説明

中部軌道建設株式会社により出願された特許

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【課題】 この発明は鉄道の分岐器における可動クロッシングの保守点検作業ための吊上金具及び吊上方法に関し、可動クロッシングの保守作業時において可動クロッシングの平衡を保った吊上(昇降)操作を確実に行うことがようにすることを目的とする。
【解決手段】 鉄道軌道の分岐器における可動クロッシングの保守作業に使用する可動クロッシング吊上金具40は板状をなし、一対のレール係合突起42を形成しており、レール係合突起42間のレール底面嵌合溝44は、トングレールとの連結部位に近接し、隣接した枕木間に位置される可動クロッシングの曲折部の底面に相補的な形状をなしている。吊上作業時に金具40を隣接の枕木間に挿入し、可動クロッシングの曲折部26をその下面において金具のレール底面嵌合溝44に嵌着する。そして、吊上金具の四隅に位置する孔46に吊上索を掛装し、山越器による吊上作業を行う。 (もっと読む)


【課題】この発明は可動クロッシングの装着作業補助用ガイドキャップ及び可動クロッシング装着方法に関し、その可動クロッシングの装着作業を円滑に行うことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】枕木上に設置される床板30より直立するチョックボルト32に先端にテーパ部50-1を有するガイドキャップ50を嵌挿する。可動クロッシング18の水平姿勢を保持しつつの下端部に形成されたチョックボルト孔36をガイドキャップ50の先端テーパ部50-1に沿わせながら、可動クロッシング18を降ろしてゆく。可動クロッシング18が床板30上に正規に着座した状態において、ガイドキャップ50を離脱させ、チョックボルト32をナットにより締結する。 (もっと読む)


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