説明

マクロジェニクス,インコーポレーテッドにより出願された特許

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【課題】T細胞性免疫疾患、特に自己免疫疾患の症状を抗CD3抗体を使用して治療、予防、又は改善する方法の提供。
【解決手段】ヒトCD3複合体内のイプシロンサブユニットに特異的に結合する抗体の投与。かかる抗体は、T細胞受容体/アロ抗原相互作用を調節し、従って自己免疫疾患に伴うT細胞性細胞障害を調節する。さらには、抗CD3抗体が非修飾抗CD3抗体と比較して、エフェクター機能とT細胞活性化が低下しているか又は排除されているようにする、抗CD3抗体の修飾方法及び修飾体。 (もっと読む)


【課題】ダイアボディ分子と、免疫疾患、感染症、中毒、癌などの様々な疾患および障害の治療における該分子の使用を提供する。
【解決手段】少なくとも2つのエピトープ結合部位(同一のまたは異なる抗原上の同一のまたは異なるエピトープを認識しうる)を形成するように結合している2つのポリペプチド鎖を含むダイアボディ分子。個々のポリペプチド鎖は、非ペプチド結合型共有結合を介して共有結合されており、また、各ポリペプチド鎖内に存在するシステイン残基のジスルフィド結合により共有結合され、該分子に抗体様機能性をもたせるFc領域をさらに含む、前記ダイアボディ分子。 (もっと読む)


本発明は、哺乳類、より詳しくは、ヒトB7−H3受容体と免疫反応性のある抗体およびそれらのフラグメント、ならびに特に癌および炎症の治療におけるそれらの使用に関する。よって、本発明は特に、様々なヒト癌に関連する癌細胞に対する免疫系の活性化を媒介し得る、より好ましくは増強し得る、ヒト化B7−H3反応性抗体およびそれらの免疫反応性フラグメントに関する。 (もっと読む)


【課題】変異型Fc領域を含む分子、特にポリペプチド、さらに特定すると免疫グロブリン(例えば、抗体)を提供する。
【解決手段】該変異型Fc領域は、野生型Fc領域に対して少なくとも1個のアミノ酸の改変を含み、野生型Fc領域を含む対応する分子よりも高い親和性でFcγRIIIAおよび/またはFcγRIIAと結合する。分子は、疾患、障害または感染と関連した1以上の症状を予防し、治療し、または改善するのに特に有用である。分子は、FcγRにより媒介されるエフェクター細胞機能(例えば、ADCC)の増大した効力が望まれる疾患または障害(例えば、癌、感染症)を治療または予防するのに、また、治療用抗体(その効果がADCCによって媒介される)の治療効力を高めるのに、特に有用である。 (もっと読む)


本発明は、フコシル化程度の変更により改良されたエフェクター機能を示すFc領域含有ポリペプチド、ならびに癌および他の疾患を治療または予防するためにこのようなポリペプチドを使用する方法に関する。本発明のFc領域含有ポリペプチドは、好ましくは、Fc領域が野生型Fc領域の対応するアミノ酸配列に対して少なくとも1つのアミノ酸置換を含み、かつ、翻訳後フコシル化を減衰させ、活性化型Fc受容体との結合の改良および阻害型Fc受容体との結合の低減を媒介するのに十分な免疫グロブリン(例えば、抗体)である。本発明の方法は、FcγRにより媒介されるエフェクター細胞機能の効力の増強が望まれる(例えば、癌、感染性疾患)かまたはFcγRにより媒介されるエフェクター細胞応答の阻害が望まれる(例えば、炎症、自己免疫疾患)疾患、障害または感染に関連する1以上の症状の予防、治療または改善に特に有用である。 (もっと読む)


本発明は、ダイアボディ分子と、免疫疾患、感染症、中毒、癌などの様々な疾患及び障害の治療における該分子の使用に関する。本発明のダイアボディ分子は、同一又は異なる抗原上の同一又は異なるエピトープを認識しうる、少なくとも2つのエピトープ結合部位を形成するように会合している2つのポリペプチド鎖を有する。更に、抗原は同一の分子に由来しても、異なる分子に由来してもよい。ダイアボディ分子の個々のポリペプチド鎖は、例えば、これに限定されないが、各ポリペプチド鎖内に存在するシステイン残基のジスルフィド結合により非ペプチド結合型共有結合を介して共有結合されていてよい。特定の実施形態においては、本発明のダイアボディ分子はFc領域を更に有し、これにより抗体様の機能を分子中に遺伝子操作的に導入できる。 (もっと読む)


本発明は、T細胞抗原受容体(TCR)に特異的に結合するモノクローナル抗体、またはその抗原結合性フラグメントの製造および使用、および免疫調節のためのそれらの使用に関する。好ましい実施形態では、本発明の抗体または抗原結合性フラグメントは、TCRのアルファ鎖の定常領域に特異的に結合するか、またはさもなければ、TCRクローンの起源にかかわらず、アルファ鎖に特異的に結合する(すなわちTCRに汎特異的である)。本発明の抗体は、例えば、移植片維持のための免疫抑制療法および自己免疫疾患の治療に使用することができ、かつ/または、T細胞悪性腫瘍の治療での使用のためのターゲティング分子として使用することができる。 (もっと読む)


本発明は、BCR複合体に特異的に結合するキメラ抗体およびヒト化抗体、特に、BCR複合体に対するキメラ抗体およびヒト化抗体に関する。本発明は、癌、自己免疫疾患、炎症性障害および感染症などの疾患の診断、予後判定および治療での抗体およびそれらを含む組成物の使用方法にも関する。本発明のポリペプチドは、例えば、ヒトBCR複合体に結合するポリペプチドであって、(A)Kabat残基37での改変、(B)Kabat残基45での改変、または(C)(A)および(B)の両方を含むBCC Vのヒト化バリアントである免疫グロブリン軽鎖可変領域(V)のアミノ酸配列を含むポリペプチドである。
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本発明は、公知の4D5抗体と比較してグリコシル化が減少している、HER2/neuに特異的に結合する抗体、特に、HER2/neuに対するキメラ4D5抗体に関する。本発明は、癌、自己免疫疾患、炎症性障害および感染症などの疾患の診断、予後判定および治療での、4D5抗体およびそれらを含む組成物の使用方法にも関する。本発明のポリペプチドは、例えば、N65S置換を含むキメラ4D5免疫グロブリン軽鎖を含むポリペプチドである。 (もっと読む)


本発明は、ダイアボディ分子と、免疫疾患、感染症、中毒、癌などの様々な疾患および障害の治療における該分子の使用に関する。本発明のダイアボディ分子は、少なくとも2つのエピトープ結合部位(同一のまたは異なる抗原上の同一のまたは異なるエピトープを認識し得る)を形成するように結合している2つのポリペプチド鎖を含むものである。さらに、抗原は同一の分子に由来するものでも、異なる分子に由来するものでもよい。ダイアボディ分子の個々のポリペプチド鎖は、非ペプチド結合型共有結合を介して共有結合されており、例えば、各ポリペプチド鎖内に存在するシステイン残基のジスルフィド結合により共有結合されるが、これに限定されない。特定の実施形態において、本発明のダイアボディ分子は、該分子に抗体様機能性をもたせるFc領域をさらに含む。
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