説明

株式会社エネドリームにより出願された特許

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【課題】 風車を所定上空位置に支持する風力発電機の支柱タワーにおいて、風圧等によって支柱タワーに負荷される巨大な転倒モーメントを分散させる。
【解決手段】 支柱タワー10を基礎地盤Gに固定しないメインタワー20と、メインタワー20の任意の高さ中間位置をラジアル方向から支持することによってメインタワーの直立姿勢を維持するガイドタワー30との組合せによって構築する。メインタワー20に加わる転倒モーメントは、メインタワー20の高さ中間位置からガイドタワー30に風下方向に向けて加わる水平荷重P1と、その反力として、メインタワー20の下端部から基礎地盤Gに風上方向に向けて加わる水平荷重P2とに分散される。 (もっと読む)


【課題】 風車の効率を改善するための集風シュラウドと、主に風車の機械構造を強化するためのアウターリングとを、個々の要素に必然的に付随するデメリットをお互いに打ち消すように組み合わせてなる高効率の水平軸型の風車を提供する。
【解決手段】 内周面4Nに環状に連続する段差部4Dまたは凹陥部を形成した集風シュラウド4と、その段差部4Dまたは凹陥部に相補的な断面形状を有するアウターリング5を取り付けてなる風車6とを、段差部4D等にアウターリング5をはめ込むような位置関係で組み合わせる。段差部4D等は、アウターリング5によって解消され、アウターリング5に生じる風圧抗力は、事実上皆無に抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 風力発電用の大型の水平軸型の風車において、従来、大型の風車には適用が困難であるとされてきたアウターリングを採用した動作安定性の高い大型の風車を提供する。
【解決手段】 アウターリング2Rを各ブレード2Bの先端部に対して、風車20の径方向に遊び動作可能に取り付け、遠心力によって変形するアウターリングからの変形応力がブレード2B…に伝達されるのを防止する。また、ハブ2Hの直下位置近傍にアウターリング2Rを下方から支持する支持ローラ3R,3Rを設置し、アウターリング2Rの自重による垂下り変形部分を支持し、アウターリング2Rの重量荷重が特定位置のブレード2Bの基部にモーメント性の荷重として集中するのを防止する。さらには、これらの双方の手段を併用してブレード2B…の負担軽減を図る。 (もっと読む)


【課題】 水平軸型風力発電装置において、大型の風車には適用が困難であるとされてきたフランジ環付きの風洞体を採用した大型の風力発電装置を提供する。
【解決手段】 水平軸型の風車10をフランジ環23を備える風洞体20によって取り囲む。風洞体20におけるフランジ環23は、風洞本体21の後端開口20Bの周囲に径方向に円環状に突出し、したがって風洞体20の口径が大口径である場合は、特に強風時において巨大な抗力を生じさせることとなる。そこで、フランジ環23を分割構造の多数のセクタフランジ22…の集合体として形成するとともに、各セクタフランジ22を定圧に制御したエアシリンダ等のフランジ駆動部材31を介して起倒自在に支持することによって、所定の安全風速領域を超える強風時においては、各セクタフランジ22が傾倒姿勢となって抗力の増大を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 水平軸型風力発電装置の全体構成における荷重や応力の恒常的なアンバランス状態を排除し、安定かつ安全に大型化を図ることができる水平軸型風力発電装置を提供する。
【解決手段】 風車Wを風向きに追従して方向調節可能なヨー追従機構Yに搭載してなる水平軸型風力発電装置において、主軸17をハブ16を貫通する両軸型に形成し、ハブ16を挟む両側2箇所に配置する軸支持部材20によって主軸17を支持して風車Wを両持ち支持するとともに、この風車Wを中間に挟むように1対または複数対の発電機C,Cを配置する。このような発電機本体Bの重心23は、風車の回転面に位置させるとともにヨー追従機構Yの旋回動作中心とも一致させることによって、静的にも動的にも偏心荷重が存在しない安定なバランス状態が実現される。 (もっと読む)


【課題】 いわゆるプロペラ型の水平軸型風力発電装置用の風車において、複数のブレードが片持ち支持であることによる強度上の理由によって従来採用することができなかった高効率のブレード形状、例えば、ブレード幅が先端側に向かって拡大するブレード形状の採用を可能とする。
【解決手段】 ハブ5に径方向に向けて等角度間隔で取り付けられた複数枚のブレード4…の先端部を環状に形成した外接剛体リング6によって相互に連結し、風車全体をいわばスポーク車輪のように構成する。この結果、各ブレード4の支持態様は、基端部をハブ5によって支持するとともに、先端部を外接剛体リング6によって支持した安定な両持ち支持となり、先端部側を軽くしなければならないという片持ち支持方式に固有のブレード形状の制約を排除することができる。 (もっと読む)


【課題】 変動頻度が高く変動振幅が大きい過酷な風況条件下において、低故障率で長期間安定に稼動することができる水平軸型風力発電装置のロータ支持構造を提供する。
【解決手段】 ナセル4からロータ10側に向けて筒状又は中空軸状のロータ支持軸6を突設するとともに、ロータ10のハブ12からナセル4側に向けて筒状の回転筒状体5を突設し、この回転筒状体5を複数列のベアリングB1,B2を介してロータ支持軸6の外側に同軸に組み付け、ロータ10の自重等による回転トルク以外の不要応力をナセル4に負担させる。一方、主軸13は、応力解消された回転筒状体5にロータ支持軸6の内部空間を通して、例えば、スプライン等によって連結し、回転筒状体5から必要なトルク成分を別経路で取り出し、後続の発電機構40に伝達する。 (もっと読む)


【課題】風力発電機の取得エネルギー量を増やそうとするときに起こる問題点を解決し、定格出力が同じで設備利用率が高い風力発電機を実現するとともに、ブレードの回転や渦、乱流による振動が主軸を通じて増速機の軸に直接伝わらず、メンテナンスも容易な風力発電機を提供する。
【解決手段】ブレード2と連結される主軸1と、主軸1の回転力を増速して出力する増速機7と、増速機7の出力によって駆動される発電機8と、主軸1と発電機8を支持する支持フレーム4とを備え、上記主軸1を固定軸とし、上記ブレード2はハブ3を介して主軸1と連結させるとともに、ハブ3が支持フレーム4に回転可能に取り付けられ、ハブ3の回転力が増速機7に伝わる構造にされている。 (もっと読む)


【課題】事業用大型風力発電機のブレードは一体製作品が製品化され使用されているが、風力発電機の大型化に伴ってブレードの長さも長くなっている。ブレードの長大化に伴い輸送面から設置可能な場所が限られてしまうことや、輸送、据付、事故時の取替えなどの費用負担が大きくなっている。
【解決手段】風力発電機用ブレードを、プレハブ化された部材の現地接合組立が可能な構造とする。現地組立が可能であることにより輸送上の制限を受けることが無く、物質的に一体化する接合方法により強度も確保され、また被雷によってブレードが破損し修復が必要な場合にも、現地で修復作業が可能なブレードを提供できる。 (もっと読む)


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