説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】希土類元素、特にNd/Prのように隣接した希土類元素を良好に抽出、分離する方法を提供する。
【解決手段】一般式(1)


(R1及びR2は、互いに同一又は異種のアルキル基であり、少なくとも一方は炭素数6以上の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を示す。)で表されるジグリコールアミド酸を抽出剤として含有する有機相と、2種以上の希土類元素を含む水溶液からなる水相とをpH3以下の酸性条件下で接触させて、希土類元素のうち抽出すべき希土類元素を有機相に抽出し、その後この有機相を酸水溶液にて逆抽出することで有機相に抽出した希土類元素を回収すると共に、有機相に抽出されずに水相中に残留した希土類元素を回収し、希土類元素を分離した後の有機相を水又はpH3〜7の酸水溶液で洗浄し、この洗浄した有機相を抽出処理に再使用する。 (もっと読む)


【課題】効率よく、軽希土類元素を抽出・分離する。
【解決手段】一般式(1)


(R1及びR2は、互いに同一又は異種のアルキル基であり、少なくとも一方は炭素数6以上の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を示す。)で表されるジグリコールアミド酸を抽出剤として含有する有機相2,8と、2種以上の希土類元素を含む水溶液からなる水相1とをpH3以下の酸性条件下で接触させて、抽出すべき希土類元素を有機相に抽出し、その後この有機相を酸水溶液4,6にて逆抽出することで有機相に抽出した希土類元素を回収すると共に、有機相に抽出されずに水相中に残留した希土類元素を回収する際、有機相中の抽出剤濃度COと水相中の希土類元素濃度CAとの比率を2≦CO/CA≦10とし、かつCOを0.1mol/L≦CO≦1.5mol/Lとして抽出処理を行う。 (もっと読む)


【課題】電気特性や機械特性に優れ、かつ電子線照射によってチューブ構造が崩壊することがない、単結晶炭化ケイ素ナノチューブの製造方法を提供すること。
【解決手段】多結晶炭化ケイ素ナノチューブを作製し、その多結晶炭化ケイ素ナノチューブに対して、それを貫通するのに必要なエネルギー以上で加速されたイオンを照射することにより、単結晶炭化ケイ素ナノチューブを製造する。このとき、例えば、イオンは、照射温度900℃以上で照射され、その照射量がはじき出し量として5dpa以上である。 (もっと読む)


【課題】ネオジム/プラセオジムのように隣接した希土類元素を良好に抽出・分離することができる希土類元素の抽出・分離方法を提供する。
【解決手段】ジグリコールアミド酸を抽出剤とし、低極性アルコールを溶媒とする有機相と、2種以上の希土類元素を含む水溶液からなる水相とをpH3以下の酸性条件下で接触させ、向流多段ミキサーセトラーを用いて溶媒抽出する。希土類元素溶液1と有機相2とアルカリ水溶液3をそれぞれの配管から抽出部Aに導入し、酸水溶液4,6をそれぞれの配管から、スクラブ部Bと逆抽出部Cに導入する。有機相に抽出されずに残留した希土類元素を含む水相5、有機相に抽出された希土類元素を逆抽出した水溶液7が回収される。 (もっと読む)


【課題】電気特性や機械特性に優れ、かつ電子線照射によってチューブ構造が崩壊することがない、アモルファス炭化ケイ素ナノチューブの製造方法を提供すること。
【解決手段】多結晶炭化ケイ素ナノチューブを作製し、その多結晶炭化ケイ素ナノチューブに対して、それを貫通するのに必要なエネルギー以上で加速されたイオンを照射することにより、アモルファス炭化ケイ素ナノチューブを製造する。このとき、例えば、イオンは、照射温度200℃以下で照射され、その照射量がはじき出し量として1dpa以上である。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化やコスト高を招くことなく、測定値の精度向上を図り、最高ppmオーダーまでの微量ガスを測定可能とする。
【解決手段】微量ガスを定量測定する高感度ガス分析装置において、被測定ガスを収容する被測定ガスリザーバ21と、被測定ガスリザーバと第1の開閉弁を介して接続する小容器23と、小容器と第2の開閉弁を介して接続する,容量が前記小容器の容量の2000倍以上のバッファタンク25と、バッファタンクと配管を介して接続するマニホールド27と、マニホールドと接続する,吸気口側に第3の開閉弁を介装したターボ分子ポンプ及びダイヤフラムポンプからなる真空排気装置の付いた四極子型質量分析計30と、被測定ガスを四極子型質量分析計に流入させるためのオリフィスと、マニホールドとターボ分子ポンプとを接続する,第4の開閉弁を介装したバイパス配管38とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】パルスレーザー光におけるパルスの伸張・圧縮を行うレーザー装置の構成を単純化する。
【解決手段】パルスレーザー光は、パルス伸張・圧縮器12に入射する。パルス伸張・圧縮器12通過後には、正にチャープされた状態となる。このパルスレーザー光は、OPA13に入射する。OPA13は、入射光(シグナル光)と共にポンプ光を入射させることによってポンプ光のエネルギーをシグナル光に移行させ、増幅されたシグナル光と、アイドラー光とを出力する。アイドラー光は、シグナル光とは逆に、負にチャープされた状態となっている。このアイドラー光は、前記と同一のパルス伸張・圧縮器12に入射する。従って、このアイドラー光がパルス伸張・圧縮器12を通過後の波形は正にチャープされ、長波長側でのパルスの遅延が補償される。このパルスレーザー光を出力として取り出せば、高出力の超短パルスレーザーを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高品質の刃物を低コストで再現性よく得る。
【解決手段】
この刃物硬化装置は、容器100中の水(流体)20中に固定された固定台11と、超短時間パルスの極高尖頭値の電磁界を持つパルスレーザー光を発するレーザー光源12を具備する。固定台11には、硬化処理される刃物30が機械的に固定される。レーザー光源12は超短時間パルスの極高尖頭値の電磁界をもつパルスレーザー光121を発し、刃先面32を照射する。このパルスレーザー光121の照射によって、刃先面32の近傍において光学的及び熱的に圧縮応力を生成し、刃物30全体、あるいはこのパルスレーザー光121に照射される任意の箇所において、圧縮残留応力、高硬度、高剛性等の特性を付与することができる。 (もっと読む)


【課題】比較的少量のサンプルによって粉粒体の流動性の評価を行うことが可能な流動性測定装置及び流動性測定方法を提供する。
【解決手段】粉粒体を収容する収容部材と、収容部材に設けられる排出口と、収容部材に振動を付与する振動器2、収容部材の振動の振幅を測定する振動測定器3、収容部材の排出口から排出される粉粒体の重量を測定する天秤装置4、振動器に対して所定の周波数及び振幅の振動を発生させる指令を行うと共に、振動測定器3と天秤装置4からのデータを取得し、単位時間あたりの粉粒体の流量データを演算するコンピューター5とからなり、コンピューター5は、一定周波数でかつ一定加速度の振動を振動器2で発生させて収容部材に振動を付与するように指令すると共に、振動測定器3と天秤装置4からのデータを取得し、単位時間あたりの粉粒体の流量データを演算し、演算された単位時間あたりの粉粒体の流量データから、粉粒体の流動性を評価。 (もっと読む)


【課題】簡単な装置によって、安全かつ安価に多孔質セラミックスを製造する方法及びその製造方法によって製造される、優れた特性を有する多孔質セラミックスを提供すること。
【解決手段】多孔質セラミックスは、SiCセラミックスの前駆体高分子材料にシリコーンオイル等のSi-O-Si基を主鎖とする高分子材料を相溶限界量よりも過剰に混合したポリマーブレンドを出発物質として、その混合比、不融化条件、焼成条件により孔径を制御することにより製造される。ここでは、特に、セラミックス化が可能な前駆体高分子材料を複数種類混合し多孔質を形成していることに特徴を有する (もっと読む)


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