説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】建物等の構造物に上下方向の免震装置として適用可能な空気バネを提供する。
【解決手段】外筒1と内筒2との間の隙間4内にすり鉢状または円筒状のゴム膜からなるダイアフラム3を配設して空気室5を画成し、ダイアフラムの上端部および下端部にそれぞれ外筒および内筒の径寸法に対応して外側および内側に膨出するフランジ状のビード部3a、3bを形成し、各ビード部を締結金具6a、6bによって外筒および内筒に対してそれぞれ気密裡に締め付け固定する。ビード部に全体の厚みの30%以上の金属線からなるビードワイヤまたは金属製リングのビード部補強部材を埋設し、そこでの締め代を20%以上とする。外筒と内筒との間の隙間をダイアフラムの膜厚の3倍以上かつ10倍未満の範囲とし、ダイアフラムの周面にバイアス補強繊維を埋設し、内筒の内部空間を補助タンク8として空気室とオリフィス9を介して連通させ、外筒に補剛リブ10を設ける。 (もっと読む)


【課題】単純な構成で高精度のNRF分析を行う。
【解決手段】電子加速装置111によって、高エネルギーまで加速された電子線112が図中右方向に放射される。一方、レーザー光源12によって発せられたレーザー光13は、回転式波長板14を透過し、反射鏡113で反射され、電子線112中の高エネルギー電子と正面衝突するように設定される。レーザー光13はLCSガンマ線15となり、図中右側に発せられる。試料100における原子核は、このLCSガンマ線15を吸収し、核共鳴散乱によって、NRFガンマ線21を発する。このNRFガンマ線21は、NRFガンマ線検出器(ガンマ線検出部)22で検出される。回転式波長板(偏光方向切替部)14は、垂直偏光されたレーザー光13の偏光方向を制御する。特に、レーザー光13の光軸を変えずに、その偏光方向を垂直な2方向に制御する。 (もっと読む)


【課題】
雑草の生育防止として、手間を要せず、大量生産に適した、雑草の種子の飛来があっても雑草が生えないキリンソウの育成方法を提供する。
【解決手段】
培養土を覆う被覆材の一部を部分的に切断あるいは穴あけによってキリンソウの植込み部を確保し、前記植込み部にキリンソウの苗を植込み緑化を行うキリンソウの育成方法であって、前記キリンソウの苗の植込み後に、前記キリンソウの植込み部のキリンソウと前記被覆材との隙間を、カルボキシメチルセルロースと、酸または酸水溶液との混練あるいは浸漬によって製造したハイドロゲルによって埋め込むことを特徴とするキリンソウの育成方法である。 (もっと読む)


【課題】単色性の高いレーザーコンプトン光を得る。
【解決手段】偏向空洞13を通過した電子パルス12は、線形加速器14を通過する。線形加速器14中において、この電子パルス12は高周波加速を受け、高エネルギー電子パルス15となる。レーザー光源16は、可視光あるいは近赤外光でありパルス状のレーザー光17を発する。レーザー光17は、反射鏡18で反射されて、高エネルギー電子パルス15と衝突点19で衝突する設定とされる。衝突点19から、高エネルギー光(X線、ガンマ線等)とされたレーザーコンプトン光20が発せられる。偏向空洞13によって電子パルス12はその進行方向に対して傾斜角をもち、衝突点19においては、この傾斜角が大きくなった状態となるような設定とされる。 (もっと読む)


【課題】
放射線グラフト重合法を利用した、金属イオン捕集材の製造方法に関する。本発明の方法は、グラフト重合体のグラフト率の向上に不可欠とされていたラジカル失活防止対策を必要としない、大気圧条件下ならびに空気雰囲気下でのグラフト重合反応を可能とする。
【解決手段】
金属イオン捕集材の製造方法であって、
高分子基材を放射線照射容器内に入れ、
該高分子基材に放射線を照射して高分子基材を活性化させ、
該活性化させた高分子基材をグラフト重合反応容器に入れ、
該活性化させた高分子基材に反応性モノマーを含む反応溶液を接触させ、
該反応性モノマーを高分子基材にグラフト重合させてグラフト鎖を形成し、次いで
該グラフト鎖に機能性官能基を導入する、各工程からなり、
ここで、照射する放射線の線量が50kGy以下であり、グラフト重合時間が3時間以上であり、グラフト重合後の反応溶液に溶存する酸素濃度が0.4mg/L〜3.0mg/Lであり、そしてグラフト率が90%以上であることを特徴とする、前記製造方法。 (もっと読む)


【課題】紡糸性の向上及びセラミックスマイクロチューブの中空構造の孔径や壁厚の制御を可能とする作製方法を提供すること。
【解決手段】セラミックスマイクロチューブは、セラミックスの前駆体ポリマーに、中空構造を形成するための低分子ガスの発生源となるポリマーと、前記前駆体ポリマーに添加することにより、溶融粘度を顕著に変化させる、可塑化効果を有するポリマーを混合した、3成分系のポリマーブレンドから溶融紡糸法により作製される。可塑化効果を有するポリマーの混合量により、紡糸性を向上できる。また、紡糸温度を制御することで、中空構造の孔径を制御できる。 (もっと読む)


【課題】200℃以下の比較的低温で動作する環状飽和炭化水素化合物の検知素子及びそれを用いた簡単な構造の検知装置を提供すること。
【解決手段】検知素子は、石英製の透明基板と、該透明基板上に柱状結晶構造を有する三酸化タングステン薄膜と、該薄膜表面に15nm以下の厚さに堆積形成された白金層から構成されている。また、検知装置は、検知素子を150℃から200℃の間の温度に加熱するためのヒータを備え、環状飽和炭化水素化合物含有ガスが検知素子の白金層に接触したときに、白金によって解離された水素が三酸化タングステンと反応して生ずる光透過率の変化を計測するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】気密性能、耐放射線性があり、容易に取り壊せ、耐火性能、遮蔽性能があり、コストが安い等の性能を有するケーブル貫通処理工法を提供する。
【解決手段】放射線管理区域である部屋11と放射線非管理区域である部屋12を仕切る遮断壁13のケーブル貫通処理において、当該遮断壁13に貫通孔14を設け、当該貫通孔14にケーブル17を通し、当該貫通孔14の両側開口部14a、14b又は一側開口部14a又は14bをほぼ塞ぐ型枠15を当該遮断壁13に取り付け、これらの貫通孔14及び型枠15によって、上部開口部を有する空間16を形成し、前記上部開口部から前記空間16に、施工後、容易に取り壊し可能な低熱抵抗スラリー材20を注入、充填し、その後、当該低熱抵抗スラリー材20を固化させる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で重元素に対する組成分析を行う。
【解決手段】レーザーコンプトン光100が試料200に照射される。このレーザーコンプトン光100及びこのレーザーコンプトン光100が試料200を透過した後の透過光110がX線検出器120で検出され、その検出信号がデータ処理部130で処理される。このレーザーコンプトン光発生装置20は、準単色あるいは単色のX線をレーザーコンプトン光100として出力する。ここでは、周回軌道で加速された高エネルギー電子21とレーザー光22とが衝突部23で衝突する設定とされる。レーザー光源29から発せられたレーザー光22は、交差角調整部30でその交差角が制御され、衝突部23に導入され、高エネルギー電子21と衝突する。交差角調整部30によってこの交差角を制御することによって、レーザーコンプトン光100のエネルギーを制御することができる。 (もっと読む)


【課題】使用済テクネチウム99mジェネレータから、モリブデンを、簡便な溶離法により回収でき、かつ、再利用し易いモリブデン酸の形状で入手すること、さらには放射性廃棄物を減容すること。
【解決手段】PZCから成るモリブデン含有の使用済テクネチウム99mジェネレータに、1Nから4Nのアルカリ濃度を持つアルカリ溶液を一定時間にわたって徐々に加え、モリブデン含有アルカリ溶液を取り出し、該溶液を加熱した後、酸を加えて強酸性に調整し、一定時間放冷して、モリブデンをモリブデン酸として回収する。また、このモリブデン回収方法を複数回繰り返したテクネチウム99mジェネレータを700℃以上で加熱し、含まれているモリブデンを昇華させ、モリブデンを三酸化モリブデンとして回収すると共に、PZCをジルコニアとして回収する。 (もっと読む)


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