説明

ファロン ファーマシューティカルズ オサケ ユキチュアにより出願された特許

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【課題】個体における虚血性再灌流傷害および多臓器不全からなる群から選択された疾患の予防および治療のための、有効量のインターフェロンベータの使用方法の提供。
【解決手段】虚血性再灌流傷害および多臓器不全の予防において、アデノシン一リン酸(AMP)、アデノシン二リン酸(ADP)もしくはアデノシン三リン酸(ATP)または個体内のアデノシンレベルに影響を与える他の薬剤と同時に投与することなく、インターフェロンベータのみを使用する。 (もっと読む)


【課題】患者におけるサイトカイン療法またはスタチン療法の有効性を評価する方法、および個体の組織液から得られた試料中のCD73タンパク質の測定方法を提供すること。
【解決手段】疾患を患っている患者におけるサイトカイン療法またはスタチン療法の有効性を評価する方法であって、該患者から得られた組織液中のCD73をバイオマーカーとして用いる方法。また、以下のi)またはii)による、個体の組織液から得られた試料中のCD73タンパク質の測定方法:i)CD73タンパク質を認識する結合剤に該試料をさらし、該結合剤を定量することにより、該試料中のCD73タンパク質のレベルを定量する、またはii)薄層クロマトグラフィーを用いることにより、もしくは該試料をCD73基質にさらし、該基質の変化をモニターすることにより、該試料中のCD73タンパク質の活性を検出する。 (もっと読む)


【課題】個体におけるアデノシンのレベルの増加のため、および長期間にわたるアデノシンレベルの増加を維持するための方法を提供し、それによって、炎症症状、または未処理であると組織炎症が導かれ得る症状を予防または治療する。
【解決手段】インターフェロン−ベータをアデノシン一リン酸と組み合わせて含む、多臓器不全の予防または治療のための医薬。多臓器不全は、a)組織外傷、b)心筋梗塞もしくは脳卒中、臓器移植もしくは臓器移植以外の外科手術に起因する再灌流傷害、c)癌または癌転移、またはd)アレルギー性症状から生じるものを含み、組織外傷、心筋梗塞または脳卒中に起因する再灌流傷害、癌または癌転移、またはアレルギー性症状から生じるものの場合、医薬の投与が、患者が治療を受け次第開始され、臓器移植または臓器移植以外の外科手術に起因する再灌流傷害から生じるものの場合、医薬の投与が臓器移植または外科手術の前に開始される。 (もっと読む)


本発明は、Clever−1受容体を含むヒト由来の新規な細胞;個体の免疫系に影響を与え、かつ免疫系の機能に関連する疾患または状態を治療するための方法、ならびに抗−Clever−1治療に反応し得るがん患者のスクリーニングのための方法または妊娠合併症の診断のための方法、または妊娠している女性における該合併症のリスクを推定する方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、患者において疾患の進展をモニターする方法、または患者におけるサイトカイン療法またはスタチン療法の有効性を評価する方法であって、該患者から得られた組織液中のCD73をバイオマーカーとして用いる方法に関する。本発明はまた、個体の組織液から得られた試料中のCD73タンパク質の測定方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、個体内における虚血性再灌流傷害または多臓器不全を予防または治療する方法に有用な医薬製剤を製造するための治療的に活性な薬剤の使用に関する。本発明によれば、該薬剤は単純インターフェロンベータであり、該薬剤は個体内のアデノシンレベルに影響を与える1つ以上の薬剤と同時に投与されることのない使用を対象とする。 (もっと読む)


本発明は、個体に、有効量の、i)組換えタンパク質CD73、またはii)サイトカインまたは内皮CD73発現が誘導可能である他の因子のいずれか、またはそれらの組み合わせを投与することによって、該個体におけるアデノシンのレベルの上昇を誘導する方法に関する。また、本発明は、個体における、炎症症状などの、アデノシンレベルの上昇を必要とする、またはそれによって利益を得る疾患または障害の予防または治療方法に関する。さらに、本発明は、個体に有効量のサイトカインまたは内皮CD73発現を誘導可能な他の因子を投与することにより、該個体における内皮CD73発現をアップ−レギュレートする方法、および内皮CD73発現のアップ−レギュレートを必要とする、またはそれによって利益を得る疾患または障害の予防または治療方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、メタボリックシンドロームおよびそれに起因する疾患または状態の治療または予防に有用な医薬製剤の製造のためのアミンオキシダーゼ酵素阻害剤の使用に関する。また本発明は、アミンオキシダーゼ酵素阻害剤として有用な医薬製剤の製造のためのビタミンB1またはその代謝産物の使用に関する。さらに本発明は、アミンオキシダーゼ酵素阻害剤を食材との組合せで含有する食料製品、アミンオキシダーゼ酵素阻害剤を、液状、固形または半固形の担体との組合せで含有する食品添加剤に関する。 (もっと読む)


本発明は、アミンオキシダーゼ酵素活性に影響を与えることができる、より詳しくは、VAP−1/SSAO活性を阻害することができる薬剤として有用な医薬製剤の製造のための、1つ以上の糖部分(該糖部分は、任意選択でアミノ置換基を有する)および場合によっては他の部分を含有する化合物の使用であって、該化合物は少なくとも2個のアミノ置換基を含有する分子であり、前記アミノ置換基は、一級、二級または三級アミノ基であり、また、該アミノ置換基は、該分子のある1つの単一の糖部分に結合しているか、またはいくつかの糖部分もしくは他の部分に結合しているかのいずれか、または2つの部分を連結する鎖もしくは該分子の置換基である鎖に結合している化合物の使用に関する。好ましい化合物は、アミノグリコシド系抗生物質、たとえば、ストレプトマイシン、ネチルマイシン、ゲネチシン、ゲンタマイシン、ピューロマイシン、トブラマイシンおよびアミカシンである。好ましい治療対象の状態は、炎症性疾患または状態、炭水化物代謝と関連する疾患;脂肪細胞の分化もしくは機能または平滑筋細胞の機能の異常と関連する疾患、および血管系の疾患である。 (もっと読む)


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