用金属が融解し、親和性の違いから、接合用金属の層41と絶縁材料の層42に層分離する。さらに加熱を続けると、熱硬化樹脂が硬化し、金属層41を覆うようにして硬化した樹脂層(硬化層)42が形成される。 (もっと読む)


【課題】 導通作業が容易でコスト上昇の問題がなく、耐熱性の点でも良好な絶縁被覆電気部品を提供する。
【解決手段】 導電性の表面を有する部品本体を覆う絶縁被覆は、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂とエポキシ樹脂硬化剤との複合樹脂より成る。複合樹脂は、平均分子量を官能基で割ったエポキシ樹脂の化学当量をx、シリコーン樹脂の化学当量をyとしたとき、シリコーン樹脂に対するエポキシ樹脂の重量比がx/yを越える値で混合されたものであり、成分中のエポキシ樹脂のシリコーン変性率は5〜30%である。絶縁被覆は、所定温度に所定時間加熱されて半硬化状態であり、室温から80℃の範囲でタックフリー又は非融着状態であるとともに、他の導電部へのハンダ付け又は溶接のための加熱の際に他の導電部に対して部品本体が短絡可能となるよう融解する融点を有し、他の導電部へのハンダ付け又は溶接ための熱量を超える熱量で加熱された際に本硬化する。 (もっと読む)


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