説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】
従来、試料台の移動に1軸回転直線移送型トランスファーロッドが使われる場合が多いが、試料台を掴む動作をする機構に問題があるために、試料台を掴んだ部分に試料台が張り付いてしまい、取れにくいという問題がある。
【解決手段】
試料等の移送の為に、1軸回転直線移送型のトランスクァーロッドの先端に、ネジで前後する部品と、その前後移動部品を開閉動作に変換する部品で構成される機構を組み込み、試料台を掴む、放す動作を実現し、さらに放す時に、ネジ前後移動部品が、試料台を押し出すことで確実に試料台を放す機能を組み込む1軸回転直線移送型のトランスファーロッドである。 (もっと読む)


【課題】
従来の内視鏡を用いたレーザー治療システムでは、内視鏡により患部と光ファイバを画像で確認し、画像情報を元に術者の判断で光ファイバ先端を患部に対して所望の位置に導き、レーザー照射を行うことができなかった。
【解決手段】
腸閉塞患者に対して造影剤投与等を目的として使用されているイレウスチューブに適用可能な構造で、レーザー光伝送を目的とする大口径のコア/クラッドを有するファイバと、その外周に画像伝送を可能とする多数のコアを持つイメージファイバ部を配した一体型の複合型光ファイバを用いて、イレウスチューブ型小腸内視鏡システムを構成する (もっと読む)


【課題】 放射線誘起表面活性触媒を含み、且つ優れた耐食性と耐応力腐食割れ性を有する機能性被覆を効率よく形成することのできる方法を提供すること。
【解決手段】 放射線照射雰囲気に曝される金属構造物を構成する基材の一部または全部に、放射線照射により腐食電位低下による防食効果を有する機能性被覆をプラズマ照射によって形成するに当たり、溶射すべき方向に伸びるプラズマ軸線の上流側に原料粉末投入口を備え、該軸線の周囲に等間隔で複数の溶射ガンが配置され、且つ各溶射ガンから投射されるプラズマが1点に収斂する様に配置された多電極プラズマ収斂型溶射装置を使用し、平均粒径が1〜20μmのセラミック粉末を溶射する。 (もっと読む)


【課題】
従来の生分解性材料は、土壌中に埋めると地中の微生物により分解が進行し、また、使用中の生分解性材料が地中の微生物に接触する場合、徐々に生分解が進み、材料の強度が劣化する。
【解決手段】
生分解性材料に親水性モノマーをグラフト重合することにより、生分解性を低下又は喪失させることが出来る。この材料を熱処理することにより、生分解性が発現し、廃棄後、地中の微生物により分解される。 (もっと読む)


【課題】 レーザー光のコントラストを小型の装置構成で、簡便にかつ安価に向上させる方法及びレーザー発生装置を提供する。
【解決手段】 レーザー発振器11のパルス光出力を、パルス幅拡張器12、前段部増幅器13、減衰器14を経て、光パラメトリック増幅器15に導入し、その後光パラメトリック増幅器15の出力を後段部増幅器16、パルス幅圧縮器17を経て取り出す。 (もっと読む)


【課題】 電子ビーム(EB)により有機化合物を分解し、その分解物および当該分解物由来の微粒子を高効率で帯電化させ、静電的に捕集する方法および装置を提供する。
【解決手段】 気体を次のステップ1および2からなる一連の処理を少なくとも1回以上繰り返す。
ステップ1:未処理の気体またはステップ2により処理された気体を単極帯電化装置に通気し、単極帯電化室において、電子ビーム(EB)を照射して気体中の有機化合物を分解し、かつ、電極により電場を印加し有機化合物の分解物および当該分解物由来の微粒子を単極帯電化するステップ。
ステップ2:ステップ1により処理した気体を捕集容器に通気し、該容器内の電極により電場を印加し、単極帯電化された分解物および微粒子を電極に捕集し、清浄気体を得るステップ。 (もっと読む)


【課題】
光触媒膜として窒素酸化物等の有害ガスの分解、除去などの環境浄化への応用やガスセンサー素子への応用が図れる、厚さが数百nm(ナノメートル)程度の非常に薄い膜状で、結晶配向により結晶欠陥を低減させた硫黄添加二酸化チタン膜の形成方法。
【解決手段】
イオン注入法により二酸化チタン単結晶膜に硫黄を添加し、イオン注入に伴い発生する結晶乱れをイオン注入後の熱処理により回復させ、結晶配向した硫黄添加二酸化チタン膜を得る。又、二硫化チタンを焼成して作製したターゲット材を用いてパルスレーザー蒸着を行うことによっても結晶配向した硫黄添加二酸化チタン膜を得る。 (もっと読む)


【課題】
半導体などの材料を構成している結晶を、材料の形状を変形させたり、不純物を添加したりすることなく、微細化し、更には結晶方位を揃えて結晶を成長させること、および原子スケールの組成傾斜構造を形成させることができる高性能材料の製造方法を提供する。【解決手段】 二つ以上の異なる元素または同位体からなる合金もしくは固溶体、化合物もしくは化合物の混晶、またはこれらの混合物等の材料に対して、高重力場処理を施す。具体的には、材料が固相状態を保つことができ、かつ再結晶温度以上の温度下で、1万g以上の重力加速度を印加する。これにより、原子量の大きい元素が重力方向に一軸変位して結晶構造に大きな一次元格子歪みが生じて、結晶が微細化される。処理時間を長くすると、元素の沈降が生じ、結晶方位が揃って成長すると共に、原子スケールの組成傾斜構造が形成される。 (もっと読む)


【課題】 高感度で早い応答性を持ち、しかも小型のハイブリッド自己出力型中性子検出器を得る。
【解決手段】 中性子線の入射により電子を放出する円柱状のエミッタ10とこのエミッタ10から放出される電子を集電するコレクタ11とを備え、エミッタ10がPt−Rhの合金か、またはPtとRhの何れか一方をコアとして他方をクラッドとする複合材からなる。Pt−Rhの総量に対してRhが54重量%以下を占める。エミッタ10の中に占めるRhの重量は、エミッタ10が熱中性子束Φth=1012〜1013n/cm/sを受ける場合、エミッタに2×10−9A以上の出力電流が生じるように選択する。 (もっと読む)


【課題】
標的の分光データと状態選択した測定を用いずに、特定の量子状態を生成させることにより、状態選別した共鳴状態分光と時間分解分光の方法を行う。
【解決手段】
波系整形されたレーザーパルス列を標的試料に照射し、標的試料との共鳴又は吸収が消失する条件を見つけることで、状態選択した高速遷移を誘引するレーザーパルスを、標的試料の情報及び状態選択比の測定を必要とせずに、使用することにより特定の量子状態を生成させることからなる量子制御を利用した状態選択的分光方法。 (もっと読む)


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