説明

株式会社マシノにより出願された特許

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【課題】充填材の注入手段に工夫を施すことにより、健全性を維持しつつ充填材の注入量を飛躍的に削減できる等、合理的、且つ経済的にトンネル構造の安定化を図ることができるトンネルの裏込注入方法および同方法に用いる注入器具を提供する。
【解決手段】空洞部3へ向かって覆工コンクリート1を貫通させた複数の注入孔4を、同覆工コンクリート1の天端部及びその周方向Y両側の位置で、且つトンネル軸方向Xにそれぞれ間隔をあけて整列させて設け、前記複数の注入孔4…のうち、高低の低い列の注入孔4a、4bから高い列の注入孔4cへ充填材5を注入するに際し、前記天端部に設けた注入孔4c以外の低い列の注入孔4a、4bへは充填材5を定量注入し、該天端部に設けた注入孔4cのみ充填材5を圧力注入することにより、前記空洞部3のほぼ全体に充填材5を注入する。 (もっと読む)


【課題】覆工コンクリート表面を湿潤に保ちながら、養生温度を所望の温度に調整しうる覆工コンクリート養生装置および覆工コンクリート養生システムを提供する。
【解決手段】本発明の覆工コンクリート養生装置100は、前記覆工コンクリート1の表面1aに沿って表面1aから所定距離H離間するように設けられる防水性の断熱シート13と、覆工コンクリート表面1aと断熱シート13とにより形成される湿潤温調養生空間14に霧状の水分を供給する水分供給手段16と、湿潤温調養生空間14内に、温調された空気を送風する送風手段17と、を備える。 (もっと読む)


【課題】コンクリートの品質を向上させ、ひび割れの発生を防止できるトンネル覆工コンクリートの養生方法を提供すること。
【解決手段】トンネル3の覆工コンクリート5を打設し、養生区間11の覆工コンクリート5の内側に、複数の配管ユニット13をトンネル軸方向に接続して設置する。配管ユニット13は、直線状の2本の配管13aで構成され、2本の配管13aは、トンネル3の両側部に、トンネル軸方向に配置される。次に、脱型した覆工コンクリート5が所定の材齢に達するまで、配管13aに設けられた孔17に設置したノズル35から、所定の噴霧角度で水を噴霧する。その後、覆工コンクリート5の内側から掘削方向最後部の配管ユニット13を取り外し、トンネル掘削方向前方に設置する。 (もっと読む)


【課題】一般部覆工コンクリート用の養生装置を改造することにより、一般部覆工コンクリートの養生と同程度の高い養生効果を実現できる、トンネルの拡幅部覆工コンクリート用養生装置を提供する。
【解決手段】一般部覆工コンクリート用養生装置20を基礎として、そのトンネル軸方向の前端部及び後端部に位置するアーチフレーム11の拡幅部側にエアバルグ支持用部材1が放射方向に立設され、当該アーチフレームの外周面及びエアバルグ支持用部材の上端部に、エアバルグ据付用部材2が、拡幅部覆工コンクリート9の内面形状と相似するアーチ形状で、膨張されたエアバルグ3が拡幅部覆工コンクリートの内面に密着するのに適正な間隔を確保して設けられ、エアバルグ据付用部材の上面にエアバルグが据え付けられ、エアバルグ据付用部材と当該アーチフレームとの隙間を塞ぐ端部遮蔽シート4が鉛直方向に張設されてなる。 (もっと読む)


【課題】最適な保温養生、湿潤養生、および連続養生を実現するコンクリート連続体の養生装置および養生方法を提供する。
【解決手段】養生装置10は、縦材2と横材3からなる骨格の外周部に張設された防水シート4と、噴霧管5と、エアバルグ6等で構成され、移動式コンクリート打設型枠装置1の後部に連結されている。前記エアバルグ6を膨張させてコンクリート連続体1に隙間なく密着させて、コンクリート連続体1と防水シート4とが形成する空間を密閉空間12に形成され、前記密閉空間12内の温度を水とセメントの水和反応の最大値と同等値に保持する保温養生が可能な構成とされている。また前記密閉空間12内の湿度を99〜100%に保持する湿潤養生が可能な構成とされている。さらに前記エアバルグ6はコンクリート連続体1との接触・摩耗により損傷しない材質が用いられ、連続養生が可能な構成とされている。 (もっと読む)


【課題】コンクリート表面のひび割れ、剥離、剥落を防止して品質、耐久性に優れたトンネル覆工コンクリート等のコンクリート連続体を実現できる、コンクリート連続体の養生装置および養生方法を提供する。
【解決手段】移動式コンクリート打設型枠装置1の後部に、コンクリート連続体3の内側面形状と類似する形状の噴霧アーム11を備えた養生剤噴霧装置2が設けられており、前記養生剤噴霧装置2は、移動式コンクリート打設型枠装置1の移動速度に応じて養生剤18の噴霧量を調整する噴霧量調整機構を備えており、脱型した移動式コンクリート打設型枠装置1の移動にしたがい、噴霧アーム11に設備した噴霧ノズル13から、コンクリート連続体3のコンクリート表面3aへ養生剤18を均一に噴霧する構成とされている。 (もっと読む)


【課題】トンネルやボックスカルバートの連続体で施工するコンクリートのひび割れを防止する対策方法として移動式で散水設備を有したコンクリート養生設備・方法を提供する。
【解決手段】本体構造物コンクリート面から100〜300ミリメートル離れた位置に支保部材を組み立て、この脚部に移動するための車輪を取り付け、散水器具3を設置し支保部材を防水シート2で覆い、コンクリート打設型枠取り外し後、直ぐに本発明設備を設置して散水を開始して24時間〜72時間連続散水する。散水が終了すると、このままの状態でコンクリート打設1スパン毎に移動できる。また散水温度を調節するための水を暖める装置を装着することもできる。 (もっと読む)


【課題】脱枠後のコンクリートに対し材齢毎の最適な養生管理を行うようにしたコンクリートの養生方法を提供すること。
【解決手段】打設型枠を取り外したコンクリート1に対して、所要間隔をあけてコンクリート1の表面を被覆するように防水シート2を張設し、防水シート2とコンクリート1の間に空間部3を形成するとともに、水和反応により経時的に温度変化するコンクリート1に対し、その表面温度と略同じ温度に調整した水を、この略密閉の空間部3に噴霧し充満させる。 (もっと読む)


【課題】品質が均一の供試体を得ることができる方法を提供する。
【解決手段】高さ30センチメートル以上、底面の縦の長さが30センチメートル以上、底面の横の長さが8センチメートル以上の箱状容器であって、上面は蓋が無いものを供試体容器として使用する。この供試体容器の内部底面にウレタン液を流し込んで発泡させる。硬化させて供試体の母材を作成し、この一部を切り取って試験用供試体を採取する。 (もっと読む)


【課題】 錆びる材料を使用せず、施工後には、既設コンクリートと補修・補強材料が剥がれず、施工中に粉塵や、施工後に剥離・剥落しないように面で受け、さらにアンカーで板を固定することにより板の落下を防止でき、作業員の技量によらない施工方法で品質が一定となるように、工場製作や安易な施工を行うことができるコンクリートの補修・補強方法を開発・提供することにある。
【解決手段】 曲げ強度2.0N/mm2以上有するセメント系板の片面に繊維シートをエポキシ樹脂で含浸した繊維シート板(7,9)または板と間に繊維シートを含浸した板(9′)を既設コンクリート(10)にアンカー(5)で固定し、接合は接合幅100mm以上重ね合わせる。既設コンクリートと繊維シート板の隙間には充填材(6)を注入して一体化してコンクリートの補修・補強を行う。 (もっと読む)


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