説明

京セラメディカル株式会社により出願された特許

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【課題】 肘関節の置換術中であっても関節部分の組立てが容易で、手術の安全性向上及び手術時間の短縮に有効なコンストレイン型の人工肘関節を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の人工肘関節は、上腕骨ステムとシャフト部とアンテリアフランジとを含む上腕骨コンポーネントと、尺骨ステムとスリーブ部と、を含む尺骨コンポーネントと、から成り、上腕骨コンポーネントのシャフト部と尺骨コンポーネントのスリーブ部とを回動可能に嵌合させてなる人工肘関節である。スリーブ部が、シャフト部の外径よりも狭幅のスリット状のスリーブ開口部と、シャフト部と接触するスリーブ部の内面に可撓性のスリーブインサートと、を備えて、シャフトにスリーブ開口部からスリーブ部をスナップイン嵌合可能となすとともに、スリーブ開口部の開口中心線が、尺骨ステムの主軸の下方向から肘部内方向に向かって45°〜90°の範囲にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 完全な球状ではない部分球状体に対しても、適切に球面の研削及び/又は研磨加工を行えるようにし、高能率且つ低コストで高精度の球面を得られる部分球状体の加工方法、及び当該方法で用いられ、一般的な高能率の球体研削及び/又は研磨方法で加工可能な加工用球体を提供する。
【解決手段】 部分球状体である被加工体10の球体として欠けている部分にこれを補完する他の部分球状体である補助材20を補って一体の略球状体とし、この略球状体に対して球体加工装置で研削及び/又は研磨加工を行うことにより、部分球状体であっても通常の球状素材同様に球面の研削及び/又は研磨加工が行え、能率良く且つ高精度の球面を得ることができ、加工コストも大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】 荷重支持性が比較的高く、施術時における挿入のための繊維輪の損傷を小さくでき、施術後も安定して繊維輪内に留まることが可能で、しかも補綴先周辺の椎体軟骨終板や繊維輪に対する摺動による損傷を回避できる髄核用脊椎椎間板置換材料およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 飽和含水率が18〜50重量%であるPVAゲル乾燥体から成り、含水によって形状変形率150体積%以上の形状変化をする髄核用脊椎椎間板置換材料4。飽和含水率が20〜53重量%であるPVAを作製する工程、PVAを含水状態でPVAハイドロゲルとし、中空部4aを有する形状に成形する工程、PVAハイドロゲルに20〜100kGyのγ線を照射する工程、PVAハイドロゲルを、中空部4aが消失するように変形させた状態で乾燥する工程を含む上記髄核用脊椎椎間板置換材料4の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 従来と同等の耐久性を有し、人工股関節のカップを寛骨臼に設置する際に切除される寛骨の切除量を抑えることができ、さらに骨移植の量を減らす又はなくすころとのできる人工股関節を提供する。
【解決手段】 本発明の人工股関節は、ステム本体と骨頭とを有する人工股関節用ステムと、骨頭を受容する半球状内面部を有する人工股関節用カップとから構成されており、カップには、半球状内面部のステム荷重が集中する領域を受ける厚肉部と、その他の領域にあって少なくとも内方、前方あるいは後方のいずれか1つの外殻をなす薄肉部とが形成されている。好ましくは半球状内面部の球心と厚肉部の外面部の球心とが一致又は実質的に一致するように配置される。厚肉部は、骨頭の回転中心を基準としてカップの縁部に沿った水平角度で90°〜180°の範囲と、カップ縁部を基準としてカップ頂部に向かう垂直角度で45°〜90°の範囲に形成するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 人工骨と生体骨とを簡単な操作で固定でき、十分な固定力が得られ且つそれを持続することができ、さらに固定位置を任意に選択することのできる人工骨固定構造とそれに用いる固定治具を提供する。
【解決手段】 本発明の人工骨固定構造は、人工骨を、固定治具を用いて生体骨に固定する構造であって、上記固定治具は、(a)人工骨及び生体骨に螺着させるスクリュー部材と、(b)スクリュー部材で両端が固定され、人工骨と生体骨とを連結する架橋部材と、からなり、人工骨へのスクリュー部材の螺着に先立ち、人工骨は開口部が予め形成され、当該開口部に、全体として円筒形状で、中心に貫通孔を有し、先端部に少なくとも3割りされた膨張部と後端部にフランジ部とを備えた緩衝部材を挿入して、上記開口部に仮止めし、次いでスクリュー部材を上記緩衝部材の中心貫通孔に螺入させて先端膨張部を開口径より拡張して上記開口部に抜け止め固定する。 (もっと読む)


【課題】 カップ形状を工夫して、ステムのネック部がカップの縁部に接触する可能性を低減し、接触を起因とする骨頭の脱臼を防止する。
【解決手段】 人工股関節は、骨盤の寛骨臼に装着可能であって、凹状の内壁を持つカップ11と、大腿骨の髄腔に装着可能なステム13と、ステム13の上端に固定され、カップ内壁に沿って摺動する球面を持つ骨頭12などで構成され、カップ11には、骨頭12の回転中心を基準として、内壁高さL1を有する低壁部2と、L1より大きい内壁高さL2を有する高壁部3とが設けられ、高壁部3は、股関節の下位方向に位置決めされる。 (もっと読む)


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