説明

中国石油化工股▲分▼有限公司石油化工科学研究院により出願された特許

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【課題】
カルボニル化合物のアンモオキシム化法において、使用するケイ素含有触媒中のケイ素の溶解によって引き起こされる触媒の失活を減少させ、触媒寿命を延ばし、安定作用時間を向上させる。
【解決手段】
ケイ素含有触媒の存在下で、カルボニル化合物、アンモニアおよび過酸化水素を含有する液相反応系を反応させるカルボニル化合物のアンモオキシム化法において、反応系のケイ素濃度が0.1〜10000ppmに達するように、ゾル、溶液又はエマルジョンの形態であるケイ素含有助剤を反応系に添加する。 (もっと読む)


炭化水素油を水素化し接触分解するための、改善された一体的方法は、水素および水素化条件の存在下、残油、接触分解リサイクル油、および任意選択の分留油を、触媒に接触させるステップを含む。反応生成物を分離して、ガス、水素化ナフサ、水素化ディーゼル油、および水素化テール油を得る。接触分解条件下、水素化テール油および任意選択の従来の接触分解供給原料を、接触分解触媒に接触させる。反応生成物を分離して、乾燥ガス、液化ガス、接触分解ガソリン、接触分解ディーゼル油、および接触分解リサイクル油を得る。水素化テール油および/または従来の接触分解供給原料と、接触分解触媒とを接触させる前に、この方法は、水素化テール油および/または従来の接触分解供給原料を、少なくとも1種の軽質留分および1種の重質留分に分解するステップを含むことを特徴とする。
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1以上の反応領域を含む接触変換反応器内で炭化水素油原料を接触変換触媒に接触させて、反応を行うことを含む、軽質オレフィン収率を増大させるための接触変換方法であって、前記炭化水素油原料が抑制剤の存在下で接触変換反応にさらされ、かつコークス堆積触媒から所望により抑制剤を含む反応蒸気を分離し、前記反応蒸気を分離することによってエチレンおよびプロピレンを含む対象生成物が得られ、かつ前記コークス堆積触媒が除去されかつ再利用のため前記反応器に戻されることによって再生される、接触変換方法。本方法は、抑制剤を導入することによってエチレンおよびプロピレンのような製造された軽質オレフィンの更なる変換反応を原水準の50〜70%まで弱めることができ、これにより対象生成物の収率を増大させることができる。原料として真空オイルガス油が使用される場合、エチレンの収率は8.73重量%まで上昇し、かつプロピレンの収率は29.30重量%まで上昇し、抑制剤が導入せずに得られたものと比較してそれぞれ14.4%および26.6%増大する。
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本発明は改質ゼオライトβを提供し、該改質ゼオライトβの無水化学式(酸化物のwt%基準)は、(0〜0.3)Na2O・(0.5〜10)Al2O3・(1.3〜10)P2O5・(0.7〜15)MO・(70〜97)SiO2[式中、遷移金属Mは、Fe、Co、Ni、Cu、Mn、ZnおよびSnから成る群から選択される1つまたはそれ以上の遷移金属であり;xは、該遷移金属の原子数を表し;yは、該遷移金属Mの酸化状態を満足させるために使用される数を表す。]で示されることを特徴とする。該改質ゼオライトβは、石油炭化水素接触分解におけるクラッキング触媒または補助剤の活性成分として使用し得る。 (もっと読む)


in situ結晶化によりカオリンを含む材料から作製されるY−ゼオライト含有複合材料。前記複合材料はネスト様構造を含む。複合材料中のY−ゼオライトの含量は、30〜85重量%の範囲内である。ネスト様構造は、本質的にロッド様の結晶から成り、さらに鱗状の結晶又は塊状の結晶を含む。複合材料中のY−ゼオライトは、HY、REY、又はREHYであってもよい。前記複合材料は、重油又は残油の接触分解のための触媒として使用するのに好適である。本発明は、さらに、複合材料を調製する方法に関する。
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本発明は、失活した触媒を、pH値≦3を有する酸性溶液中で処理し、次いで乾燥およびか焼することを特徴とする、チタン含有触媒の再生方法を開示する。本方法は、手順が簡単であり、再生触媒の触媒活性、選択性および安定性をその未使用触媒のレベルに回復することができる。 (もっと読む)


本発明は、炭化水素クラッキング用の希土類Y−ゼオライト含有触媒およびその製造方法を開示する。該触媒は、希土類金属Y−ゼオライト結晶格子中の、REで計算した希土類金属含有量が4〜15重量%であり、本来の単位セルサイズが2.440nm〜2.465nmであり、800℃で17時間の100%蒸気エージング処理の後の平衡単位セルサイズが2.435nmを超えることを特徴とする。該触媒は、希土類金属Y−ゼオライトを、その含水量が10重量%未満になるまで乾燥させ、次いで、SiCl:Y−ゼオライトの重量比=0.1〜0.9:1で、乾燥空気により運ばれるSiClガスと反応させ、さらに乾燥空気で掃気し、脱陽イオンされた水で洗浄し、可溶性副生成物を除去する工程、得られた希土類金属Y−ゼオライトを結合剤およびクレーと混合し、パルプ化し、噴霧乾燥により成形する工程で得られる。本発明で開示する触媒のゼオライト含有量は、重油をクラッキングし、オレフィン含有量を低下させるために先行技術で製造される触媒と比較して、5〜25%少ない。該触媒は、良好なクラッキング活性、高い水熱安定性、および高い重油転化率ならびにガソリン、乾性ガスおよびコークスの優れた選択性を特徴とし、その上、製造されるガソリン中のオレフィン含有量は、効果的に減少する。 (もっと読む)


炭化水素用クラッキング触媒は、アルミナおよび分子篩ならびに所望により使用するクレーを含み、アルミナは、η−アルミナまたはη−アルミナとγ−アルミナおよび/またはχ−アルミナとの混合物である。この触媒はリンも含む。この触媒は、触媒の総量に対して、η−アルミナを0.5〜50重量%、γ−アルミナおよび/またはχ−アルミナを0〜50重量%、分子篩を10〜70重量%、クレーを0〜75重量%、およびPとして測定したリンを0.1〜8重量%を含む。この触媒は、クラッキング活性が高く、重油のクラッキング力が強いだけではなく、クラッキング製品におけるガソリン、ディーゼル油およびLPGの品質および収率を著しく改良する。 (もっと読む)


当該触媒の重量に基づき、1−60重量%のゼオライト、0.1−10重量%の助触媒成分、5−98重量%の耐熱性無機酸化物、および酸化物換算で0−70重量%の粘土を含有する炭化水素を変換するための触媒。該ゼオライトはリンおよび遷移金属を含有するMFI−構造ゼオライト、または当該混合物の重量に基づき、75−100重量%のリンおよび遷移金属を含有する該MFI−構造ゼオライト、および0−25重量%のマクロポーラスゼオライトを含む、該ゼオライトおよびマクロポーラスゼオライトの混合物である。酸化物の質量換算で、リンおよび遷移金属を含有する該MFI−構造ゼオライトは以下の無水状態での化学式:
(0−0.3)Na2O・(0.3−5.5)Al23・(1.0−10)P25・(0.7−15)M1xy・(0.01−5)M2mn・(0−10)RE23・(70−97)SiO2 I、または、
(0−0.3)Na2O・(0.3−5)Al23・(1.0−10)P25・(0.7−15)Mpq・(0−10)RE23・(70−98)SiO2 II
を有する。該助触媒成分は元素の周期表のアルカリ土類金属、IVB族金属、VIII族の非−貴金属、および希土類金属よりなる群から選択される1以上である。この触媒は石油炭化水素を変換するより高い能力、およびプロピレン、エチレン、および軽質芳香族についてのより高い収率を有する。 (もっと読む)


低級オレフィンおよび芳香族炭化水素の製造方法は、供給物と触媒熱分解触媒とを接触させることを包含する。少なくとも2つの反応領域が存在し、第一反応領域の下流にある少なくとも1つの反応領域の温度は、該第一反応領域のそれよりも高いが、重量空間速度はより低い。反応後のオイルガスを該触媒から分離し、そして該触媒を、再生後、該リアクターへ再循環させる。該オイルガスを分離し、そして所望の生成物である低級オレフィンおよび芳香族炭化水素が得られる。この方法は、重質供給物から最大量の低級オレフィン(例えば、プロピレン、エチレン)を得ることができ、そしてプロピレンの収率は20重量%を超え、同時に、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素が得られる。
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