説明

メディバス エルエルシーにより出願された特許

1 - 10 / 12


本発明は、プロリンから誘導され、最終的にポリエステルの熱重縮合(thermal polyesterification method)反応を行う2段階法により合成される連続ポリ(エステルアミド)を提供する。この方法により調製されるポリマーの分子量は、14,000Da〜約77,000Daである。本発明のプロリンベースのPEAの熱的特性を解明したところ、、そのガラス転移温度は、内部に水素結合がないため、他のα−アミノ酸ベースのポリ(エステルアミド)より低かった。こうしたプロリンベースのPEAは水溶液中でナノ粒子として集まり、疎水性小分子薬剤および生物学などの様々なカチオンおよび生物学と錯体を形成する。このため本発明のプロリンベースのPEAは、分子量が14,000Da〜約77,000Daの範囲のポリマーを必要とする薬物送達分野、および疎水性薬剤を送達するためのナノ粒子の製造に有用である。 (もっと読む)


本発明は、生物医学的応用に好適な材料特性を有するα−アミノ酸及びα−ヒドロキシ酸から構成される生分解性ポリマーの一クラスであるAABB−ポリ(デプシペプチド)(AABB−PDP)を提供する。このようなAABB−PDPは、エステル官能性とアミド官能性とが交互に存在することを特徴とするアミノ酸ベースのポリ(エステルアミド)(PEA)のファミリーに属する。各基本単位につき4個のエーテル基を含むことで、こうしたポリマーは生物的又は非生物的加水分解作用により迅速に分解され、分散した生物活性剤を制御された送達速度で放出し、非毒性であり、易消化性の分解産物を生じ、且つ溶液重縮合により製造が容易である。 (もっと読む)


本発明は、生理活性剤などの種々のカーゴ分子を送達するためのポリマー組成物の調製に有用な金属キレートポリ(エーテルアミド)ポリマー類を提供する。溶液中、金属イオンと金属結合性アミノ酸を含むワクチンエピトープなどのカーゴ分子とを、ポリマー組成物中に装入し、非共有結合性錯体中に保持することができる。このようなポリマー組成物のナノ粒子もまた、この溶液から直接的に調製することができる。 (もっと読む)


本発明は、ポリマー骨格にα-アミノ酸およびオリゴ-エチレンエーテルセグメントを含めるための溶液重縮合によって合成される生分解性PEA、PEURおよびPEUを提供する。本ポリマーは、その製造中に脂肪族二酸およびジオールをオリゴ-エチレングリコール(OEG)で置換することによって得ることができる。生物活性物質がポリマー中に分散している組成物も提供する。本組成物は酵素作用によって生分解され、組み入れられた生物活性物質およびオリゴ-エチレングリコールセグメントを放出し、それらは400Da未満の分子量では完全に生分解性である。その比較的迅速な表面での酵素加水分解のために、本組成物は、約18〜24時間といった相対的に迅速な送達時間以内に制御された様式で生物活性物質を送達するために用いることができる。 (もっと読む)


本発明は、アルギニンまたはアグマチンなどの1つまたは複数のカチオン性アルファアミノ酸を含有する生分解性ポリマーを遺伝子キャリアとして用いる遺伝子導入組成物を提供する。組成物は、標的細胞をトランスフェクトするのに適したポリ核酸とのタイトな溶解性複合体を形成して、標的細胞によるカーゴポリ核酸の翻訳をもたらす。従って、このような化合物は、インビトロおよびインビボの両方において有用である。
(もっと読む)


本発明は、活性種に暴露されると重合するエステルまたはα-アミノ酸含有架橋剤によって線状ポリマーが架橋するエラストマー高分子網目構造および半相互侵入網目構造を使用して製造される生体吸収性エラストマー動脈支持装置を提供する。本発明の装置は、動脈の湾曲したセグメントに埋め込まれるために設計されており、動脈埋め込み時に拡張させ、拡張状態でインビボで架橋させて、閉塞した動脈を拡張した機能に回復させることができる。本発明の装置は、患部動脈中へのインビボ埋め込みに有用であり、多様な治療分子を周囲組織に徐放的に送達して装置の埋め込みに対する動脈応答を軽減または解消することに有用である。 (もっと読む)


本発明は、粒子全体にわたって親油性生分解性ポリマー、例えば、アミノ酸含有ポリエステルアミド(PEA)、ポリエステルウレタン(PEUR)、およびポリエステルウレア(PEU)を組み込み、組み込まれた生物学的薬剤のインビボ送達について組成物を安定化させる、リポソーム粒子組成物を提供する。経口送達について、インスリンなどのバイオロジックは、ポリマーへ直接結合される。粒子中の脂質は、製作および消化の間、該組成物をさらに安定化させるように選択され、ネイティブな活性を有するバイオロジックの持続性送達を提供する。生物学的薬剤をインビボで投与するための、本発明の組成物を製造および使用する方法も含まれる。 (もっと読む)


本発明は、膜形成特性をもつ、脂肪族エポキシ含有PEAポリマー組成物を提供する。本発明のPEA組成物において用いられる脂肪族エポキシ二価酸は、無毒の脂肪性脂肪族エポキシ類似体を含む。第二のC保護したL-リシンベースのモノマーがポリマー中に導入され、さらなる鎖柔軟性を提供する可能性もある。本発明のPEAポリマー組成物は、体内投与されるかまたは埋め込み式医療機器の製造に用いられる場合に、生物活性剤の送達のために有用である。生分解性ヒドロゲルは、本発明のエポキシ含有PEAを用いて作製され得る。 (もっと読む)


本発明は、アミノ酸を含有する生分解性ポリエステルアミド(PEA)、ポリエステルウレタン(PEUR)およびポリエステル尿素(PEU)重合体に基づく眼内用重合体送達組成物を提供する。この組成物は、移植可能な固体としてまたは重合体粒子の液体分散液として、その中に分散されたまたは重合体の主鎖に組み込まれた眼科用薬剤の持続性送達のために製剤化されることができる。被験者の眼の中に組成物を移植することによって眼の外部または内部に眼科用薬剤を送達する方法も含まれる。 (もっと読む)


本発明は、ステントを、ステント移植部位での内因性治癒過程を促進する生物分解性生物活性ポリマーでコートできるという発見に基づく。ポリマーは時間経過と共に生物分解し、動脈における自然治癒過程を構築または再構築する薬物が放出される。好ましくは、ステントは、血管形成術の際など動脈が損傷した時に移植され、平滑筋細胞の増殖を開始させる有害な血液由来の因子に対し、損傷した動脈を保護する。 (もっと読む)


1 - 10 / 12