説明

アプレラ コーポレイションにより出願された特許

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【課題】質量分析計で採取したデータのようなたたみ込みスペクトルを、逆たたみ込みするのに適した方法を提供する。
【解決手段】オーバーラップした同位体クラスターの群に対するたたみ込みスペクトルを受信する工程と、複数の主サマリー同位体ピークの各々について主サマリー同位体ピークを決定し、決定した各主サマリー同位体ピークに対して、少なくとも一つの下位質量同位体クラスター上側質量域サイドピークと、少なくとも一つの上位質量同位体クラスター下側質量域サイドピークとの既知強度寄与を、それぞれの主サマリー同位体ピークから差し引き、同位体クラスターの少なくとも一つの下側質量域サイドピーク及び少なくとも一つの上側質量域サイドピークの既知強度寄与をそれぞれの主サマリー同位体ピークに加えることによって、たたみ込みスペクトル中の各同位体クラスターに対する正規化ピーク強度を決定する工程を包含する方法。 (もっと読む)


本発明は、独特な標識試薬又は独特な標識試薬のセットを使用する質量分析によって分析物を調べるための方法、混合物、キット及び/又は組成物に関する。標識試薬は、異性体又は同重体であることができ、標識した分析物の多重分析に適した混合物を製造するのに使用できる。この分析物は、あらゆる分子であることができる。この分析物の非限定的な例としては、以下に限定されないが、タンパク質、ペプチド、オリゴヌクレオチド、糖質、脂質、ステロイド、アミノ酸及び1,500ダルトン未満の小分子が挙げられる。 (もっと読む)


2つ以上のイオン収束要素および気体チャネリングスリーブを有するイオンガイドが記述される。気体チャネリングスリーブ内のイオン移送空間は、ポンプポートと流体連絡している。吸引デバイスは、ポンプポートを介してイオン移送空間から気体を吸引するために用いられ、気体の流れを作る。イオン移送空間におけるイオンは、気体の流れによって、イオンガイドのイオン入口端部からイオン出口端部に移送される。いくつかの例は、ロッドがイオン収束要素として用いられる多重極イオンガイドを含む。気体チャネリングスリーブはロッドの周りに合っている。別の例において、環状体またはリング形状のイオン収束要素がイオン収束要素として用いられる。別の例において、イオン収束リングのセットは、絶縁体の間に取り付けられ、気体不浸透性側壁を有するシリンダーを形成する。シリンダー自体は、気体チャネリングスリーブとして用いられる。
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本発明は、質量分析法による分析物の決定に関係する方法、混合物、キットおよび組成物に関する。本発明は、質量分析による分析物(単数または複数)の決定に関する。分析物は、関心のあるいずれの分子であってもよい。複合混合物中の分析物の相対および/または絶対定量を可能にする固有の標識試薬を使用して、分析物を決定することができる。これらの標識試薬は、複合サンプル混合物の分析のためにセットで使用することができ、この場合、標識試薬は、異性体のものおよび/または同重体のものであり得る。
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試料中の化合物を解析するためのシステムおよび方法。一実施形態において、質量分析計は、試料から複数のイオンを放出するためのイオン源、ならびに、前記イオン源の下流に位置決めされており放出されるイオンの衝撃を検出器上で検出するように構成されている検出器を含む。質量分析計は、検出器およびイオン源と動作可能に連結されており検出済み各イオンのm/zを計算するように構成されている制御装置も含む。制御装置は、検出済み各イオンのm/zが所定の質量欠損範囲に入るかどうかを判断するように構成されている質量欠損フィルタを含む。質量分析計は、制御装置に連結されているデータストレージも含み、データストレージは、m/zが質量欠損範囲に入る場合、検出済みイオンのm/zに対応する検出済みイオンm/zデータを保存するように構成されている。
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イオン流束を計算するためのシステムおよび方法。一実施形態において、質量分析器は、分析期間中に複数のパルスによってサンプルからイオンのビームを発するためのイオン源と、前記イオン源の下流に配置される検出器とを含む。すべてのパルスの対応パルス時間セグメントに各ビンが対応する、繰り返し可能な一連のビンを決定するように構成されるクロックが提供される。さらに、検出器とクロックとに動作可能に結合され、分析期間中の合計パルス数を決定するように構成される制御装置が提供される。制御装置はさらに、繰り返し可能な一連のビンにおける少なくとも1つビンについて、分析期間中にイオン衝撃が検出されなかった対応パルス時間セグメントの数を決定するように構成される。
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質量分析計システムは、導入端と、放出端と、複数のロッドと、中心長手軸とを有する1組の細長いロッドを有する。質量分析計システムは、以下のステップを実施するように動作可能である。a)第1の複数のイオン群をロッドセットの導入端に導入し、b)複数のロッドの間に領域を生成して、ロッドセット内に第1の複数のイオン群を閉じ込め、c)第1の複数のイオン群内の第1のイオン群のための第1の質量/電荷範囲を選択し、d)第1の放射状励起場を提供して、第1の質量/電荷範囲内の第1のイオン群を中心長手軸から放射状に変位させ、同時に、第1の質量/電荷範囲から離れた第2の質量/電荷範囲内にある、第1のイオン群よりも中心長手軸に近い第2のイオン群を保持し、e)軸方向加速場を提供することによって、第1のイオン群に作用する第1の軸方向の力を提供する。第1の軸方向の力は、ステップd)では提供されない。
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イオントラップと下流の質量分析計とを有する質量分析計システムが提供される。複数のイオン群がイオントラップに提供され、第一の質量対電荷比が選択される。該下流の質量分析計は、(i)該第一の質量対電荷比とは異なる第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンと、(ii)該第一の質量対電荷比とは異なる該第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンに対する質量シグナルとのうちの1つを除去するように設定される。第一の質量対電荷比の第一のイオン群は、第一のイオントラップから下流の質量分析計まで排出される。
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同一イオン試料の第1の質量スペクトルおよび第2の質量スペクトルは、分析されて、反応対を決定し得る。これらの反応対は、第1の質量スペクトルに対して第2の質量スペクトルをニュートラルディファレンスだけシフトして、シフトされた質量スペクトルを提供することにより、選択されたニュートラルディファレンスに基づいて決定される。次に、シフトされた質量スペクトルをイオン試料の第1の質量スペクトルと比較し、ニュートラルディファレンスに基づいて反応対を決定する。
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イオン源、イオンを形成する方法、および質量分析計システムが提供される。本教示はさまざまな実施例において、イオン源、イオン源からイオンを集束させる方法、および飛行時間型質量分析計を操作する方法を提供する。本教示はさまざまな実施例において、質量分析計とともに使用する場合の、マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)イオン源およびMALDIイオン源の操作方法に関連する。さまざまな側面において、複数の操作モードが構成されるTOF質量分析計の感度と分解能のうち1つ以上の向上を促進するイオン源およびその操作方法が提供される。
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