説明

ダブル・スコープ 株式会社により出願された特許

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【課題】優れた電気的性能と優れた機械的強度を同時に実現することができ、更には両側の表面層が同じ気孔特性を有する多孔性膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】多孔性膜は、重量平均分子量が300,000以上500,000未満であるポリエチレン樹脂からなり、微細気孔が多層構造に配向されていて、内部層には両側の表面層に比べて相対的に大きさが大きい気孔が分布されており、両側の表面層が同じ気孔特性を有している。多孔性膜の製造方法は、液相パラフィン系ワックスと固相パラフィン系ワックスとの混合物を得る工程、ワックス混合物をポリエチレン樹脂に添加する工程、有機溶媒に浸漬しワックス混合物を抽出する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】微多孔性ポリオレフィン系隔膜の製造方法において、疎水基及び親水基を有するシリコン化合物を気孔形成添加物として使用することにより、微細気孔の大きさを容易に制御でき、通気性と直接関連のあるオープンセルの割合を高く分布させる方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る微多孔性ポリオレフィン系隔膜の製造方法は、溶融指数0.01乃至0.5のポリエチレン混合樹脂に疎水基及び親水基を有するシリコン化合物をポリエチレン混合樹脂に対して20重量%から80重量%混合する段階と、混合物を押出用スクリュー内に混入して200℃乃至270℃の温度で溶融させた後、Tダイ及びキャストロールを通過させて厚さ300μm乃至600μmであるシートを形成する段階と、シートを縦軸及び横軸方向にそれぞれ4倍乃至7倍延伸させて厚さ10μm乃至25μmのフィルムを製造する段階と、フィルムからシリコン化合物を取り除く段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】負極周辺に樹状突起が形成されることを抑止して究極的に2次電池の充電及び放電効率を改善すると共に、電池寿命を向上できる新たな構造の微多孔性ポリオレフィン系隔膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る2次電池用微多孔性ポリオレフィン系隔膜は、負極側表面層には寸法80nm〜2μmの気孔が90〜97%分布されており、正極側表面層には寸法30nm〜1μmの気孔が90〜97%分布されている。 (もっと読む)


【課題】2次電池用ポリオレフィン系隔離膜の内部に微細な気孔が一様に分布されていることから、気孔特性と延伸特性に優れているほか、機械的な特性、熱的な特性、電気的な特性などが極めて良好であり、究極的には次世代高容量及び薄型の2次電池用隔離膜として用いて好適な微多孔性ポリオレフィン系隔離膜及びその製造方法を提供する3次元延伸特性を有する微多孔性ポリオレフィン隔離膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】高性能2次電池に用いられる隔離膜において、溶融指数(Melt Index)が0.01以上、0.5以下のポリオレフィン系混合樹脂よりなり、厚さが6μm以上、10μm以下、気孔率が50%以上、80%以下であり、その製造過程でシート内部の微細気孔が厚さ方向と縦軸及び横軸方向に3次元延伸されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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