説明

株式会社飯島建築事務所により出願された特許

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【課題】建物本体に外接して張り出した外床部を備えた既存建築物において、室内と外床部との間に位置する柱梁フレームを補強ユニットで耐震補強する場合に、室内と外床部との間を不自由なく出入りすることができると共に、耐震補強の工事コストを抑制することができる耐震補強工法、及びその工法に用いる補強ピースを提供する。
【解決手段】補強ユニット20は、鋼材22とその周囲を覆うコンクリート部23とを一体成形した補強ピース21で形成され、補強ピース21は、既存柱11の高さ方向Vtに沿う方向に配設される直線状の垂直側補強部21Vaを有し、補強ピース21の垂直側補強部21Vaが、外壁側柱梁フレーム10Aの下側のスラブ3Lに支持されて固定されている。 (もっと読む)


【課題】 部品コストと施工コストを低く抑え、薄板せん断パネルを効率良く効果的に補強でき、振動エネルギー吸収能力を向上させて耐震性能を高める。
【解決手段】 本発明の薄板せん断パネルの補強構造1は、薄板せん断パネル3の応力作用面5、7に発生する張力場を解消することによって振動エネルギー吸収能力を向上させるようにしたものであり、上記張力場の解消手段として、押出成形によって成形される一様断面の応力拘束材11を使用し、該応力拘束材11を薄板せん断パネル3の応力拘束材11と少なくとも一面に対して連続状態で或いは適宜の間隔を開けて離間状態で複数本設置するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 降伏点が異なる二種類の材料を組み合わせて構成することにより、高い制振効果を発揮できる制振装置を提供すること。
【解決手段】 任意の材料からなる芯材と、上記芯材の外周に設置され上記芯材より降伏点が高い材料からなる周辺拘束材とを具備した構成であり、それによって、芯材の振動エネルギ吸収能力が高くなり、より優れた制振効果を得ることができるものであると共に、周辺拘束材が降伏しなければ原点付近に復帰して繰り返し機能することができる。 (もっと読む)


【課題】 面倒な加工作業を要することなく所望の座屈拘束構造を得ることができ、又、保守・点検作業が容易な支持構造を提供すること。
【解決手段】 圧縮力が作用する状態で設置される芯材と、上記芯材の外周に圧縮力が作用しない状態で設置されアルミ合金製の座屈拘束用鞘材と、を具備したものであり、芯材の座屈を効果的に防止することができると共に、その際、所望の形状の座屈拘束用鞘材を容易に加工して得ることができ、又、座屈拘束用鞘材を嵌合構造とすることにより芯材の交換等の保守が容易になる。 (もっと読む)


【課題】 金属ダンパの形状を工夫することにより優れた制振効果を発揮することができる制振装置を提供すること。
【解決手段】 構造物の任意箇所に設置されS字形状をなす1個又は複数個のS字ダンパから構成され所定の制振機能を発揮するものであり、それによって、効果的な制振機能を発揮することができ、特に、S字形状をなしているので、疲労による繰り返しを分散させることができ、それによって、安定した制振機能を長期にわたって維持することができる。 (もっと読む)


【課題】 本願発明の課題は煩雑な表面処理を施すことなく所望の接合強度を得ることが可能な接合構造を提供すること。
【解決手段】 第1アルミ合金要素と、上記第1アルミ合金要素に接合される第2アルミ合金要素と、上記第1アルミ合金要素と第2アルミ合金要素の少なくとも何れか一方の接合部に突起を設けた構成になっているので、煩雑な表面処理を施すことなく所望の接合強度を得ることができると共に、アルミ合金製であるので突起の形成も容易である。 (もっと読む)


【課題】 塑性を有する金属体を利用した金属ダンパとしての任意の履歴特性を新たに構成することができ、それによって、ダンパ効果を高めると共に広範囲に適用することが可能な付加重錘型制振装置を提供すること。
【解決手段】 構造物体に付加質量体を設置し、該付加質量体の振動周期を上記構造物体に同調させることにより、上記構造物体の揺れを低減させるように構成された付加重錘型制振装置において、上記付加質量体を異なる履歴特性を備えた複数種類の金属要素を介して上記構造物体に設置するようにしたことを特徴とするもの。 (もっと読む)


【課題】 剪断座屈による歪み硬化がなく、座屈による二次的変形による応力集中が発生せず、それによって、脆性的な破壊に至ってしまうということをなくし、塑性変型時に鉛直支持力が損なわれてしまうことを防止することが可能な剪断ブロックダンパを提供すること。
【解決手段】 ブロック形状をなし構造物の任意の場所に設置されてダンパ機能を発揮する剪断ブロックダンパにおいて、アルミ合金製としたもの。
又、幅(La)、奥行き(Lb)、高さ(H)の間に次の式(I)、(II)に示す関係が成立しているもの
La≧H―――(I)
Lb≧H―――(II) (もっと読む)


【課題】 塑性金属体を使用した金属ダンパとしての履歴特性を任意に形成することができ、それによって、広範囲に適用することが可能な金属ダンパ装置を提供すること。
【解決手段】 異なる履歴特性を備えた複数種類の金属要素を組み合わせることにより複数個の降伏点を備えた任意の新たな履歴特性を備えるものとして構成し、それによって、全体としての剛性のコントロール、降伏点のコントロール、固有周期のコントロールが可能になり、それによって、地震発生時の振動エネルギを効果的に吸収して、構造物が受ける地震エネルギを最小限に抑制してその健全性を維持することを可能にするもの。 (もっと読む)


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