説明

学校法人東京医科大学により出願された特許

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【課題】 新たな治療メカニズムによる癌治療剤を提供する。
【解決手段】 本発明の癌治療剤は、癌を治療するための癌治療剤であって、コリントランスポーターによるコリン取り込みを阻害する物質、および前記コリントランスポーターの発現を阻害する物質の少なくとも一方を含むことを特徴とする。前記コリン取り込みを阻害物質は、コリンとの競合的拮抗作用によりコリン取り込みを阻害する物質が好ましく、この場合、有機カチオン系化合物がより好ましい。前記コリントランスポーターの発現阻害物質は、RNA干渉により前記コリントランスポーターのmRNAの発現を阻害するsiRNAが好ましい。前記コリントランスポーターは、例えば、CTL1、CTL2、CTL3、CTL4、CTL5等があげられる。 (もっと読む)


【課題】
神経細胞の機能障害又は細胞死を抑制する活性がヒューマニンよりも強い、内因性ヒューマニン受容体アゴニストを提供すること。
【解決手段】
式(I):
TGKNLSEAGLRKLI(S又はG)EVDSDGD(アミノ酸一文字表記)(I)
からなるアミノ酸配列を有する、神経細胞の機能障害又は細胞死を抑制する活性を有するペプチド、又は、式(I)からなるアミノ酸配列を含み、神経細胞の機能障害又は細胞死を抑制する活性を有するポリペプチド等を有効成分として含む、医薬組成物。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、特定の糖鎖構造を有する糖タンパク質を免疫学的に検出することにより癌を検出する方法である。
【解決手段】当該課題は、生体由来の試料と抗シアリルTn抗体及び抗MUC1抗体とを接触させることにより、前記抗体がともにシアリルTnを有するMUC1糖タンパク質を特異的に検出する手段により解決することができる。 (もっと読む)


【課題】固形癌、特に乳癌の初期ステージまたは再発の診断に有用な、癌幹細胞マーカー遺伝子、かかるマーカー遺伝子を利用した固形癌の初発または再発の診断ツールの提供、ならびにかかるマーカー遺伝子を分子標的とし、癌幹細胞を標的とした固形癌の初発または再発の予防または治療薬の提供。
【解決手段】固形癌の初発または再発を予測するための試験方法であって、被験対象から採取した生体試料における固形癌幹細胞マーカー遺伝子の発現レベルを、当該遺伝子の転写産物または翻訳産物を対象として測定する工程を含む方法、ならびに固形癌幹細胞マーカー遺伝子の発現または活性を抑制し得る物質を含む、固形癌の初発または再発の予防または治療剤。固形癌幹細胞マーカー遺伝子は、明細書中に定義した通りである。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、多量の水分を含む標本中に低密度で分布する標的生細胞または細胞内構造物(標的部位)を標本から正確に単離し、かつこの単離された標的部位のみを正確に採取する技術を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、標的生細胞または細胞内構造物を含む標本を作製する工程と、前記標本に液透過性を付与し、前記標本内の含水量を制御する工程と、前記標本に対してレーザーを照射し、前記標的生細胞または細胞内構造物を前記標本から切り離す工程と、を含む、標的生細胞または細胞内構造物の単離方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】エンベロープを有するウィルスに対して有効であり、かつ細胞毒性の少ない抗ウィルス剤を提供する。
【解決手段】抗ウィルス活性を有するフェノキサジン誘導体のうち、下記式1


で表される3−アミノフェノキサジン−2−オン誘導体又はその薬理学的に許容される塩若しくはエステルを有効成分として含有し、エンベロープを有するウィルスに対して有効である抗ウィルス剤。 (もっと読む)


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