説明

京セラメディカル株式会社により出願された特許

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【課題】ステム本体部材に対してネック部材が傾くことを防止でき、かつネック部材とステム本体部材との嵌合部間に生じる微動を防止できる構造を備えた、ネック部を変更可能な人工股関節用ステムを提供すること。
【解決手段】大腿骨に埋入されるステム本体部材2と、ステム本体部材2の上端部に形成された凹部5に嵌合されるネック部材3と、を具備してなる人工股関節用ステム(ステム1)である。対向する面が平行な平行嵌合部4bをテーパ嵌合部4aとは別に有する嵌合部4をネック部材3の端部に設けている。同様に、ステム本体部材2の凹部5(被嵌合部)を、対向する面が平行な平行被嵌合部5bをテーパ被嵌合部5aとは別に有する凹部としている。 (もっと読む)


【課題】優れた抗菌性と高い生体内安全性を有する生体インプラントの提供。
【解決手段】金属、セラミックスまたはプラスチックからなる基体上の少なくとも一部に、リン酸カルシウム系材料からなる溶射被膜が形成され、該溶射被膜中の銀濃度が、0.02重量%〜3.00重量%である生体インプラント。 (もっと読む)


【課題】髄内棒を大腿骨の髄内に挿入した際における大腿骨の近位部側の部分と髄内棒の近位部側の端部との干渉を抑制し、内反を軽減することができる大腿骨近位部骨折用固定器具を提供すること。
【解決手段】髄内棒11は、遠位部側の部分100bの髄内に沿って挿入される棒状に形成され、側面で貫通する第1の貫通孔18が設けられている。スリーブ12は、筒状体として形成されて第1の貫通孔18に挿通され、筒状体長手方向に沿って貫通する第2の貫通孔23が設けられている。ラグスクリュ13は、第2の貫通孔23に挿通される棒状に形成されて、近位部側の部分100aに螺合するネジ部24が先端側に設けられている。髄内棒11の近位部側の先端部分には、大腿骨近位部にて骨折が発生した際の骨折位置よりも大腿骨における近位部側の部分と対向するテーパ面21を有する切っ先部22が設けられている。 (もっと読む)


【課題】所望の穿孔深さを持った穿孔を正確に形成するとともに、略円柱状の骨片、又は、埋植されているインプラントを周囲骨とともに切り抜くことのできる穿孔ドリル及び穿孔ドリルシステムを提供する。
【解決手段】シャフト体と円筒体とが着脱自在に構成される穿孔ドリルであって、前記シャフト体は、駆動ヘッドに連結するための第1連結部を有する第1軸と、円筒体に連結するための第2連結部を有する第2軸と、を備え、前記円筒体は、前記第2軸を軸支する第1貫通孔と、第1貫通孔に対して軸方向に連通する第2貫通孔と、を有する円筒状本体と、前記第2連結部に対して着脱自在に連結するための第3連結部と、前記円筒状本体の先端開口部に形成された鋸歯状刃と、を備え、前記第2軸の先端部と前記鋸歯状刃の先端部との間の間隔が、前記鋸歯状刃によって形成される穿孔の深さを規定する。 (もっと読む)


【課題】部品点数の削減を図って構造の複雑化を抑制でき、ハウジング部材に対するロッド部材の配置方向を容易に規定できることでロッド部材を容易に設置できるとともに強固に固定でき、インサート部材の構造を簡素化でき、更に、組み立て作業を容易に行うことができる、脊椎固定用骨アンカーユニットを提供する。
【解決手段】ハウジング部材13の内周には、周方向溝17が形成される。インサート部材12には、周方向溝17に係止可能な凸突起24と、先端側に凸突起24が設けられた可撓部23とが設けられる。インサート部材12は、凸突起24が周方向溝17に係止した状態でハウジング部材13に対して回転可能に保持される。インサート部材12がハウジング部材13に押し込まれて可撓部23が撓むことで、凸突起24と周方向溝17との係止が解除され、凸突起24がハウジング部材13の係合凹部18に係合する。 (もっと読む)


【課題】汎用のNd:YAGレーザーまたはNd:YVOレーザーを用いて、十分な視認性を有し且つ人体に悪影響を及ぼす恐れのないマーキングを生体材料用樹脂基材に施すことができる方法およびマーキングされた生体埋植用合成樹脂部材を提供する。
【解決手段】生体為害性が無くかつレーザー光を照射することによって基材の変色反応を促進し得る材料の粉末を基材に塗布した後、レーザー光を上記粉末が塗布された基材表面に照射することを特徴とする方法、およびマーキングされた生体埋植用部材。 (もっと読む)


【課題】骨欠損領域において所望の形状を保持できるような剛性を有するとともに、細胞外液は透過できるものの、軟組織を構成する細胞は透過できないような開口穴を有する骨誘導再生用支持体を提供する。
【解決手段】骨欠損領域の周りに留め置かれて欠損した骨を誘導・再生させるための骨誘導再生用支持体であって、当該骨誘導再生用支持体は、所望の形状を保持できるような剛性を有する生体親和性金属からなる箔体であり、該箔体上には、細胞外液を透過させるものの細胞組織を透過させないような開口穴を複数個分散配置している。 (もっと読む)


【課題】Niフリーで、高強度、高弾性率であり、塑性加工性の良好な生体用Co基合金を提供することを第1の目的とする。さらに、X線視認性を有する生体用Co基合金を提供することを第2の目的とする。また、該合金を用いたステントを提供することを第3の目的とする。
【解決手段】本発明の生体用Co基合金は、Co−Cr−W系合金に、生体適合性を有し、かつ、該合金の積層欠陥エネルギーを上昇させる効果を有する合金元素を添加してなる。 (もっと読む)


【課題】人工関節部材の摺動面のような曲面に高分子の層を形成する際、モノマーの溶液の使用量を低減することができるレンズを提供する。
【解決手段】本発明に係るレンズは、人工関節部材の摺動面のような曲面に、高分子の層を光グラフト重合によって形成させる際に用いられるレンズであって、少なくとも一部が上記曲面に沿って対向するよう形成され、上記モノマーを含む溶液を、上記曲面と、当該レンズの、上記曲面に対向する面との間に保持可能であり、かつ、上記曲面に上記高分子の層を形成するため、当該モノマーを光グラフト重合させる光を透過可能であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】サンドブラスト処理に用いたブラスト材を水洗により容易に除去でき、良好な粗面を有しているために骨などの生体固着性にも優れた新規な生体インプラント金属材料を提供する。
【解決手段】本発明に係る生体固着性に優れた生体インプラント用金属材料は、サンドブラスト処理された表面を有する生体インプラント用金属材料であって、表面の平均粗さRaは1〜2.5μmであり、サンドブラスト処理後の水洗によってサンドブラスト処理に用いたブラスト材の残留がなく、且つ、サンドブラスト処理前後の金属材料表面の成分が変化しないものである。 (もっと読む)


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