説明

JFE鋼管株式会社により出願された特許

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【課題】地中に中空管を配し、その中空管内部に水を充填するともに、その充填された水(充填水)の内部に循環水配管を挿入してなる地中熱交換器において、充填水の蒸発による熱交換効率の低下と、中空管に鋼管を用いた場合に、充填水の溶存酸素による鋼管内面の腐食を的確に抑止することができる地中熱交換器を提供する。
【解決手段】鋼管11の上端に、循環水パイプ14の形状を形抜きしたプラスチック製または金属製のキャップ15をはめ込み、その隙間を隙間充填材16で密閉することによって、充填水13の水面13aの上部を閉塞する。 (もっと読む)


【課題】構造物の基礎杭である中空既製杭内に熱媒体流動用配管を配置することによって、前記中空既製杭を地中熱交換体として利用する中空既製杭の杭頭部の構造において、基礎鉄筋コンクリート内で熱媒体流動用配管を通すためのガイド管と鉄筋が干渉する場合にも、適切な強度や耐久性を確保することができる杭頭部の構造を提供する。
【解決手段】基礎鉄筋コンクリート1内部で、鉄筋19とガイド管7が干渉する個所20については、ガイド管7に鋼製フランジ31を取り付けるとともに、当該干渉個所20で鉄筋19を切断して配置し、その切断して配置した鉄筋19を鋼製フランジ31に固定する。 (もっと読む)


【課題】中空既製杭内への熱媒体流動用配管の挿入及び引き出しを円滑に出来るようにした杭頭部の構造を提供する。
【解決手段】構造物5の基礎杭である中空既製杭3内に、熱媒体流動用配管を配置することによって、中空既製杭3を地中熱交換体として利用する中空既製杭3の杭頭部の構造であって、開口部11を有する杭頭に設置される杭頭蓋9と、杭頭蓋9に開口部11と連通するように接合されて熱媒体流動用配管が挿通されるガイド管7と、を備え、ガイド管7が、杭頭蓋上面と45度以上90度未満の傾斜角度を成して接合された直管からなり、杭頭蓋9の開口部11が、ガイド管7が傾斜する側に寄せて設けられ、杭頭蓋9を杭頭部に設置した状態で、開口周壁部における蓋外縁に最も近い部位が杭内壁3aよりも開口内側に突出しないように構成されている。 (もっと読む)


【課題】エネルギー効率が高く、熱源が長期間安定しており、安価に構築できる冷暖房・給湯用ヒートポンプシステムを提供する。
【解決手段】一次側熱交換器9として水熱源熱交換器5と空気熱源熱交換器7を並列に配置し、水熱源熱交換器5または空気熱源熱交換器7のいずれか一方を選択的に使用して建築物の冷暖房または冷暖房と給湯に用いるヒートポンプシステムであって、水熱源熱交換器5を、熱源水を貯留するタンク21と、タンク21の中に配置した二重管23とで構成し、二重管23は、熱源水が通流する内管27と、冷媒が通流する外管25と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】熱交換性が高い水熱源熱交換器を有し、熱交換器内で熱源水が凍結する危険性が小さく、熱源水の送水ポンプの使用電力量を節約できる、冷暖房・給湯用のヒートポンプシステムを提供する。
【解決手段】建築物の冷房、暖房あるいは給湯に用いるヒートポンプにおいて、熱源水と冷媒との熱交換を行う水熱源熱交換器5を、熱源水を貯留するタンク21と、タンク21の中に配置した二重管23とで構成し、二重管23は、熱源水が通流する内管27と、冷媒が通流する外管25と、を備えて構成した。 (もっと読む)


【課題】 施工時の現場の作業性に優れると共に構造上の安全性にも優れる地中熱利用装置およびその製造方法を得る。
【解決手段】 構造物の基礎杭である中空既製杭1を地中熱交換体として利用する地中熱利用装置であって、地中に設置された中空既製杭1と、杭頭部に配置されて構造物の基礎となる基礎コンクリート3と、基礎コンクリート3に設けられた通路4を介して中空既製杭1の内部にその一部が挿入された熱媒体流動用配管5と、熱媒体流動用配管5の配管途中または末端に設けられて熱媒体を流動させる循環ポンプ7と、を備え、基礎コンクリート3に設けられた通路4はコンクリート打設前に設置した管体9によって形成され、熱媒体流動用配管5が管体9を介して中空既製杭内に挿入されている。 (もっと読む)


【課題】 非固結杭頭構造の基礎杭を地中熱交換体として安全に利用可能にすると共に熱媒配管のメンテナンスが容易にできる杭頭部の構造を得る。
【解決手段】 構造物の基礎杭である中空既製杭内に熱媒体流動用配管を配置することにより前記中空既製杭を地中熱交換体として利用する中空既製杭の杭頭部の構造であって、構造物の基礎コンクリート5と円筒状既製杭1の杭頭部の間に設置されて基礎コンクリート5を支持する杭頭支持部材7を備え、杭頭支持部材7は、横方向に配置される角型鋼管9と、角型鋼管9の下面側に連結されて前記円筒状既製杭の杭頭部に挿入される短尺の円形鋼管11とを有してなり、角型鋼管9と円形鋼管11の連結部には熱媒体流動配管3を挿通するための連通穴13が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 基礎杭を地中熱交換体として利用するものにおいて、熱媒配管のメンテナンスが容易にできるとともに、施工時の現場の作業性と安全性に優れる杭頭部の構造を得る。
【解決手段】 構造物の基礎杭である中空既製杭内に熱媒体流動用配管を配置することにより前記中空既製杭を地中熱交換体として利用する中空既製杭の杭頭部の構造であって、中央に穴を有する杭頭蓋3を杭頭部に設置するとともに、熱媒体流動用配管を通すための曲がり管5を、その一端を杭頭蓋3の穴に挿入または穴周囲に当接させ、他端を基礎コンクリート7の側面または上面から突出させて配置した。 (もっと読む)


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