説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】指向性が高く、安定して高強度のイオンビームを得る。
【解決手段】このイオンビーム照射装置10は、レーザー駆動型のイオン・電子発生装置20と、イオン輸送装置30とを組み合わせた構成と考えることができ、イオン・電子発生装置20から発した指向性の低いイオンビームを、イオン輸送装置30において指向性を高め、あるいは集束して末端まで導く。このイオン輸送装置30においては、多重極磁石32よりもイオンビームの流れにおける上流側のビームライン31の周囲に、電子吸収体33が設置される。電子吸収体33は、高エネルギー電子を有効に吸収できる材料(例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)で構成される。電子吸収体33の周囲は、例えば鉛等の重金属で構成されたX線遮蔽体34で覆われている。 (もっと読む)


【課題】アルコールの生産能又はGABA等のアミノ酸の有用成分の生産能が高く、しかも醤油・味噌などの高塩分の食品の醸造にも利用可能であり、生育が良好であるジゴサッカロミセス属の酵母を得る。
【解決手段】ジゴサッカロミセス・ルキシーに炭素イオンビーム照射を行って突然変異を誘発し、その後、シクロヘキシミド耐性を示す株を選抜することによって、従来の方法では得ることができなかった、アルコールの生産能が著しく高く、かつ親株に比較して生育も良好なZ.ルキシー変異株、又はGABAおよび各種アミノ酸の生産能が高く、かつ親株に比較して生育も良好なZ.ルキシー変異株を取得できる。 (もっと読む)


【課題】広い波長帯域で使用できる多層膜ラミナー型回折格子を得る。
【解決手段】この多層膜ラミナー型回折格子10における回折面には、低密度物質層と高密度物質層とが交互に積層された多層膜構造20が一様に形成されている。この多層膜構造20は、膜厚方向で複数(5つ)に階層化されており、上側から第1層21、第2層22、第3層23、第4層24、第5層25が順次形成されている。第1層21〜第5層25の各々が低密度物質層と高密度物質層で構成されるが、第1層21〜第5層25のそれぞれにおいて、多層膜の周期長(低密度物質層と高密度物質層の厚さ)が異なり、第1層21側(入射光が入射する側)でこの周期長が大きく、第5層25側(基板11側)でこの周期長が小さくなるように設定される。 (もっと読む)


【課題】対象物の大きさの指標となる目盛をリアルタイムに撮像画像に重ねて表示することができる安価で簡潔な構成の撮像装置、画像表示方法、及び画像表示のためのプログラムを記録した記録媒体を提供すること。
【解決手段】対象物を撮像し、その撮像画像を表示する撮像装置であって、撮像画像中の対象物の大きさの指標となる目盛を生成する目盛生成部と、目盛に歪曲収差による歪みと同等の歪みを与える形状補正を行うために使用する補正用データを記憶しているデータ記憶部と、補正用データに基づいて目盛に形状補正を行った歪曲目盛を生成する目盛形状補正部と、歪曲目盛を撮像画像に合成する画像合成部を有し、リアルタイムで撮像画像を歪曲目盛と合成して表示する。 (もっと読む)


【課題】質量差がわずかである複数種の分子中においても、特定種の分子に対して選択的励起を行う。
【解決手段】励起エネルギーを横軸にして各エネルギー準位(回転準位)を表示することができる。図2中の斜線部で示されるような、分子Xの回転準位に対する励起エネルギーに同調し、P1〜P14で示された狭い複数の帯域をもつ櫛形スペクトルの電磁波をこの分子Xに照射した場合を考える。この櫛形スペクトルをもつ電磁波を用いることによって、分子Xを順次高いエネルギーの準位へ遷移させることが可能である。一方、分子Yのエネルギー準位は、この櫛形スペクトルとは同期しない。ゲートはY4〜Y7、Y12〜Y15の2つの領域であり、分子Yにおいては、このゲートを挟んだ回転準位間の遷移は不可能である。従って、例えばY1→Y15への遷移も不可能である。 (もっと読む)


【課題】小さな照射エネルギー量でアニール処理することができ、かつ、短時間でアニール処理が可能なレーザーアニール装置を提供すること。
【解決手段】Nd:YAGレーザー発振器10から取り出されたレーザーパルスは、ビーム径を拡大しながらNd:ガラスレーザー30,40,50,60で順次増幅される。Nd:ガラスレーザー60から出射するレーザービームは、高調波変換非線形結晶70で、例えば波長532nmのP偏光に変換され、回折型ビーム成形光学素子80で空間強度分布が均一化され、ビーム形状が例えば楕円形状に成形される。ダイクロイックミラー81は、波長532nmのレーザービームのみを反射し、このレーザービームは、ミラー82を介して凹レンズ83に入射してビーム径が拡大され、例えば76.5°の角度に傾けて配置された載置台90上に載せられた被照射物(ウエハW)に一括照射される。 (もっと読む)


【課題】新たな化学薬品の添加を必要とせず、短時間で効率的に、かつ高い硝酸濃度の溶液へ適応できる、電解還元法によるネプツニウムの還元調整法および処理装置を提供する。
【解決手段】白金黒付き白金を陰極に使用し、電解還元法により水溶液中のネプツニウムイオンを4価に還元する。 (もっと読む)


【課題】生物試料を培養し、かつこの生物試料に対して高効率でX線を照射することのできるシャーレを得る。
【解決手段】このシャーレ10における本体11は、円形の底面12と、その周囲の側壁13で構成され、底面12上に液体(培養液等)を収容できる。底面12の中央部には、円形の開口部14が設けられ、開口部14の周囲は、底面が掘り下げられた窓枠固定部15となっている。X線は、この開口部14を通してシャーレ10の内部に照射される。窓枠固定部15に矩形形状の窓枠部20が嵌合して固定される。窓枠部20は、上下のシリコーンゴム膜(弾性膜)21に窒化シリコン膜22が挟まれた矩形体形状の構成を具備する。上下のシリコーンゴム膜21の中央部には、丸形の弾性膜開口(開口)211が設けられており、弾性膜開口211の中心は、シャーレ10の底面の開口部14の中心と略一致するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】ゼオライト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のゼオライト1(LTA型ゼオライト等)は、金属クラスタ21(銀クラスタ等)が略直線状に配列されてなる直線状クラスタ群20を内部に有し、直線状クラスタ群20同士を略平行に配列することができる。本製造方法は、金属イオン(Ag等)を含んだゼオライト10(LTA型ゼオライト等)に対してイオン照射(Au−200MeVイオンビーム照射等)を行って、直線状クラスタ群20を形成するイオン照射工程を備える。 (もっと読む)


【課題】き裂の部分の金属結晶が、き裂を導入する前の母相金属の金属結晶と実質的に同一であるき裂試験用中空金属管を、再現性良く製造することができる製造方法を提供すること。
【解決手段】中空金属管に少なくとも1回の圧延及び熱処理を行う工程と、中空金属管の面にき裂を与える工程を有するき裂試験用中空金属管の製造方法において、中空金属管の面にき裂を与える工程を、少なくとも最終回の圧延及び熱処理の工程前に行う。 (もっと読む)


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