説明

北海製罐株式会社により出願された特許

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【課題】スコアを開口する時に一気に破断されることがなく、しかも飲料が飲みやすい缶蓋を提供する。
【解決手段】飲料缶の缶蓋1において、スコア4の先端部に円弧状に突出する膨出部11を設ける。また、スコア4の始端7において、軸方向後端部7aをリベット5の中心から前方にオフセットさせる(B)。また、始端7の幅方向端部7bからリベット5の中心までの寸法(C)を、リベット5の中心と、リベット5の中心を通る軸線と第2破断部10の膨出部11とが交差する点との間の寸法である基準寸法(A)の17%から25%の長さにする。タブ6によって破断開口部12が開口されると、膨出部11によりスコアの開口が制動される。また、飲み口には膨出部11の形状に沿って凹部ができるので、飲料が飲み口の幅方向に広がりにくく飲みやすくなる。また、飲料の液切れもよくなり、液溜まりが非常に少なくなる。 (もっと読む)


【課題】利用者が右利きか左利きかを問わず、すべての利用者に開口しやすいステイオンタブ式缶蓋を提供する。
【解決手段】缶蓋1’にリベット5を介して固定されるタブ6’は、固定部15の周囲を略コ字状に囲む切り込み16を有し、左側の端部16aは右側の端部16bに比べて下方に長く伸びている。タブ6’の押圧部14’の裏面には突起19が設けられる。タブ6’の把持部13が引き上げられたときは、切り込みの端部16aと端部16bとを結ぶ傾動軸17を軸としてタブ6が傾動する。このタブ6’の動きに応じて、スコア4が破断される。このとき、突起19が図中右側にオフセットされており、傾動軸17も傾斜しているので、スコア4の破断位置には幅方向右側に力が加わるため、利用者が右利きか左利きかに係わらずスコア4の破断が円滑に行われる。一方、切り込み16の端部の突出量の差は微差であるため、利用者に違和感を生じさせない。 (もっと読む)


【課題】室温より高温の環境下でも優れたガスバリア性を保持できる炭酸飲料用プラスチックボトルを提供する。
【解決手段】プラズマCVDにより形成されたガスバリア被膜を内面側に備え、室温より高温の環境下における体積増加率が8.0%以下である。前記室温より高温の環境下における体積増加率は、ガスボリューム4.2の炭酸水を充填して40℃の温度で2週間保存後の値、またはガスボリューム2.8の炭酸水を充填して容器中心部を65℃の温度に10分間以上保持する加熱処理を施した後の値である。前記ガスバリア被膜は、炭素原子を含む出発原料からプラズマCVDにより形成された炭素を主要構成元素とするアモルファスカーボン被膜、または有機珪素化合物を含む出発原料からプラズマCVDにより形成されたSi/O比が原子比で1/1.5〜1/2.2の範囲にあるケイ素酸化物含有被膜である。前記プラスチックボトルは、ポリエステルボトルである。 (もっと読む)


【課題】加熱状態で充填された内容物が冷却されたときに生じる減圧による不正変形を防止できるプラスチックボトル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ブロー成形により形成され、口部3、肩部4、パネル面7が形成された胴部5、底部6を備える。パネル面7からボトル1外方に膨出して形成された膨出部8を備える状態で、内容物が加熱状態で充填され、キャッピングされた後、該内容物が冷却されたときに、膨出部8が外部からの機械的押し込み力により、不可逆にボトル内方に凹入せしめられて形成されている凹入部10を備える。凹入部10の形成により内容積が2〜15%の範囲で減少される。凹入部10は、少なくともボトル1軸線に対して相対向する1対のパネル面7,7に形成されている。凹入部10は、ボトル1を把持する際の指掛かり部となる。 (もっと読む)


【課題】色彩が鮮やかで、モアレ、ロゼッタパターンが無く、連続的階調表現を行うことができる美粧性に優れた印刷インキ層を缶胴部外面に備えるシームレス缶体を提供する。
【解決手段】缶胴部2外面に印刷インキ層4と、印刷インキ層4を被覆する仕上げニス層5とを備える。印刷インキ層4は、35〜70Pa・秒、好ましくは38〜65Pa・秒、さらに好ましくは40〜60Pa・秒の範囲の塑性粘度と、9〜24、好ましくは10〜22、さらに好ましくは10〜20の範囲のタック値とを備える印刷インキを用いると共に、水無し平版を用いるオフセット印刷により形成される。印刷インキ層4は、20〜60μm、好ましくは20〜50μmの範囲の直径を備える網点が、27万個/cm以下の範囲で、不均一に配置されている。 (もっと読む)


【課題】色彩が鮮やかで、モアレ、ロゼッタパターンが無く、連続的階調表現を行うことができる美粧性に優れた印刷インキ層を缶胴部外面に備え、安価なシームレス缶体を提供する。
【解決手段】缶胴部2外面に印刷インキ層4と、印刷インキ層4を被覆する仕上げニス層5とを備える。印刷インキ層4は、35〜70Pa・秒、好ましくは38〜65Pa・秒、さらに好ましくは40〜60Pa・秒の範囲の塑性粘度と、9〜24、好ましくは10〜22、さらに好ましくは10〜20の範囲のタック値とを備える印刷インキを用いると共に、樹脂凸版を用いるオフセット印刷により形成される。印刷インキ層4は、30〜60μmの範囲の直径を備える網点が、12万個/cm以下の範囲で、好ましくは40〜60μmの範囲の直径を備える網点が、7万個/cm以下の範囲で、不均一に配置されている。 (もっと読む)


【課題】色彩が鮮やかで、モアレ、ロゼッタパターンが無く、連続的階調表現を行うことができる美粧性に優れた印刷インキ層を缶胴部外面に備え、安価なシームレス缶体を提供する。
【解決手段】缶胴部2外面に印刷インキ層4と、印刷インキ層4を被覆する仕上げニス層5とを備える。印刷インキ層4は、35〜70Pa・秒、好ましくは38〜65Pa・秒、さらに好ましくは40〜60Pa・秒の範囲の塑性粘度と、9〜24、好ましくは10〜22、さらに好ましくは10〜20の範囲のタック値とを備える印刷インキを用いると共に、水無し平版と樹脂凸版とを用いるオフセット印刷により形成される。印刷インキ層4は、前記水無し平版による網点が、20〜60μmの範囲の直径を備え、27万個/cm以下の範囲で不均一に配置され、前記樹脂凸版による網点が、30〜70μmの範囲の直径を備え、12万個/cm以下の範囲で不均一に配置されている。 (もっと読む)


【課題】無色透明で、加熱しても優れたガスバリア性を保持できる内面被覆プラスチック容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】内面側に被覆層2と被覆層3とからなるガスバリア被覆層4を備える。被覆層2は、有機珪素化合物を含む出発原料からプラズマCVDにより容器1の内表面上に形成された有機珪素化合物のプラズマ重合体を含む珪素含有被膜であり、50〜700オングストロームの厚さを備え珪素と酸素との原子比が1/1.5〜1/2.3である。被覆層3は、炭素化合物を含む出発原料からプラズマCVDにより被覆層2上に形成されたアモルファスカーボン被膜であって10〜300オングストロームの厚さと55×10−3N/m以下の表面張力とを備える。容器1の胴部におけるガスバリア被覆層4形成前後の着色透明度の変化が、L表色系により算出されるΔE値で2.5以下である。バリア性指標値が5.0以上である。 (もっと読む)


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