説明

セント ジュード チルドレンズ リサーチ ホスピタル インコーポレイティッドにより出願された特許

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【課題】患者における進行性の免疫抑制の発症により、多様な疾患が特徴づけられ、悪性腫瘍を有する患者における免疫応答障害の治療薬および薬物をスクリーニングする方法を提供する。
【解決手段】調節性T細胞(Treg)は、自己免疫を制限するが、抗病原体および抗腫瘍免疫の程度をも減弱させ得る。Treg機能の機構の理解およびインビボでのTregの治療処置には、Treg選択的な受容体を同定することが必要である。エフェクター/メモリーまたは調節性の表現型のいずれかに分化する抗原特異的なCD4+T細胞からの遺伝子発現アレイの比較解析により、MHCクラスII組織に結合するCD4関連分子のLAG-3(CD223)のTreg選択的な発現。 (もっと読む)


調節性T細胞(Treg)は、自己免疫を制限するが、抗病原体および抗腫瘍免疫の程度をも減弱させ得る。Treg機能の機構の理解およびインビボでのTregの治療処置には、Treg選択的な受容体を同定することが必要である。エフェクター/メモリーまたは調節性の表現型のいずれかに分化する抗原特異的なCD4+ T細胞からの遺伝子発現アレイの比較解析により、MHCクラスII組織に結合するCD4関連分子のLAG-3(CD223)のTreg選択的な発現が明らかになった。CD4+ T細胞でのLAG-3の発現は、細胞のインビトロでのサプレッサー活性と相関しており、CD4 T細胞でのLAG-3の異所性の発現は、T細胞に対してサプレッサー活性を与える。LAG-3に対する抗体は、インビトロおよびインビボでの抑制を阻害する。LAG-3は、調節性T細胞群をマークし、これらのサプレッサー活性に関与する。 (もっと読む)


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