説明

WPCコーポレーション株式会社により出願された特許

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【課題】サイディングボード等の膨張による寸法変化を吸収できるパネル用の固定金具を提供する。
【解決手段】金属板の対向する二辺1a,1b間に規定した中間線Cに対し紙面下側の部分に櫛形にスリットSh,SV1〜SV4を形成し,板バネ状の帯板41〜43を形成する。この帯板41〜43を中間線Cと折曲線Fとで折り曲げて,各帯板41〜43に固定片41a〜43aと係止片41b〜43bをそれぞれ形成し,これによりサイディングボード50の固定端52a,52bを係止可能とする。そして,中央の帯板41に設けた固定片41aの傾斜角θ1と,左右の固定片42a,43aの傾斜角θ2を異なる角度に設定することで,膨張によるサイディングボードの寸法増に伴い帯板41〜43が弾性変形できるようにした。 (もっと読む)


【課題】高充填率で木粉を充填した合成木材に対し臭素−アンチモン系難燃剤を機械的物性や耐候性を低下させない範囲で添加しつつ,必要な難燃性を得る。
【解決手段】熱可塑性樹脂と木粉により構成され,前記木粉を30〜70mass%含有する主材と,臭素及びアンチモンを含む難燃剤と,トリアジン構造を有する炭化水素基を側鎖に有する含窒素化合物を含み,前記難燃剤中の臭素(Br)及びアンチモン(Sb)分が全体量に対し5.5〜9.5mass%の範囲と成るよう前記難燃剤を添加すると共に,前記含窒素化合物の添加量を全体量に対し0.25〜2.0mass%の範囲とする。これにより,合成木材の機械物性及び耐候性を損なうことなく,高い難燃性が得られた。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂と木粉とを主原料とする押出成形用の複合ペレットにおいて,粒径の変化等に拘わらず安定量のペレットを押出機に供給すると共に,押出機のスクリュに対する導入を円滑に行う。
【解決手段】熱可塑性樹脂と木粉を主成分とする押出成形用の複合ペレットと,カルシウム(Ca),マグネシウム(Mg)又は亜鉛(Zn)の金属を含む12ヒドロキシステアリン酸金属塩を共に攪拌する等して,前記複合ペレットの外周に,ペレット100mass%に対し0.03〜0.4mass%,好ましくは0.05〜0.3mass%の割合で12ヒドロキシステアリン酸金属塩を付着させ,このようにして処理されたペレットを押出成形装置による押出成形に使用する。 (もっと読む)


【課題】ペレット間に融着がなく,形状,寸法及び密度等のバラツキの無い押出成形用の複合ペレットを提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂と木粉を含む原料を押出機42により溶融混練して得た溶融材料を,前記押出機42の先端に取り付けたダイノズル43に設けたノズル孔43aを介してストランド状に押し出すと共に,前記溶融材料のストランドを所定の長さに毎に切断してペレットを形成する。この時,ダイノズル43に設けた各ノズル孔43a内における溶融材料の流速を表す線速度υdが,12〜50cm/secの範囲となるように,押出機42の押出量Q,各ノズル孔43aの直径D及び前記ノズル孔43aの数nを調整する。 (もっと読む)


【課題】建築廃材として回収された廃棄プラスチックより,合成木材の強度を改善し得る添加材を得る。
【解決手段】建築廃材として回収され,少なくとも一部にPETによる構成部分を含むと共に,複数種類の成形品が混在した廃棄プラスチックを,破砕工程(工程1)で太さ8〜50μm,長さ1〜30mmの繊維状破砕物とし,これを湿式比重選別にかけて夾雑物を除去し(工程4),乾燥する(工程5)。乾燥後の繊維状破砕物は,必要に応じて更に衝撃摩砕力を付加して夾雑物を除去する乾式洗浄(工程6)を行う。これによりPETの含有量が15〜30wt%,好ましくは20wt%であり,且つ,灰分が10〜15wt%の添加材(繊維状破砕物)を得,これをPETの溶融温度未満の溶融温度の熱可塑性樹脂に,木粉と共に添加してPETの溶融温度未満の温度で合成木材を形成すると,強度の改善された合成木材が得られる。 (もっと読む)


【課題】反りや歪み等の変形を生じさせることなく,強度に優れた成形体を生産性を低下させることなく製造する押出成形装置を提供する。
【解決手段】スクリュ式の押出機12により押し出された成形生地25aを冷却固化して成形する成形ダイ30間に,押出ダイ20を配置し,この押出ダイ20で押出機12によって押し出された前記成形生地25aの溶融状態を維持しながら前記成形ダイに導入する。押出ダイ20内に形成された空間21内には,成形生地に流動抵抗を与える抵抗体26を配置し,該抵抗体26の外周と前記押出ダイ内周間の間隔を前記成形生地の流路21aと成すと共に,前記抵抗体26の前記押出機12側の端部に,前記成形生地25aの押出方向に対して直交方向を成す端面261aを設け,押出ダイ20内を流れる成形生地を前記端面と衝突させて攪拌し,これにより成形生地の流れを成形ダイに導入する前に均一化する。 (もっと読む)


【課題】高品質な木質発泡成形体を得ることのできる押出発泡成形用の成形材料を得ることにより,欠陥のない高品質な木質発泡成形体を効率的に生産する。
【解決手段】木粉と熱可塑性樹脂を主成分とし,分子量が300〜1000g/molのアルカンを1〜5wt%含む構成材料を,各構成成分が均一に分散された状態となるまで溶融混練した後に所定の粒径に造粒したペレットとして形成された成形材料を得る。次いで,この成形材料を発泡剤と共に押出成形装置によって所定の形状に押出成形して木質発泡成形体を得る。押出成形に際し,押出機12より押し出された成形生地25aを加圧された状態を維持しながら成形ダイ30の成形室31内に導入し,該成形ダイ30の成形室31に対する導入時に前記成形生地25aの圧力を開放して成形生地25aの発泡を生じさせることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】床板の幅方向,長さ方向いずれの方向における膨張等による変形によっても破損等することなく,強固に床板を固定する。
【解決手段】側面にスリット41が連続して形成された床板4を対象とし,隣接する床板4のスリット41に挿入され,2つのスリット41間に架設される架設片3と,前記架設片3の裏面32より直交方向に突設された中間片2とを可撓性を有する合成樹脂材料により一体的に形成し,前記架設片3の中央に該架設片3を肉厚方向に貫通する孔31を設けると共に,前記孔31の形成位置における前記架設片3の裏面32から中間片2の端縁迄の長さHを,固定する床板4の裏面42からスリット41の裏面側内壁41a迄の長さhに対して短くする。 (もっと読む)


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