説明

サンディック株式会社により出願された特許

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【課題】押出加工時にゲル状物質が発生することなく、光学特性に優れ、輻射加熱式圧空真空成形法において金型再現性や成形品の打抜き性が充分で且つ偏肉のない良好な成形品が得られ、加熱時間の範囲が1秒以上得られる、二次加工時の生産性に優れた二軸延伸スチレン系樹脂シートの提供。
【解決手段】スチレン系単量体(a1)とアクリル酸エステル(a2)と多分岐状マクロモノマー(a3)とを共重合させて得られる多分岐状共重合体を含有するスチレン系樹脂組成物を二軸延伸して得られるシートであって、該組成物のMwが30万〜60万、MwとMnとの比(Mw/Mn)が2.7〜4.0、(a1)と(a2)との割合(a1)/(a2)が87/13〜96/4で、得られるシートの縦方向及び横方向の加熱収縮応力が0.20〜0.45MPaである二軸延伸スチレン系樹脂シート。 (もっと読む)


【課題】実用的な耐衝撃性と成形性とをバランスよく兼備するとともに、耐熱性と透明性も良好なポリ乳酸系延伸シート及びその製造方法、並びにそのポリ乳酸系延伸シートを成形してなる成形体を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸系樹脂(A)とメタクリレート系樹脂(B)とを含有する樹脂組成物を少なくとも一軸延伸してなり、前記樹脂組成物における前記ポリ乳酸系樹脂(A)と前記メタクリレート系樹脂(B)との配合割合(A):(B)が75:25〜45:55(質量比)であり、得られる延伸シートの面配向度(ΔP)と配向緩和応力(ORS)の長手方向及び幅方向の平均値が、式(1):ΔP≧(4.6−0.072X)/1000及び式(2):ORS≦5.5MPaを満たすことを特徴とするポリ乳酸系延伸シート、及びこれを成形してなる成形体。 (もっと読む)


【課題】シート外観に優れ、成形方法および金型形状によらず優れた高温防曇性および低温防曇性を有し、かつ、これを用いて量産した二次成形品の外観にも優れる防曇性樹脂シートおよびその二次成形品を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂シートの少なくとも一方の面に、ショ糖脂肪酸エステル(A)100質量部、サイクロデキストリンおよび/またはその誘導体(B)1〜50質量部、およびポリビニルアルコール(C)10〜300質量部を含有し、かつシリコーンオイル(D)の含有量が40質量部以下である溶液状の防曇剤を塗布し、溶媒を乾燥させることにより防曇層を設けたことを特徴とする防曇性樹脂シート。その二次成形品は、弁当容器、惣菜容器、寿司容器、刺身容器等の食品容器の防曇性透明蓋として、特に有用である。 (もっと読む)


【課題】 スチレン系樹脂シートおよびその成型容器に防曇性と滑り性、離型性を付与し、且つ成型白化の発生が少なく、透明性の良好な容器を与える樹脂ロールシート、およびこの樹脂シートロールの製造方法を提供すること。
【解決手段】 シートロールを巻き戻したときに片面はスチレン系樹脂表面から順にショ糖脂肪酸エステル等の防曇剤5〜50mg/m2、更にその上にシリコーンオイルにより被覆されており、反対面は実質的にシリコーンオイルのみにより被覆されて、合計シリコーンオイル量が1〜50mg/m2内、防曇剤上のシリコーンオイル量は0〜48%である事を特徴する防曇性スチレン系樹脂シートロール。 (もっと読む)


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