説明

株式会社サインポストにより出願された特許

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【解決課題】フェニルアラニン誘導体系薬物〔例えば、ナテグリニド等〕を有効成分とする糖尿病治療剤の有効性に関わる遺伝子多型をもとにして当該フェニルアラニン誘導体系薬物が奏効する糖尿病患者を選別し決定する方法を提供する。また糖尿病治療に奏効する薬剤を提供する。
【手段】糖尿病患者が(1)〜(3)のいずれか少なくとも1つの遺伝子について下記のGENOTYPEを有していることを指標とする:
遺伝子(遺伝子多型) GENOTYPE
(1) GYS1(A260G) : GGまたはAG
(2) EPHX2(G860A) : AAまたはAG
(3) CD14(T-159C) : CCまたはCT
また、本発明の薬剤は、上記GENOTYPEを有する糖尿病患者に対する薬剤であって、フェニルアラニン誘導体系薬物を有効成分とするものである。 (もっと読む)


【課題】糖尿病患者における動脈硬化性疾患の発生危険性に関連する遺伝子並びに遺伝子多型を提供し、さらにこの情報、特に酸化促進アレルの数をもとにして個々の糖尿病患者について動脈硬化性疾患、特にアテローム性動脈硬化症および心筋梗塞を発症する潜在的危険度(罹患リスク)を判定するための方法を提供する。また当該方法を簡便に実施するために有用な試薬および試薬キットを提供する。
【解決手段】糖尿病患者の生体試料を対象として、(1) GCLM遺伝子の-588位の遺伝子多型(GCLM C-588T)、(2) MPO遺伝子の-463位の遺伝子多型(MPO G-463A)、(3) PON1遺伝子の遺伝子多型(PON 1 Gln192Arg)、(4)CYBA遺伝子の242位の遺伝子多型(CYBA C242T)を検出して、これらの酸化促進アレルの保有数に基づいて、動脈硬化性疾患の罹患の高低を判断する。 (もっと読む)


【解決課題】ピオグリタゾンまたはその塩を有効成分とする薬剤の有効性に関わる遺伝子多型をもとにして動脈硬化の進展抑制または心血管イベントの発症抑制に有効に奏効する糖尿病患者を選別し決定する方法を提供する。また、動脈硬化の進展抑制または心血管イベントの発症抑制に有効に奏効する薬剤を提供する。
【手段】本発明の方法は、糖尿病患者が(1)または(2)のいずれか少なくとも1つの遺伝子について下記の遺伝子型(genotype)を有していることを指標とすることで実施できる:
(1)ACE(D/I):遺伝子型D/D+D/I、(2)MTHFR(C677T):遺伝子型T/T+C/T。また本発明の薬剤は、上記遺伝子型を有する糖尿病患者に対する薬剤であって、ピオグリタゾンまたはその塩を有効成分とするものである。 (もっと読む)


【課題】 保険診療時に、医師が患者の遺伝子情報を基に算出された罹病確率を参考にすることができる患者情報管理システム及びその方法を提供すること。
【解決手段】 患者Pの遺伝子情報及び環境因子を用いて罹病確率を算出する判定手段12と、患者Pの罹病確率及び環境因子を患者IDと対応させて記録するサーバ11とを備え、患者Pが医療機関2において診療を受ける場合、端末装置21から医療機関IDを用いてサーバ11がアクセスされ、サーバ11が、端末装置21から伝送される患者IDに関連する罹病確率を、端末装置21に伝送し、端末装置21が罹病確率を医師に提示し、サーバ11が、端末装置21からのアクセスログを、患者ID及び医療機関IDとを対応させて記録し、サーバ11が、所定期間中におけるアクセスログから、医療機関ID毎にアクセス回数を集計し、医療機関2に支払う金額を算出する。 (もっと読む)


【課題】個人の疾患リスクを提示する方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】疾患リスクを提示する方法は、対象者の検査項目の検査値、対象者が有する遺伝子多型セットの遺伝子情報、並びに、検査項目及び遺伝子多型セットを変数とし、検査項目と少なくとも遺伝子多型セットを含む多項式との積を含む判定式を、記録部から読み出す第1ステップ(S2、S4)と、読み出された遺伝子情報を用いて多項式の値を計算する第2ステップ(S6)と、読み出された検査値及び遺伝子情報を用いて、検査項目を含む全ての項の値を計算する第3ステップ(S7)と、第2及び第3ステップで計算された値の各々に対応する第1及び第2図形を提示するステップ(S9)とを含み、判定式が重回帰分析または多重ロジスティック回帰分析によって得られた式である。 (もっと読む)


本発明は、疾患の発症しやすさや進行しやすさ等を疾患危険度として正確に判定でき、疾患の予防および治療に利用できる疾患危険度判定方法、該疾患危険度の判定等に使用するための疾患危険度判定用遺伝子多型を決定する方法、判定に使用するためのアレイ、遺伝子多型分析用キットおよび疾患危険度判定装置等を提供する。疾患危険度の判定の主たる特徴は、判定に疾患と負(抵抗性)の関連性を有する遺伝子多型または遺伝子多型セットを用いること、特に疾患と負の関連性を有する遺伝子多型または遺伝子多型セットと、正の関連性を有する遺伝子多型または遺伝子多型セットを組み合わせて用いることである。
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