説明

アイ・イー・ソリューション株式会社により出願された特許

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【課題】金属あるいは合金を溶解した炉から、鋳型あるいは他の容器に溶融金属あるいは合金を供給する浴湯供給装置および浴湯供給法を提供する。
【解決手段】金属又は合金を溶融又は半溶融状態としたもの(以下「溶湯」)を炉から鋳型あるいは他の容器に移動する溶湯供給装置であって、1)0.2MPa以下の低圧で溶湯を駆動する溶湯駆動手段に、一端が接続され、かつ前記炉内の溶湯中に浸漬されたU字状のパイプ、2)上記U字状パイプの最下部に前記炉内の溶湯を流入させる開口部とその開閉用部材、を有し、前記溶湯駆動手段が、a)プランジャ、あるいはb)ガス加圧による駆動であり、前記開口部がa)U字状パイプに直接、あるいはb)U字状パイプに設けた側管に設置することを特徴とする溶湯供給装置および、この装置を使用した溶湯供給方法に係る。 (もっと読む)


【課題】より品質が良く、安全性が高く、使用エネルギ・熱損失が少なく、保守が容易な鋳造装置および鋳造法を提供する。
【解決手段】金属又は合金を溶融又は半溶融状態として炉から鋳型に注入することで、鋳造品を製造する鋳造装置であって、1)溶湯を導入する溶湯導入手段を有する鋳型、2)溶湯を溶湯導入手段に0.2MPa以下の圧力で導入するための溶湯駆動手段、および、3)一端が溶湯導入手段、他端が溶湯駆動手段に接続され、かつ前記炉内の溶湯中に浸漬されたU字状のパイプ、を含み、前記溶湯導入手段が、前記U字状パイプと鋳型との間を開閉できる開閉用部材、あるいは、独立して駆動できる2個のプランジャ・チップを有するスリーブ、前記溶湯駆動手段がa)プランジャとプランジャの駆動装置、およびプランジャを通じてのガス加圧、あるいはb)加圧および減圧が可能な気密炉を有する装置であることを特徴とする鋳造装置および鋳造方法に係る。 (もっと読む)


【課題】空気、酸化皮膜等の巻き込みがより少なく、従来のダイカスト法又は低圧鋳造法より高品質製品をより低コストで製造できる鋳造法及び装置を提供する。
【解決手段】溶湯、半凝固インゴット及び半溶融インゴットの少なくとも1種の出発材料を押し上げて上方の鋳型に導入することにより鋳造体を製造する装置であって、(1)底部に注湯口が設けられた鋳型、(2)鋳型に前記出発材料を導入するための導入手段及び(3)前記注湯口と前記導入手段との間を開閉できる遮断部材を含み、前記遮断部材が、a)前記注湯口と接する側に形成された副生物捕捉空隙、b)副生物が捕捉された後の出発材料を鋳型の空隙部に導入するための開口部を含む、縦型鋳造装置に係る。 (もっと読む)


【課題】溶湯を製品部に確実に補給できるメクラ押湯構造あるいは押湯スリーブ構造を提供する。
【解決手段】 注湯後も押湯内に空洞部を形成し、空洞部の膨張を容易にする、あるいは鋳型からのガス吸引を容易にする。例えば、鋳型の通気度が大きい場合、押湯上部の全てあるいは一部の通気度を他の部分より小さくし、かつ押湯に作用する溶湯圧が高いほど小さい構造とする。あるいは、押湯内の一部を多孔質物質で仕切る、あるいは押湯内の一部にガスを放出あるいは発生する物質を挿入して押湯内に空洞部を形成する。前記のガス発生物質として、水素化金属、水素吸蔵合金、水酸化物、溶湯中の炭素と反応してCOガスを発生する酸化物などを使用する。また、ガスのみならず熱も発生する物質を含ませて使用する。 (もっと読む)


【課題】 ガスや酸化皮膜等の巻き込み欠陥が極めて少ない高品質鋳造品を経済的かつ省エネルギー的に製造できる鋳造法および装置を提供する。
【解決手段】 鋳型空隙部2とストーク6の間にシール板7を配置して湯口3をシールし、鋳型空隙部を減圧する。次にシール板の下面に設けられた減圧溝10を通じてストーク内を減圧して溶湯を吸引し、減圧溝に溶湯が進入した時点でシール板を駆動して湯口とストークの間に開口部8を移動し、鋳型空隙部との差圧により鋳型空隙部を溶湯で充満する。この湯口のシールとして消耗式シールを使用することもできる。この場合シール下部を開口部とする。鋳型空隙部が溶湯で充満されたら、直ちにシール板を移動して湯口を閉鎖し、ストーク中の溶湯に外気通気孔11を通じて外気圧を作用させ溶湯を保持炉4中に落下させる。さらに、必要に応じて鋳型空隙部中の未凝固溶湯を加圧する。 (もっと読む)


【課題】 材料成形用のキャビティ表面の温度変化をなるべく小さくし、また、型内に適切な温度分布を実現し、ガス等の巻き込み欠陥が少ない健全な製品を経済的に製造できる型およびそれを利用した加工法および装置を提供する。
【解決手段】 キャビティ表面1aに近い位置に、一定温度に保持したい温度付近で潜熱を吸収し溶解する相変化物質2を配置し、この相変化物質を冷却して熱を型外へ放出する。また、必要に応じて、前記相変化物質とキャビティ1の間に流路3を設けておき、被加工材料がキャビティ1を充填した後、前記流路に水や耐熱油などを流して製品取り出し温度まで冷却する。さらに、必要に応じて、融点の異なる相変化物質を型内に分散配置して被加工材料に適切な温度分布を生じさせる。このような型を利用して、空気等の巻き込みが生じない低速度で被加工材料をキャビティに挿入する。 (もっと読む)


【課題】電動モータにより溶湯を射出する電動式ダイカストにおいて射出終了時に溶湯を加圧できる方法を提供する。
【解決手段】電動モータにより直線運動するプランジャチップ駆動軸2とプランジャチップ1をバネ4あるいは液体5を介して接続し,バネの変形あるいは液体の流出により,キャビティ充満後もプランジャチップ駆動軸2を前進させて溶湯を加圧する。 (もっと読む)


【課題】高品質ダイカスト製品を製造するため、主にキャビティおよびプランジャスリーブ内のガスあるいは凝固物の巻き込みを防ぐダイカスト法およびダイカスト装置を提供する。
【解決手段】可動式ゲートシールあるいは破断部と折れ曲がり部を有する消耗式ゲートシールを設置することで、溶湯射出前はゲートとプランジャスリーブ間を遮断し、キャビティをプランジャスリーブとは無関係に高真空にする、あるいは溶湯が射出以前にキャビティに進入することを防ぐ。さらに、減圧したプランジャスリーブ圧力を極力一定として、主に溶湯保持炉内の圧力調整で溶湯をプランジャスリーブに供給する。プランジャスリーブを傾斜させた場合は、スリーブの減圧は不要である。この他、注湯口等の複数設置、溶湯保持炉やプランジャスリーブの不活性ガス雰囲気化などを組み合わせて利用することでさらに品質と歩留まりを向上できる。 (もっと読む)


【課題】 従来のダイカスト装置より、小型で省エネルギかつ高品質で多品種少量生産にも対応できるダイカスト法およびダイカスト装置を提供する。
【解決手段】溶湯を射出するための溶湯射出プランジャチップの他に、溶湯を加圧するための溶湯加圧プランジャチップをゲートの前に設置し,溶湯射出プランジャチップで溶湯を通常のダイカストの射出圧力以下で溶湯を射出し、その後に溶湯加圧プランジャチップで溶湯を加圧する。また、溶湯射出プランジャチップを電動モータで駆動する。さらに、必要に応じて金型を温度制御し,ゲートに向けての指向性凝固を極力実現すると共に、加工が容易な金型材料やラピッドプロトタイピングで作製した金型を使用する。あるいは注湯口を複数設置し、溶湯充填率の変動を防ぐ。 (もっと読む)


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